超高齢化する「これから」を、多世代で話す場をつくりたい!

超高齢化する「これから」を、多世代で話す場をつくりたい!

支援総額

462,000

目標金額 400,000円

支援者
60人
募集終了日
2014年1月31日

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2014年01月20日 09:48

超高齢化とケアの問題②

 

福岡で開催された「ケアする人のケア」セミナー九州大会(2014.1.19)のレポート第2弾です!代表山内が特に注目した事例について、簡単なご報告をしたいと思います。

 


疑似家族・共暮らし・集団の力


たすけあい組合鼓楼」では、「ごはん」を巡って、とても豊かなやり取り(下準備、料理、食事など)があり、何でも「みんなでやる」ことを通じて、おせっかいにも似た支え合いが生まれているそうです。かつて拒食症だったおばあちゃん(鼓楼に来てから回復)が、新しくやってきた拒食症のおばあちゃんに、「どうして食べないの、美味しいのに」と、かつてヘルパーさんが自分にかけてくれていた言葉をかけている、というエピソードに、非常な感銘を受けました。そうやって、寄り添うようにして、暮らしていくことができるのです。




またNAGAYA TOWERは、9歳から93歳までの多世代に渡る38世帯が暮らす6階建ての住民参加型集合住宅。独身の方や子育て世代、高齢者、発達障害を抱えたお子さん、うつ傾向のあるお母さん、児童養護施設を退去した若者などなど、実に多様で多世代の人々が、お互いを支え合いながら生活していく場として作られたといいます。


発表されたお2人が、事務局長(「管理人」ではなく!)の堂島さんと、社会福祉士の北村さんというペアだったのも示唆的でした。不動産オーナーと社会福祉士がタッグを組んで「家と施設の中間のような場所」を作っていこうとしている。「多世代で話す場をつくる」本プロジェクトの理念に大いに共鳴する実践でもあり、ぜひ近いうちに見学に行ってみたいと思います!




「かあさんの家」の市原さん達の取組みは、出版もされているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。今日個人的に印象的だったエピソードをご紹介します。既に40名以上を看取ってきた「かあさんの家」では、「家族会」を開くと、集まられる半分以上の方が、かつてかあさんの家で看取った方を家族にもつ遺族なのだそうです。そんな遺族が、現在の入居者やその家族の相談に乗っている、そんな「ケアの連関」が生まれているのだ、と。そこには、「これから」のモデルを作っていく上でのヒントが満ちています。



             (最後には登壇者全員でのクロストークとなりました)


「これから」のロールモデル:つながり方の再発見


いずれの例でも、かつての長屋のような、疑似家族的な人々のつながりが、食卓に代表される日々の営みの中で、培われています。そしてそれは単なる懐古趣味ではなく、認知症をはじめ、様々な問題を抱えた人たちと一緒に暮らしていくモデルとして、単に福祉の事例には留まらない射程を持っているように思うのです。


例えば、民家を利用している「かあさんの家」の取組みは、昨今の不動産・建築業界で大きな話題となっているリノベーションに関心を持つ人も大きな関心を持つものでしょう。またシェアハウスやコレクティブハウスを巡る議論も、「たすけあい組織鼓楼」や「NAGAYA TOWER」のような取組みのうちに、「なぜ一緒に暮らすのか」というシェアの思想を深めていくことができるように思います。



以上、簡単ながらご報告でした。「超高齢化するこれから」に取り組んでいく上で、こうした先輩方の取組みには、大いに学ぶべきところがあると共に、力強く背中を押していただいている感じがいたします。頑張ります!


(ちなみにNAGAYA TOWERのお2人は、20代と30代の女子でした!若い世代が関わりつつ、これからをつくっていく動きが起きているのも、大きな励みになります!)

___________
 

私たちのプロジェクト「超高齢化する『これから』を、多世代で話す場をつくりたい!」は、現在【64%:258,00円】のご支援をいただいております。


もう一押し!(のコーナーにもいれていただきました!)ですので、ご支援をはじめ、周知・拡散のほど、ご協力どうぞよろしくお願いいたします!

___________

 

※※ご紹介※※

今回の「ケアする人のケアセミナー」をコーディネートされた工房まるの樋口さん、福岡でも有名な福祉作業所「工房まる」の代表の方です。「まる」も現在、Readyfor?のプロジェクトに取り組んでいて、僕たちも応援しています!(⇒こちらをクリック)


ぜひチェックしてみてください!!

 

リターン

3,000


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1)感謝の気持ちを込めて。素敵なサンクスレター
2)WEBページ、レポートへのお名前記載

支援者
33人
在庫数
制限なし

10,000


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1)感謝の気持ちを込めて。素敵なサンクスレター
2)WEBページ、レポートへのお名前記載
3)多世代で織りなす「これからのこと」。未来を予感させる充実の報告レポート(冊子)
4)ドネルモ山内プレゼンツ。福岡にいるから知ってる!福岡の美味しいもの

支援者
27人
在庫数
制限なし

30,000


alt

1)感謝の気持ちを込めて。素敵なサンクスレター
2)WEBページ、レポートへのお名前記載
3)多世代で織りなす「これからのこと」。未来を予感させる充実の報告レポート(冊子)
4)ドネルモ山内プレゼンツ。福岡にいるから知ってる!福岡の美味しいもの
5)ドネルモ超会議(活動報告パーティ・年1回開催)へのご招待(交通費支援者負担)

支援者
2人
在庫数
制限なし

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