みなさんこんにちは、フィリピン障害者支援事業を担当しています、
石田由香理です。クラウド・ファンディングを行う90日間、毎日フィリピン現地の情報や、事業についての詳細などご紹介していきます。

 


 

初回と2回目はまず、私がなぜフィリピンに夢中になったのか、そのきっかけをお話しします。一言で言えば、フィリピンは全盲である私の存在を認めてくれた国、私にでも「できること」を与えてくれた国なんです。
 

 私は1歳3カ月の時から全盲で、大学に入学するまでずっと日本の盲学校で教育を受けてきました。日本では障害者の就学率はほぼ100%です。体育や理科実験なども含め毎日授業があるのはあたりまえで、時には全国模試などを通して学習の到達度を知ることもできました。そのような状況下でさえ、高校3年の時、視覚障害を理由に家族から大学進学を反対されました。どうせ全盲者に就職先はないのだから、大学に行っても仕方がないとのことでした。
 

受験や進学の際、家族からの援助は得られなかったのですが、先生方や学習教材を点字に訳してくださったボランティアさんたちのおかげで、精神的にも支えられながら勉強を続けた経験から、「将来、夢があって勉強したいのに、経済的、環境的理由でそれが叶わない子どもたちの可能性に寄り添いたい」と考えるようになり、途上国の教育支援に興味を持つようになったのです。

 

※ 続きは明日更新されます。

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