国立病院機構 宇都宮病院へ

今日は「国立病院機構（NHO）宇都宮病院」への訪問日でした。

毎月１回の訪問ですが会場になるホールにはセラピードッグたちの写真やカレンダーを飾ってくださり、患者の皆さんをはじめスタッフの皆さんも訪問をとても楽しみにしていてくださいます。

リハビリを中心とした長期の入院をされている患者さんの病棟を訪問していますが、院内では他の病棟にも来てほしいという声も多く、セラピードッグたちに会うためにわざわざ訪問先の病棟まで来てくださる患者さんもいらっしゃるようです。

まだまだ普及の進まない“アニマルセラピー”活動ですが、こうした公共の医療機関などでの導入が普及につながると考えています。宇都宮病院での活動は２年以上になりますが、もちろんその間に犬の原因による（感染症など）事故は一切起きていません。

セラピードッグは「介助犬」ではありません。盲導犬などのように法律で守られたり、公的な補助があることはなく、当会の活動のすべては会員さんをはじめとした多くの皆さんのご支援で運営されています。

私たちの活動は、今回のプロジェクトも含めて多くの人の『思い』のおかげで成立しています。本来ならばNPOとして運営していくべきプロジェクトですが、現在の私たちのチカラでは難しいことがたくさんあります。これから“アニマルセラピー”が医療行為として認知されることでセラピードッグやアニマルセラピーの活動が社会的に認められるようになり、もっと多くのみなさんに「犬の暖かさ」を知ってもらい、セラピードッグたちが普通に医療機関などで活躍できるようになることを目指しています。