Project「Genie」メンバーご紹介 Vol.4 重見大介氏

第三弾、本プロジェクト医療監修の皆さまをご紹介します！

 

 

重見 大介氏

株式会社Kids Public「産婦人科オンライン」代表

産婦人科医

 

 

ご略歴

　「産婦人科 x 公衆衛生」をテーマに、女性の身体的・精神的・社会的な健康を支援する活動を主軸にしている。現在は診療と並行して、遠隔健康医療相談事業（株式会社Kids Public「産婦人科オンライン」）、臨床疫学研究（ヘルスケア関連のビッグデータを扱うなど）に従事、HPV関連疾患の啓発（みんパピ！）も運営。

 

 

1. どうしてプロジェクト「Genie」にご協力いただけたのでしょうか？

 

　代表の岸畑さんから、とてもワクワクしながらこっそり準備しているプロジェクトがあるんだけど聞いてくれと言われ、教えてもらいました。私もこれまでに微力ながら性教育に取り組んでおりましたが、皆さんがこのプロジェクトに熱意を持ってかなり気合を入れて準備していることが伝わりましたし、これまでにない斬新なアプローチであり、すぐに応援したいなと思いました。様々な分野の専門家が参画しているのも魅力的でした。

 

 

2. 性教育に携わる中での思い出エピソードを聞かせてください。

 

　私は現在、オンラインでの医療相談事業を運営しています。

その中で、「彼と性行為をしたがコンドームを途中からしか付けず、現在生理が遅れていてとても不安（高校生）」「生理痛がとても辛いが、母親が理解してくれず病院に行けない（中学生）」など、若い年代の悩みや苦しみを日々感じています。

 

　ただ一方で、「将来の妊娠に備えて、今から意識したり注意したりできることはありますか？（短大生）」といった、プレコンセプションケアに関する相談が寄せられることもあり、大変嬉しく感じることもありますね。

 

 

※プレコンセプションケア（Preconception care）とは、妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと、将来の妊娠を考えながら女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。

 

 

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重見氏からのメッセージ

　日本ではまだまだ若い世代に正確かつ包括的な性の知識や情報を十分に届けられていません。彼ら自身が幸せに生きるため、そして将来次の世代に対してきちんとした情報の提供者となれるよう、このプロジェクトが役立つことを確信しています。

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※クリックで気になるリンクに繋がるようになっております。

産婦人科オンライン（女性の健康に関するオンライン相談事業）

みんパピ！みんなで知ろうHPVプロジェクト

Yahoo!ニュースオーサーページ（「女性の健康 x 社会課題」をテーマとした記事一覧）　

著書：『患者さんの悩みにズバリ回答！女性診療エッセンス100(2021)』

 

 

　重見先生は、臨床、研究、ビジネス、教育と多岐にわたる分野でご活躍されておられます。病院の中だけではアプローチできない、産前産後の女性や若年女性の健康を、幅広い視点･方面から切れ目なく支えてこられた重見先生のご経験が、日々、ボードゲーム「Genie」をアップデートしてくださっています。重見先生が発信してくださる最新情報にも注目です！

 

 

　さて、残り38日間。すぐに「38=さんば(産婆)」という数字に反応してしまう今日この頃です。引き続き、Genieの成長を見守っていただけると幸いです。

ご支援・ご声援のほどよろしくお願いします。

 

 

株式会社With Midwife 

boardgame project 管理者

中濵 摩美