支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 28人
- 募集終了日
- 2023年3月31日
フィンランドの新聞社Ilta-Sanomat掲載記事の振り返り
みなさんこんにちは!
テレビのニュースに続き、5月末にフィンランドで2番目に大きな新聞で取り上げていただいた記事についても振り返りたいと思います。
Ilta-Sanomatという新聞社に取り上げていただいた記事がこちらです。Puulelut rauhoittavat, ja japanilainen Kanako haluaa hyödyntää sitä lapsien kanssa - Perhe - Ilta-Sanomat (is.fi) タイトルは、「日本人の佳奈子さんは、『特別なトリックで娘を落ち着かせた』と言う - 今、彼女はフィンランドの子どもたちにも同じことを届けたいと考えている」です。イベント直前の限られた時間のなかで、私たちの思いや展望などをしっかり取材いただき、素晴らしい記事を書いていただけました。
内容について少し粗い翻訳になりますが、こちらにお届けしたいと思います!
「これらの木のおもちゃはインテリアデザインの要素としても機能するのではないか、というのが私の最初の印象でした。 そして次に、すぐに手に取って遊んでみたいと思いました。 大人の私もこれらのおもちゃで遊ぶための言い訳として子どもをを連れていなかったことが残念です。 さまざまな種類の木材を組み合わせた、なめらかな手触りの木のおもちゃに心が安らぎます。 そして良い香りもします。 例えば、大工さんになりきってずっと木の釘を打つ遊びを体験できます。」
「日本人の倉光佳奈子さんも4年前に同じことに気がつきました。 彼女は 4 歳の娘と一緒に、現在日本に 12 館ある体験型ミュージアムのおもちゃ美術館を訪れました。 - 当時、私は論文を書いていて、とても疲れていました。 その代わり、娘には元気が十分にありました。 プラスチックと電子玩具の時代に育った彼女は、それまであまり木のおもちゃを見たことはありませんでした。 しかし、彼女は本当に集中してリラックスしてスタッフの方と遊んだので、私の注意をあまり必要としませんでした。それは リラックスすることにもつながりました、と倉光さんは言います。 現在、彼女はトゥルク大学で教師として働いています。 その後、木のおもちゃの魔法はくすぶっていました。」
「フィンランドは森の国であるにもかかわらず、おもちゃ屋さんで買える木のおもちゃはそれほど多くありません。サステイナブルでエコな木のおもちゃは素晴らしいのですが、高価で大量生産はできません。 日本のおもちゃ美術館のような取り組みを、ここでもできたらいいなと思いました。子どもと一緒に来てもリラックスできる場所を作りたいと思いました。 子どもたちは木のおもちゃを見たり触ったり、匂いを嗅いだりすることができるので、木育にも重要な役割を果たします。」
「1 年少し前、倉光さんはこのプロジェクトに興味を持つ人を探し始めました。 彼女は、日本の花巻おもちゃ美物館で働いた経験があり、アアルト大学で木造建築を学んでいた高橋佳苗さんを見つけました。 その後、ビジュアルデザインや公共空間のデザイナーなどフィンランド人4人も加わりました。 ここからTouch wood のプロジェクトが誕生しました。 クラウドファンディングプロジェクトの助けを借りて、グループは日本のおもちゃ美術館のミュージアムショップから木のおもちゃを購入しました。 現在、フィンランド、日本、ハンガリー、タイ、ドイツ、チェコの木製おもちゃを豊富に取り揃えています。」
「私たちは木のおもちゃが単なる車や電車だった時代から遠く離れています。 これらのおもちゃはインタラクティブで革新的です。ひとりでに動くハリネズミやサンタクロース、転がりながら音楽を奏でる木のボール、スタンドから飛び上がる人形など、子どもの目を輝かせるものが何でもあります。 現在、倉光さんと高橋さんはポップアップイベントを企画し、プロジェクトの認知度を高めています。」
「反響は驚くほど好評です。 私たちはヘルシンキの図書館にいたのですが、子どもの親も図書館の司書の方々も私たちに戻ってくるように言いました。 大人も木のおもちゃで遊ぶのが大好きで、どこで買えるかよく尋ねてきます。 ワーキンググループの最終目標は、家族が無料または少額の入場料で木のおもちゃで遊べる常設スペースの場所と資金を見つけることです。 日本では、おもちゃ美術館は少し異なる資金調達モデルで実現されました。 倉光さんは、フィンランドでは大手スポンサーを巻き込むことも選択肢の一つだろうと語ります。」
「日本では小学校の廃校がこうした遊び場に転用されています。 おそらくここフィンランドでも解決策になるかもしれません。日本らしい文化が常設の遊び場に導入されています。 フィンランドでも同様にフィンランドの文化を伝えることが可能でしょう。 私が働いていた花巻おもちゃ美術館では、子供たちは木のブドウのおもちゃを摘むことができました。 たとえば、フィンランドではキノコやブルーベリーなどが考えられます。 遊び場は、たとえばフィンランドの木製サウナに似ているかもしれない、と高橋さんは構想しています。」
「木のおもちゃをより重要なターゲットグループ、つまり子どもたちに届ける時期が来ています。 なめらかな木の感触が肌に残ります。 この木には魔法が宿っているのかもしれないのですが、倉光さんはその説明を科学に求めています。 ある研究によると、皮膚の接触は人間にとって最も落ち着くものですが、木材は2番目です。 おそらくそれは、人々が野生の中で長く生きてきたからかもしれません。 木に触れることは少なくなってしまった現代ですが、木には心を落ち着かせる効果があります。 また、木のやさしい音はプラスチックよりも心地よいと倉光さんは言いました。」
新聞はネットで読む方が多いからか、こちらのIlta-Sanomatの記事にはコメント機能がついています。私たちの記事にも16件の読者の方からのコメントをいただき、自身の子ども時代の遊びと現代の遊びの違いを比べた感想や、プロジェクトへの期待などいろんな声を直接届けていただきました。記事の写真は、私たち自身が子どもみたいに遊んでいるところを撮っていただきました。私たちも遊び心を持ち続けて、木のおもちゃの魅力を伝えていけたらと思います。
リターン
3,000円+システム利用料
3千円コース【感謝のメール】
感謝のメッセージをフィンランドからメールでお届けします!
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
10,000円+システム利用料
1万円コース【紙のポストカード】
直筆の感謝のメッセージ書いた紙のポストカードをフィンランドからお送りします!
- 支援者
- 15人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
30,000円+システム利用料
3万円コース【木のポストカード】
直筆の感謝のメッセージ書いた木のポストカードをフィンランドからお送りします!
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
50,000円+システム利用料
5万円コース【木製組み立てオブジェのポストカード】
フィンランドのミニチュアドールハウス工房GEPETTO(ゲペット)さんの木製組み立てオブジェのポストカードをフィンランドからお送りします!
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月