Orthonyxie

爪のトラブルでよく見かけるのが、爪白癬（爪水虫）、巻き爪、陥入爪です。

この本の第5章には「Orthonyxie（爪矯正）」と言って、ドイツ国内で使用されている、爪矯正の歴史と、シュパンゲ（もしくはスパンゲワイヤーのこと）が、紹介されています。

 

21種類紹介されていて、それぞれの器具の紹介から、その器具の使い方、装着する時に使用する道具の紹介などが書かれています。

その他、装着における禁止事項、失敗の事例なども知ることができます。

 

「そこまで知る必要性があるのか？」と思われる方もあるかもしれませんが、多くの技法や特徴を知ることができ、フットケア施術をする方はもちろん、フットケアに関わるお仕事の方には、広い知識の中でお客様（または患者様）にご提案や、アドバイスができると思います。

 

爪のトラブルの解決方法としては、他に

第4章には「Verbände」（包帯、バンダージュ）

第6章には「Nagelprotetik」（人工爪造形法）

第7章には「Tamponaden und Taping」（タンポナーデ、テーピング）の技法も紹介されています。

 

本を見ていただくと、ドイツのフットケアに関する情報が幅広く知ることができます。

 

多くの方にこの本を手に取って、お仕事に生かしていただけたらと思います。