【最終報告】コロナSOS基金・御礼と活動報告のお知らせ

コロナSOS基金運営事務局です。
北日本では豪雪が続いておりますが、少しずつ、春の足音が聞こえてくる日々の中で、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
2021年初、「第3波」と呼ばれるコロナ感染の拡大の中で、「医療・介護従事者」「生活困窮者」「子育て困難家庭」などのいのちとこころを守る社会的支援活動へ助成するため、2021年1月6日(水)~3月26日(金)23時までクラウドファンディングサービスを活用し皆様からのご寄付を募らせていただきました。
そして2,415名の皆様から総額で81,797,392円のご寄付をいただき、34団体の団体へ助成を行わせていただきました。
このたび、助成させていただいた団体の活動が終了したことから、終了報告を差し上げることにいたしました。
いまだ第6波の感染の影響は社会的に広がっています。困窮者などの支援を行う団体は「いつまで続くか」という気持ちを抱えながらも、目の前の悩みを抱える人の助けになろうと活動を続けています。そんな第一線で取り組む人たちにとって、みなさまの暖かなご支援、そして応援メッセージは力となりました。

諮問委員をお願いした、「有志の会 感染症専門家チーム」の座長を務めた、小坂健さん(東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野教授)の助成採択団体の決定時のお礼のメッセージを抜粋させていただきます。
先日、現場の保健師さんからの戦場のメッセをいただきました。多忙のため食事も満足に摂れない、その厳しい環境のなか差別をうけながらも、社会が少しでも前に向けて復帰できるよう寄り添っていくその姿に一人涙を流しました。
こうやって名も知られず、日夜戦っている方への支援者支援ということもこの基金で認識され、保健師さんたちへのホットラインなどにも支援できたことも良かったことです。世の中にはこれだけ素晴らしいことをやっている人がこんなにいるんだと、申請書を読みながら、すべての組織や団体に支援できないもどかしさも感じました。
まだまだ、しばらくは厳しい状況が続くでしょう、社会から取り残される人々はもっと増えてしまうかもしれません。でもこのような支援をしていただいた方々含めたネットワークがこれからの社会を変えていくきっかけになるように思っています。(小坂健 東北大学大学院歯学研究科国際歯科保健学分野教授)
上記のメッセージは2021年4月のものですが、およそ1年が経過した2022年2月現在においても医療現場、保健所など行政現場、そして民間の支援現場で取り組む人たちひとりひとりの懸命な活動は続いています。
いま悩みを抱える人を「支える人を支える」プロジェクトにご参加くださった皆様へ、事務局より心からの御礼と申し上げます。本当に、ありがとうございました。
以下に助成を行った団体と、活動報告書のURLを記載します。もしよかったらお目通しくださいませ。
助成採択団体一覧(順不同)
助成団体からの最終報告
助成団体からの最終報告書は、下記の新着情報にて公開しております。
よかったらご一読くださいませ