
寄付総額
目標金額 5,000,000円
- 寄付者
- 329人
- 募集終了日
- 2022年12月23日
【今日は渋沢栄一翁の命日です】渋沢栄一と黒須銀行
今日、11月11日は渋沢栄一の命日「青淵忌」です。
「日本実業界の父」と呼ばれ、もうすぐ新しい一万円札の顔となる渋沢栄一。
彼は今から91年前の今日、91歳でこの世を去りました。
(国立国会図書館ウェブサイトより)
栄一は、日本全国で会社の設立や文化事業推進のために力をかしました。黒須銀行が設立された時には、銀行創設者の繁田満義(はんだ まんぎ)にアドバイスを授け、銀行の顧問も務めています。
今回は、渋沢栄一と黒須銀行との関わりについて、紹介します。
<銀行創設者 繁田満義>
現在、旧黒須銀行の前には国道299号が通っています。今も車の往来が絶えないこの道は、江戸時代には「日光脇往還」と呼ばれ、八王子から日光へと向かう主要道でした。埼玉県北部から八王子方面へと向かう際のメインルートでもあり、栄一も江戸時代の頃、藍玉などの家業の関係で往来していたと考えられます。また、銀行の北側にある市道は、かつての「秩父甲州往還」であり、銀行のある場所は複数の道路がクロスする場所でした。
その黒須の地で、村のとりまとめ役を代々つとめたのが繁田家です。栄一は江戸時代後期からこのあたりを訪れており、幕末から明治初期にかけて繁田家の当主であった満義と親交がありました。
満義は「毎日勤勉に働き、働いて得た利益は大切に貯蓄し、まわりに困った人が居たらそれを分け与えて助け合おう」という「道徳」の考え方を強く持っていました。
そして、その考え方を村の人たちにも共有してもらい、地元の経済と人々の生活を豊かにしたいという思いから、みんなで貯蓄をし、産業をおこす基礎をつくるための組合を設立します。
組合設立後、満義は周囲の人々を猛烈に勧誘しました。その熱意を受けて、村人たちも自分が働いて得たお金を少しずつ貯蓄に回し累計金額が増えていったのです。
なんだか、今のクラウドファンディングの様子と似ていますね。
(現在の3,000円程度)
<渋沢栄一のアドバイス>
みんなが貯蓄したお金がまとまった金額になった頃、それを元手に新しく銀行をつくろうという話が持ち上がります。黒須周辺には既にいくつかの銀行があり、いまさら黒須に銀行を開いても経営が成り立たないのでは?という意見もありました。
そんなとき、たまたま栄一が繁田家を訪れます。
満義から話を聞いた栄一は、資本金の小さい貯蓄専門の銀行では将来経営が成り立たなくなってしまうから、もっと資本金を増やして普通銀行として会社を設立した方が良いとアドバイスします。
そして、そういう銀行が設立されるならば、自分が顧問を引き受けると約束してくれたのです。
ちなみにこの時、栄一は、幕末の飯能戦争で亡くなった見立養子の渋沢平九郎に関わりのある地を巡る途中でした。平九郎は栄一の師であった尾高淳忠の弟で、飯能戦争では幕府方として戦い、最後は自ら命を絶ちました。最近では「幕末のイケメン」の1人としても話題です。
平九郎が戦死していなければ、栄一が繁田家をたまたま訪れる事も無く、黒須銀行も違った形で設立されていたかもしれません。
(国立国会図書館ウェブサイトより)
<黒須銀行設立>
その後、満義たちは資本金をさらに増やす努力をし、明治33年、黒須銀行が設立されます。その最初の社屋は元からあった茅葺の建物を借りたものでした。
満義は「こんな建物で大丈夫だろうか」と思い悩みます。しかし、栄一の師 尾高淳忠から、見た目を心配せずとも「誠実に事を運んでさえいけば成功に疑いは無い」と励まされた事もあって、堅実でお客様を大切にする経営を続けました。銀行の経営は軌道に乗り、順調に成長していきます。
そして明治42年、ようやく新しい社屋を造る事が実現しました。
建物は黒漆喰塗の土蔵造りで、華やかな装飾はあまり見られませんが、お客様や行員さんが過ごしやすい空間をつくるため、通風・採光を意識してガラス窓を多用するなど、人のための気配りが加えられた建物でした。
これが、今も残る「旧黒須銀行」の建物なのです。
<銀行の経営と道徳の精神>
銀行に新しい社屋が建った頃、黒須銀行は人々からこう呼ばれるようになります。
「道徳銀行」
銀行の資本が庶民の小さな貯蓄の積み重ねを基にしていること、利益の中から公共事業などへ寄付をするなど道徳的な運用をしていることなどが世間から評価された結果でした。
渋沢栄一は、世の中を良くするためには、目先の利益だけではなく、道徳と経済が合わさって動いていかなくてはならないという考え方を強く主張していました。道徳と経済の両方を成り立たせる黒須銀行の存在は、彼にとって喜ばしいものだったのでしょう。
大正2年(1913)、栄一は「道徳銀行」と書いた扁額を繁田家へと贈ります。
「道徳」の大切さを説き、たくさんの「銀行」の経営に関わった栄一ですが、意外にも、この2つの言葉を記した扁額は珍しいようです。
いまは、黒須銀行の後身である埼玉りそな銀行で大切に保存されているこの扁額には、たくさんの人たちが関わって生まれた「道徳の結晶」に対する渋沢栄一の思いがこもっているのではないでしょうか。
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