サバイディー、ラオスから看護師の平山亮子です。

前回に引き続き、甲状腺腫瘍のお話しです。

 

前回のお話し_________

その1 >「甲状腺腫瘍ってナニ?」

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さて。何で、ラオスの山間部に住む人たちに甲状腺腫瘍が多いのでしょうか。

 

診察に訪れる、甲状腺腫瘍の患者さんたち

 

いろんな説がありますが、甲状腺のホルモンを作るのに必要なヨウ素が不足しているというのも原因の一つと言われています。

 

ヨウ素は昆布などの海藻類に比較的多く含まれます。

海のない内陸国のラオスでは、ヨウ素不足を改善するために、ヨウ素が添付された塩を使います。ただ、山に住む人々は自分たちで塩を作ります。ヨウ素が添付されていません。

 

ラオス国内の塩精製工場

 

そして、何より、ラオスで甲状腺治療が行える病院はかなり少ないです。

 

治療には薬を飲むか、手術をして取り除くか、患者さんによって方法は変わりますが、どの患者さんもまずは薬を飲んでもらいます。

ジャパンハートではこの薬を無料で配布しますが、現地の薬を患者さんが買う場合、それはとても高価で、貧しい人々はなかなか継続して飲むことができません。

 

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