Q:グリップギアのセールスポイントは何ですか?

 

 グリップギアは、キーボード、マウスといった従来のパソコン入力装置の操作が困難な人を第一のユーザーにします。二番目のユーザーは、発語・発声が困難な人や聴覚障害の人たちです。メールでのコミュニケーションに頼らざるを得ないので入力装置操作の負荷の軽減が必要です。

三番目のユーザーは、複雑なキー操作が必要な専門ソフト(CAD,グラフィックデザイン等)のヘビーユーザーです。

 

 第一、第二のユーザーは身体障害者であり、そのような人は現行の入力装置でパソコンを使うことは、非常にハードル高いのです。

ですが、そういう人ほど今のネットサービスの活用が必要です。その恩恵を受けたら生活が根本的に変わる可能性があります。

 

 第三のユーザーは日々新しい労災のリスクにさらされています。

「パソコンによるネットサービス」は高齢化社会が進むにしたがって、ライフラインとしての重みを増しています。否応なくパソコンを自力で操作しなければならない高齢者・身障者がバリアフリーにパソコンを使うには何が必要なのか、どうしたら使い勝手が良くなるのか?」というのを追求したのがグリップギアの仕様とデザインです。

「ライフラインとしてのパソコン」外形が似たように見えても、ゲーム機や代替マウスにはその背景にこの発想が欠けています。

ライフラインとしてのパソコン、その入り口でバリア化しているキーボードとマウ
ス。

 グリップギアのセールスポイントは、仕様決め、デザイン、評価とフィードバックの要所要所に障害者自身が関与することです。身障者・高齢者の人たちに使ってもらって・鍛えてもらって使いやすい道具にしていくモニタリングが試作開発の大半のフェイズになると思います。

モニタリングの波をくぐり抜けた出てきたものが、量産・普及にふさわしいと判断しようと思います。試作開発の中でモニタリングをしてもらうのを大事にしようと思ってます。

 それは商品を作る時に「消費者の意見を反映します」と言っているのよりは、10倍濃いモニタリングをしていきたいです。障害者の道具は障害者自身が納得できる仕様にすべきです。

 モニタリングのためには3Dプリンターを導入したり大勢の人に使ってもらったり、それからモバイル機器の色々な使い方を知っている人から意見を聞いたり、ということを積み重ねていって出口を発見したいと思ってます。

 

Q:極めてシンプルな動作、非常に少ない動きそれだけで、今まで代替マウスで求められてきた複雑な動きをカバーする、そういう道具を、モニタリングで精査して世に出そうということが特徴ですか??

 

 方向性はそうです。これはユーザーと開発者が共感を持って作らないとこの商品は完成しないと思っています、ゴールは見えてこない。

障害のある利用者が、そのままで少し練習をすれば、健常者だけの世界だったネットサービス充分に利用できて、そのことが生活の質QOLの向上に直結することが狙いです。機械的な優劣ということよりも、利用者の満足度を高める。利用者にフィットする商品でありたいと思っています。
 

 

【長文 最後までご覧いただきありがとうございます!】

 

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