「ブタ→人」移植可能に 膵臓の細胞を糖尿病患者に

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000075801.html

 

以前、テレビで取り上げていただいたものが、非常に良く今回のプロジェクトの概要をまとめてくださっていますので紹介いたします。

 

 

<患者のインスリン補充の様子>

動画の中で患者さんがインスリン注射によってインスリンを補充している様子だったり、注射以外のインスリン補充法であるインスリンポンプの映像が紹介されていたりします。

患者の生活の一部が伝われば幸いです。

 

 

<ブタの細胞を体内に入れることに対する患者の反応について>

READYFORのスタッフからも質問があった項目ですが、最初は批判ばかりが集まるのではと不安な気持ちでいました。

しかし、もともとインスリン注射もブタのインスリンから始まったこともあり、ブタの細胞を体内に入れることに肯定的な意見も聞いています。

望む方が「バイオ人工膵島移植」を選べる環境を、今回の「医療用ブタの確保に向けた豚舎整備」をきっかけに整えていきたいです。

 

 

<動画に出てくるブタは医療用ブタ?>

動画に出てくる医療用ブタはSPFブタと言って、残念ながら臨床に応用できるグレードの医療用ブタではありません。

私たちは、今回の資金で国内にあるSPFブタを育てる施設にオペ室や無菌の隔離飼育室を整備することで、DPFブタと呼ばれる臨床に使えるグレードのブタを作製することを目標としています。

 

 

<バイオ人工膵島移植は根治に向けた1つの希望>

将来的には、移植するものがブタの体内に作ったヒトiPS細胞だったり、iPSバンクから購入した他人のiPS細胞だったりと変化していくと思いますが、今回のバイオ人工膵島移植で培われる経験や技術が生きてくると期待しています。

 

 

<より良い移植成果に向けて>

今年、動画に出てくる国立国際医療研究センターと、福岡大学のバイオ人工膵島を研究するチームに、私たち日本IDDMネットワークは研究助成を行いました。

これは医療用ブタが確保できてから、移植成果向上に向けて基礎研究を進めていくのではなく、ソフトもハードの面も平行して進めていくためです。

動画で言われていた3年後の臨床応用に向けて、今回の豚舎整備は欠かせませんので引き続きのご支援ならびに情報拡散へのご協力をお願いいたします。

 

 

認定特定非営利活動法人 日本IDDMネットワーク

専務理事 大村詠一

 

 

 

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