プロジェクト目標達成のご報告とご支援への感謝
ご支援者の皆様へ
この度は「永寿総合病院を応援する会」のクラウドファンディングに全国の多くの皆様からご支援を賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症の院内感染拡大により約2ヶ月半にわたる厳しい戦いが終息し、5月26日から一部外来診療を再開、6月8日から新規入院の受け入れを再開しました。
再開後、絶対に院内感染を再発させないという全職員の決意の下、できる感染防止対策は全て採用しながら徐々に従来の全ての診療機能を回復させてまいりました。積み上げてきた感染防止対策により、院内での感染は 1 例も確認されておらず、安心して受診していただける体制を提供できるよう職員一人一人が心掛けております。
プロジェクト結果
2020年9月10日
当院OBの共同代表の医師の方々(あさくさ田原町内科クリニック 院長 阪口真之先生、上野なかのクリニック 院長 中野邦夫先生、医療法人社団KDE上野浅草通りクリニック 院長 鴫原寿一先生)が「永寿総合病院を応援する会」のクラウドファンディングを立ち上げて下さり、プロジェクトに共感いただいた多くの皆様から第二目標を上回る49,462,000円ものご支援をいただき、READYFOR様から入金されました。
2020年10月23日
新型コロナウイルス感染症と戦った全職員に対し、10月の給与にて一律5万円の手当てを無事支給することができました。
手当支給者内訳
2020年12月14日
ご支援いただいた皆様に領収書と認定書(写し)を送付致しました。
送付等の費用内訳
以下の「活動報告書」と「新型コロナウイルスの感染防止対策」を同梱致しました。
2020年12月29日
クラウドファンディングで3万円以上のご寄附をしていただいたご支援者様387名のうち、ホームページへのお名前の掲載を希望された259名様をアップロード致しました。
URL:http://www.eijuhp.com/news/20201229.html
現在、ホームページのリニューアルを計画しており、「永寿総合病院を応援する会」のページ作成を予定しております。リニューアル後、あらためてご案内致します。
2021年3月上旬予定
院内ポスターはステンレス製の芳銘板に変更して、待合ホールに設置致します。
クラウドファンディングで10万円以上のご寄附をしていただいたご支援者様85名のうち、
院内ポスターへのお名前の掲載を希望された63名を下記デザインで掲載致します。
3月上旬
現在、寄附芳銘板(一般寄附記銘板)を製作中で、完成後正面玄関脇に設置致します。
クラウドファンディングで50万円以上のご寄附をしていただいたご支援者様10名のうち、
記銘板へお名前の掲載を希望された8名のプレート(30㎜☓150㎜)を寄附芳銘板に掲示致します。
設置後あらためてご案内致します。
当院での感染防止対策
最初に新型コロナウイルス感染症が確認されてから約1年が経過しましたが、未だ全国の感染の流行は治まらずむしろ拡大しております。流行の長期化の中で、安全に診療を続けるために特に強化した感染防止対策をご紹介致します。
①外来患者数のコントロール(3密対策)
・1日平均 900 名の外来患者様を600 名まで予約数を制限
➁新たに採用した感染対策
・入館時のAI顔認証サーモ測定装置による自動検温
・飛沫感染防止のためアクリルパーテーションの設置とアルコール消毒の徹底
※日本経済新聞社の取材の際、アルコール消毒液の設置数量の多さに驚かれてました
➂診療・検査
・医師はマスクだけではなくフェイスシールドを装着して診察
・エアロゾル発生のリスクのある検査や治療には、防護服やN95マスク等を装着して対応
④全入院患者様へPCR検査の実施
・PCR検査装置2台導入し、最短75分で検査結果が出ます
➄感染病棟の整備
・陰圧化できる感染病棟を整備し、緊急入院時やコロナ陽性者様の陰性確認まで隔離
⑥紫外線照射ロボット (Light Strike)によるウイルス除去
・感染者が入院していた病室やウィルスの残留が疑われる場所に照射
当院の厳しい経験から感染防止対策を強化し、患者様が安全に安心して受診いただける医療体制の提供し、さらには他施設の感染防止対策の一 助になれば幸いです。