9月10日阪神対中日戦。ナイターでしたが、無事観戦できました!ご主人は、10年前、お仕事中に高所から転落され、以降車椅子生活を送っておられます。奥様は、介護を覚えようとヘルパーの資格をとられました。いつもお二人の話題は、阪神。ご自宅には、阪神グッズがいっぱい。今回10年ぶりに甲子園に行くと断言されたご主人。実は、デイサービス以外はどこへも出かけておられなかったのでした。「これが、死に土産や」と言いながらも、当日、さあ行こうと思うと38.9度の熱。奥様が、「大丈夫、薬飲んでいったらいいから」とGOサイン。阪神ファンの熱気にいつの間にか熱もどこへやら。試合は、接戦で延長戦を迎える。なかなか決まらないいらだちと、なんと4時間半もの長時間にもかかわらず、結局、引き分け。ご自宅に着いたのは、夜中の12時半でした。翌日、奥様にお電話をした。「主人ね、実は泣いてたの」「うれしくってね」。坂を上った先に甲子園のグランドが目の前に広がって、思わず、感無量になられたのだそうだ。車椅子を押していたスタッフは気づいていなかったが、奥様は、真っ先に気が付いたらしい。「来年も行くって言ってるの」何よりも嬉しい言葉です。勝ったか負けたではなく、この方をここへお連れできたことが、私たちの喜びです。

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