インタビュー・シリーズの最後に、「高等教育まで進もうと決めた理由は何ですか?」という質問についての答えを紹介します。

 

1番多かったのが、「私はただ、他の学生みたいに高等教育まで終えたいの。だから、進学を諦めるなんて考えたことが無かった」というものです。

 

15歳で全盲となった後、中等・高等教育へさらに進んだ女子学生は、

「視覚障害者でも、自分のため、家族のため、自分のコミュニティのためを考えてるんだ、できることがあるんだってことを証明したくて、学校へ通い続けることを決めたの」と言います。

 

 英語の教職課程を履修している女子学生は、

「フィリピンの親のほとんどが、自分の子どもに大学までは卒業してほしいって思ってる。フィリピンでは、大学の学位はとても重要なの。障害者は見下されるでしょ?大学まで出ていれば、人々は私の力を認めてくれるかなって思って。視覚障害者でも、大学で学べて、就職する力があるんだって認めてくれるって信じてる。私、将来はインクルーシブ・スクールの教員になりたくて。フィリピンの多くの学校はインクルーシブ教育を取り入れてるでしょ?でも、その教育制度は、他の国々、日本とかアメリカに比べて劣っていると思うから。だからインクルーシブ教育についてもっと学びたいの。で、私が教員になった時には…フィリピンの教育制度を変えるとまでは言わないけど、その学校の状況を変えて、障害学生がもっと学びやすいところにしたい」

 

 日本の大学生も、負けてられないなと思わされたインタビューでした。

 

盲学校に通う女子学生
新着情報一覧へ