2021年を迎えて

2021年を迎え、新たな年の到来が世界中でこれほど待ち望まれたことはなかったのではないでしょうか。
 
2020年は、すべての人に前向きに希望を持ち続けること、自制すること、そして生き抜くことの大切さを教えてくれました。 これらはまさに、小児がんや重い病気と闘う子ども達そして、その家族が、長い入院生活を乗り切るために欠かすことのできないことなのです。私たちは、病気と果敢に闘う子ども達のように、より強く、賢明に、そして希望に満ちた2021年を迎えようとしています。
 
今、私たちの団体は、日本で初めて育成した2頭のファシリティドッグが本年から病院への常勤を始めることに期待を膨らませています。2頭が恙なく訓練を修了し、病院で出会うすべての人々の支えとなり、心の平安、喜びの種をもたらすことができるようになることを願っています。
 
2020年は、「ビーズ・オブ・カレッジ」プログラムの重要性が再認識された年でもありました。ビーズ・オブ・カレッジは病院内の医療スタッフによって行われていることから、新型コロナウイルス感染症の影響下においても、このプログラムを継続することができたからです。
 
2021年の年頭にあたり、これまでご支援をくださった皆様に心から感謝申し上げます。私どもの活動に期待を寄せてくださっている日本中の子ども達、そのご家族、医療スタッフの皆様に応えていくためにも、十分な資金を確保していくことが、これまで以上に重要となっています。

現在、実施しているクラウドファンディング・プロジェクトに対して、本日（1月1日）までに129名の皆様から、204万円のご支援をいただいておりますことに感謝申し上げます。いただいたご支援は、日本にいる病気と闘っている子ども達の生活をよりよくする力を秘めているのです。

引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

認定特定非営利活動法人　シャイン・オン・キッズ
　理事長
　　キンバリ・フォーサイス