富士宮の歴史を繋ぐゲストハウス掬水が富士山を遊び尽くす拠点に

プロジェクト担当、本多です。
これから「掬水」やE-BIKEレンタル拠点の説明を、

随時新着情報としてご紹介していきますのでご期待下さい。

 

今回、まずはじめに自己紹介と、

私たちと「掬水」との出会いについてお話します。

 

私は一言で言えば、

ゲストハウスを開きたくて静岡県の東部地域に来た移住者です。

埼玉で生まれ育ち、東京や千葉にも住みましたが、

会社員を辞め、ゲストハウスを運営していく場所を探していました。

そこで考えた①首都圏から近く、②温泉があって、③雪が積もらないという3つの条件から、Iターンで移り住んだのがこの静岡東部でした。

 

物件探しを進めながら、就職することも視野に入れた活動に切り替えたところで、

現在勤めている加和太建設に出会いました。

加和太建設はいわゆる地方ゼネコンですが、

地域の活力を生むための「仕掛けから作る」業務を実践していて、

静岡東部各地に道の駅や飲食店などの施設を、

企画から建設、運営まで行っています。

 

私たちがこの掬水に出会えたのは、富士宮で新たに計画していた、

クラフトビールの工場兼レストランでのご縁がきっかけでした。

建物の見学に行き、そこで見た窓からの景色に、思わず目を奪われました。

温泉は無いけど、豊富な湧水のあるこの立地は他には無い特別な場所。

ここなら、旅行で訪れた方はもちろん、地元の方にも喜ばれる場所になる。

そう確信しました。

 

建物は昭和の面影を残す旅館。

旅館として運営を止めた後も、オーナーさんが丁寧に管理されていたため、

建物としては使える状態でした。

企画段階では、レストランやバーといった飲食店、手ごろな値段の宿や高級旅館としての活用等、様々な用途を検討しました。

検討のため何度も訪れて既存の建物を見て行くと、破損や汚れはあるものの、趣のある材料と丁寧な大工仕事がそこここに見られることに気付くようになりました。

そこでなるべくこの建物を活用することを考え、そのままの用途で利用できる宿泊施設、更に大幅な改修を必要としないゲストハウスとして活用をすることを決めました。

 

 

 

 

 

では私たちがどのように改修を進めて行ったのか、

その経過は次の機会にご紹介します。

引き続き、どうぞよろしくお願いします。