アテネの嘔吐をシンバが鳴いて知らせる

【タイトル通り、アテネの嘔吐についてのお話です。お食事中の方や苦手な方は、このストーリーをスキップしてください】

アテネは小柄で、一見すると子猫が子猫を育てているように見えるかもしれません。

でも、彼女はとても強い母猫です。シンバを全力で守り抜き、シンバのてんかん発作にも向き合い、寄り添いながら子育てをしてきました。

今では、シンバも自分で色々できるようになり、アテネがシンバの身の回りの世話をすることはほとんどなくなりましたが、シンバが近づいてくると、時々毛づくろいをしてあげようとすることがあります。今のアテネの役割は、シンバと一緒に遊ぶことのようです。

今朝、シンバがいつもと違う鳴き方をしていたので、何かあったのか、発作が来たのかと思って急いで部屋に行くと、そこにはアテネが嘔吐している姿がありました。

シンバが以前、嘔吐で苦しんだことを覚えているかはわかりませんが、小さなシンバが母親の異変を鳴いて知らせてくれたように見えました。

今日はアテネの様子見です。

アテネは時々食べすぎて、その分だけ吐いてしまうことがありますが、今回は食べる前に吐いたので少し心配です。

でも、今のところ落ち着いているので、もし悪化するようなら、明日シンバの通院日に一緒に連れていくつもりです。

アテネはシンバと一緒に私たちの家族に加わりました。

野生動物に襲われ、人間である私たちに助けを求めてきたのです。

野良猫にとって、人間に助けを求めるのはとても勇気がいることだったはずです。

そんな勇敢でたくましい母猫に、ギリシャ神話の戦いの女神アテネの名前をつけました。

これからもアテネの健康をしっかり見守っていきたいと思います。

いつも皆さまの温かい応援に感謝しております。