プロジェクト終了のご報告
ご支援者の皆様
クラウドファンディング実行責任者の佐藤三奈実です。
この度は、「心を閉ざす障がい児に光を。週末学級ドリームクラスをベトナムに」にご支援頂きまして、誠にありがとうございます。
皆様から頂いたご支援を現地へと届けるべく、ベトナムに行ってまいりました。そして、これまで運営してきたドリームクラス1・2・3の子どもたちとご家族、また新たに開校するドリームクラス4・5に参加予定の子どもたちとご家族に会ってまいりました。
こちらにて、プロジェクト実施、及び終了のご報告をさせて頂きます!
2019年2月、現地でドリームクラス4・5の開校手続きをを行ってまいりました。
開校に必要な資金として皆様からのご支援を活用させて頂き、ベトナム・ビンディン省の赤十字に無事にお渡し致し致しました。
それらの資金は、開校にあたっての設備整備、子どもたちの制服・文房具・ノート・軽食代、そしてボランティアの先生方への謝礼金として今後1年間をかけて活用させて頂きます!また、継続してドリームクラス1・2・3の運営にも活用致します。
子どもたちの笑顔や、家族の「子供が楽しみにしているドリームクラスに通わせてあげたい」という想いを支えてくださっているのは、ひとえに皆様からのご支援のおかげでございます。
心から感謝申し上げます。ありがとうございます!
こちらは、2月にスタートしたドリームクラス4の様子でございます。
クレヨンやノートを使って子どもたちは夢中になって絵を書いたり、
お互いにちょっかいを出しながら楽しそうに教室で時間を過ごしておりました。
ボランティアの先生方も、平日の通常の学校のお仕事に加えて、
ローテーションで順番を回しながらドリームクラスに協力して頂いております。
先生方は、障がいについての専門知識はもちろん、障がいを持った子供達を担当したことがない中で、手探りで工夫しながらドリームクラスを作っていってくださっています。
また、今回の現地への渡航では、
子どもたちを学校に通わせているご家族とも沢山お話する機会を設けました。
そこでご家族から、「ドリームクラスをずっと続けてほしい」という切実な想いを沢山頂きました。
ご家族は、ドリームクラスに子どもたちを通わせる当初、「本当に学校に通えるのか・クラスに溶け込めるのか・仕事があるのに送り迎えは大変だ」等の不安や負担感をいだいておりました。
しかし、月日が流れるうちに、子どもたちがドリームクラスのある週末を心待ちにしている様子を目の当たりにし、子どもたちの変化と彼らの楽しみであることをご家族は喜ばしく感じてます!
障がいを持っているからと学校や友達、またご近所より遠い場所へと連れ出すことすら諦めていましたが、今ではご家族にとってもドリームクラスはなくてはならない存在へと変化していっているようです。
*兄弟も一緒にクラスに参加しております。
ドリームクラスは、入学はありますが卒業はありません。
それは、フーキャットの地には障がいをもった方の居場所は他にはなく、友と会える場所はドリームクラス以外には現時点ではないからです。
現地でも協力者が増えているなど、少しずつではありますが、輪は広がっていっております。
こうした輪を大切にしながら、私達は彼らが友達と会い、家族以外と関わる場所「子どもたちにとっての夢のような場所」を守り続けて行きます!
これからも私共の活動を見守ってくださいますと幸いでございます。
ドリームクラスはこれからも、子どもたちにとっての夢なような場所であり続けるため、成長を続けてまいります。
2019年5月吉日
慶應義塾大学 ヴ・レ・タオ・チ
慶應義塾大学 梅垣 理郎
ヴ・レ・タオ・チ研究会一同