プロジェクト終了報告
特定非営利活動法人 日本聴覚障がい者ラグビーフットボール連盟 理事長の日野敦博と申します。
約2週間という短い期間で行っておりました、
「ラグビーを通して、聞こえない子どもに困難を乗り越える力を」の
クラウドファンディングは、沢山の方々のご協力を頂きまして、無事「
期間を終えることが出来ました。
皆様の温かいご支援を本当にありがとうございます。
心から感謝しております。
私、日野と大塚氏は、7月4日~10日にガーナへ行き、
ガーナの聾学校訪問して、聞こえない子ども達と一緒にタグラグビー交流を、
Kumasiにある、デフラグビークラブへ訪問し、聞こえない大人方々と
ラグビー交流してきました。
※本当は2つの聾学校へ訪問する予定でしたが、借りた車が途中に故障した為、
1つの聾学校しか訪問できず、申し訳ございませんでした。
皆様からご支援を頂きまして、購入いたしましたタグラグビーセット、
1セット目は、訪問したろう学校に手渡しました。
残りの11セットは、ガーナデフラグビーユニオンの代表者に渡し、
後日にそれぞれのろう学校へ持っていくことになりました。
※タグラグビーのルールのテキスト(英語版)も配布し、
もし分からない所があったら、メールでのやりとり、そして動画を送るなどで
ガーナとのよりコミュニケーションをとるように配慮いたしました。
【収支報告】
タグラグビーセットx12セット
1セット内訳
ボール5個、タグセット(赤・青・黄・緑)40セット、マーカー、バッグ、空気入れ
デフラグビークラブへの贈り物
内訳:ボール2個、空気入れ、マーカー
上記の用具関連の費用:645,300円
振込手数料:540円
受託荷物追加費 66,000円
クラウドファンディング手数料(税込) 262,450円
その他の残金は、黄熱予防接種費用、各予防接種費用(破傷風、腸チフス等)、マラリア予防薬の購入費用、ガーナ滞在でのレンタカー代(当初はKumasiまでは高速バスを予定していましたが、皆様のおかげでレンタカーを借りて、盗難の心配なく移動できました)に使用させて頂きました。
ありがとうございました。
お約束しているリターンについて、
現在、準備をしておりまして、8月中に皆様のところに送りいたします。
聞こえない子供たちの笑顔はいつまでも続いて欲しいと願って
写真を見るだけでは、健聴者と聴覚障がい者との区別ができません。
ガーナの聴覚障がい者方々は、補聴器などの機器の支給がなく、また高額である為に
購入できない現状にて、音や声が聞こえません。
社会にでると、聴覚障がい者を雇用してくれる企業がほとんどなく、
車の免許取得する事も困難であるとガーナ人から聞きました。
“困難を乗り越える力”は簡単なものではない。
失敗してもいいから、乗り越えようとする気持ちを持って欲しいと。
今後も定期的に交流できればと思っております。
また、ガーナに限らず、途上国にも活動を広げたく思っております。
改めて、この度は温かいご支援、ご協力を頂きまして、本当にありがとうございました。
今後とも、私たち聴覚障がい者ラグビーを応援してくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。