私はフランスの作家ジードの名言に、すごく胸に響き大きな指針を見出しました。

 

「改革すべきは単に世界だけでなく、人間である。その新しい人間は、どこから現れるのか。それは外部からでは決してない。友よ。それを君自身のうちに見出すことを知れ。

しかも鉱石から純粋な金属をとるように、この待望の新しい人間に君みずからなろうとせよ。君からそれを得よ。各人は、驚くべき可能性を内蔵している。君の力と若さを信ぜよ。たえず言い続けることを忘れるな。(ぼくしだいでどうにもなるものだ。)と。」

 

ジードは、当時の社会で常識であったキリスト教的倫理観や世界観を鵜吞みにせずに、精神の自由を説き、当時のヨーロッパ社会で社会通念であった植民地支配に強い抗議をします。

また彼は自由なあり方をめぐり教会とも対立して、彼の本は教会の禁書になります。しかし彼の意見はだんだん社会に認められ、植民地国家の独立は実現していきます。

そして彼は第二次大戦後にノーベル文学賞を受賞します。

 

この彼のこの名言集はすごく響きました。

 

まるで哲学者のデカルトが、「我思うゆえに我あり。」と言った、「自らが合理的に考えて妥当と思ったこと以外は真とは認めない。」と近い様で、西洋の個人主義的な自由な精神の大切さを思いました。


 

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