行き場のない高齢犬が「生まれてきてよかった!」と思える施設に!
行き場のない高齢犬が「生まれてきてよかった!」と思える施設に!

支援総額

7,752,000

目標金額 5,000,000円

支援者
376人
募集終了日
2021年12月25日

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2025年08月05日 21:00

早速のご支援ありがとうございます!シニアドッグ・サポーターでまた1頭幸せに!

※現在、クラウドファンディング実施中のため、活動報告を転載いたします。

 

 

「高齢犬も高齢者も排除せず、人と犬が共に幸せに生きられる未来を作る」クラウドファンディングをがスタートしました!

 

たくさんの方にご支援いただきましてありがとうございます!!

 

そして嬉しいことに、11歳と高齢のチワワのBARU(バル)が、シニアドッグ・サポーター制度で、新しい里親さんの元へ巣立ちました。

 

僕たちの活動と、シニアドッグ・サポーター制度のご紹介も含め、本事例を紹介させてください!!

 

 

一日中サークルで暮らし、
体の異常も放置されたバル

バルはもともと、男性とその当時の交際相手と暮らしているときに飼った子だそうですが、男性はその女性と別れ、新しい女性と結婚したときに一緒に連れて行ったそうです。

 

1000016432 - コピー.jpg

 

しかし、妻となる女性には幼い子どもがおり、バルがおしっこの失敗をするからとサークルに閉じ込める時間が増えるようになったそうです。

 

ここに連れてこられたときには、皮膚炎も問題でしたが、後ろ脚がびっこを引き、すぐに足を上げてしまうような状態で、そちらの方が問題のように思えました。

image.png
右後ろ脚をすぐに上げてしまう状態でした

 

病院で診察してもらうと、案の定パテラ(膝蓋骨脱臼)のグレード4。

ひざのお皿が外れてしまうパテラですが、グレード4まで行ってしまうと、痛みを通り越し何も感じなくなるかわりに、手術しても治らない状態になります

 

つまり、元気に走りまわるといったことができないのです。

 

誰にでも譲渡でない子だった

当団体は、一般の方からの保護がほとんどですが、愛情を持たない飼い主からには、「犬を飼う資格はない」とハッキリ伝え、すぐ引き取っています

 

皮膚炎は投薬治療と薬用シャンプーで改善して行きましたが、パテラがある以上、どうしても「高齢犬だけど、一緒に散歩を楽しめる」という生活はあまり望めません

 

高齢犬と高齢者をマッチングさせる「シニアドッグ・サポーター制度」で里親になる方は、「一緒に散歩をする」という喜びを求める方も少なくありません。

 

実際、高齢犬でも一日何回も散歩するという子も多く、そういう子は里親さんとご縁が結ばれやすいです。

 

しかし、多少は歩けるものの、バルはそれができません。

ただバルは、人が好きで甘えん坊で、これまでの経緯を考え、わんちゃんに愛情があり、これまでのように、人間の都合で閉じ込めたりせず、バルの状態に合わせて見守ってくれる、愛情深いシニアの方にお願いするのが最適だと思いました。

 

そこで白羽の矢が立ったのが、以前、多頭飼育崩壊で保護した同じくチワワのランと、その子ビオラの里親さんになってくださった方です。

 

子ども食堂など、地域の行事ごとでいつもお力添えをいただく間柄で、誰かのための行動が出来る愛情深い方です。

 

 

保護したその日に出産。
生まれたのは心臓が止まった子

チワワのランは、猫24頭、犬10頭という、一般家庭での多頭飼育崩壊の案件で、猫ボランティア団体さんからの相談で保護した子です。

 

保護しに行き、ランを抱いた瞬間、妊娠、しかも今にも生まれそうなくらいの状態でした。

しかし、去勢避妊もしていないような飼い主ですから、妊娠していたことすら気付いていません。

 

その夜、ランは産気づき、3頭の子を産みます。

 

しかし、最後に生まれたビオラはとても小さい未熟児で、心臓が2回も止まり、心臓マッサージをすることで生命をつなぎとめることができました

DSC09935.JPG
ランと3頭の子

その未熟児の子はビオラと命名し、すくすくと成長してからランと一緒に里親さんの元に。

 

里親さんはDOG DUCAのご近所ということもあり、定期的にシャンプーに来て幸せな顔を見せてくれていましたが、2023年の11月にランは虹の橋を渡ってしまいました。

 

 

高齢者だからこそ、
愛情をかけてあげられる

ビオラも今ではすっかり大きくなり、もう7歳。

 

里親さんも娘さん夫婦が実家に戻ってきて、二世帯住宅に改築しました。

 

里親さんに万が一のことがあっても、普段からビオラと接している娘さん家族もいます。

 

なにより、それまでランとビオラに一生懸命愛情を注いでいるのを見てきているので、この方々なら安心だ、と思い、バルを託すことにしました。

 

83476 - コピー.jpg
ステキなご家族とめぐりあえてよかったね!

 

83480 - コピー.jpg
バルとビオラ

 

日本の保護活動の
“最前線”で起きていること

バルが当施設に来たのは昨年の12月。

 

皮膚病の治療で、譲渡できるようになったのは半年以上が経過した後でした。それでも短い方です。

 

このように、「高齢犬と高齢者をマッチングする」素晴らしい取り組みとメディアで紹介される【シニアドッグ・サポーター制度】ではありますが、バルのように、譲渡できるようになるまで時間がかかることも少なくありません

 

とくに、今は飼い主による終生飼養が義務化された影響か、かなりひどい状態になるまで飼い殺し状態にしておく飼い主が多い気がします。高齢者と暮らしていた犬は、その傾向が特に強いです。

 

 

となると、バルのように本来必要であるケアができないまま放置される子が生まれます。

 

そういう子は、ますます譲渡先がなくなっていくのです。

 

殺処分ゼロが浸透してきた反面、今はどの団体も、高齢者と暮らしていた保護犬が多数を占めるようになって来ました。このままでは、日本の保護活動は破綻してしまうかもしれません。

 

 

本プロジェクトは、

 

ただただ、シニアドッグ・サポーター制度という“素晴らしい取り組み”を日本全国の人に知ってほしい、広がってほしい、というだけでなく、本プロジェクトを通じて、今の保護活動の最前線では、こういうことが起きていることを知ってほしい、考えてほしい、という想いもあります。

 

どうか最後まで、応援よろしくお願いいたします。

 

※本記事は転載です。
現在、2025/9/26までREADYFORにてクラウドファンディングを実施中です。
目標達成に向け、ご支援よろしくお願いいたします。

リターン

3,000


お気持ちで応援|3千円

お気持ちで応援|3千円

一人でも多くの方に、この現状を知ってもらい、こういった活動を応援していただきたい!
SNSなどでシェアしていただけたら幸いです!

■リターン
・お礼メールを送らせていただきます

※手数料を除いた分が全額支援となります

申込数
134
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

10,000


みんなの応援|1万円

みんなの応援|1万円

どの子も選べない!という方向け。1~30口まで選べます。
DOG DUCAの保護犬たちは、一人にした方がいい状態の子をのぞき、基本フリーで一緒に過ごしています。

■リターン
・お礼メールを送らせていただきます

※手数料を除いた分が全額支援となります

申込数
302
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

3,000


お気持ちで応援|3千円

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■リターン
・お礼メールを送らせていただきます

※手数料を除いた分が全額支援となります

申込数
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制限なし
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10,000


みんなの応援|1万円

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どの子も選べない!という方向け。1~30口まで選べます。
DOG DUCAの保護犬たちは、一人にした方がいい状態の子をのぞき、基本フリーで一緒に過ごしています。

■リターン
・お礼メールを送らせていただきます

※手数料を除いた分が全額支援となります

申込数
302
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月
1 ~ 1/ 15


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