映画のタイトルを正式決定！！

皆さま、早いもので今年も残り１ヶ月弱となりました。

「袴田さん映画化プロジェクト」として挑戦した２ヶ月間のクラウドファンディングを終え、もうすぐ半年が経とうとしております。

本日は、皆さまにご報告があります。

 

この度の長編ドキュメンタリー作品ですが、メインタイトルを以下の通り、正式に決定致しました。

 

▶︎袴田さん映画化プロジェクト・タイトル 

「拳と祈り」（けんといのり）

 

「拳」は「けん」と読ませますが、これは元ボクサーの袴田さんにちなんでおります。袴田さんが現役だった昭和３０年代頃には、ボクシングを「拳闘」と呼ぶことも多かったといいます。袴田さんにとって「拳」という字はきっと親しみのあるものと考えました。

 

決定に伴いまして、映画制作をお知らせするための新しいチラシのビジュアルを公開致します。

 

 

 

こちらはまだ、完成後の映画の正式なチラシとは違いますが、袴田さんの「映画制作が進行中」ということを積極的に広報していくために、新たに作成した告知用のチラシです。

 

また今回のタイトル決定に伴いまして、本映画制作の取り組みにつきましても『袴田さん映画化プロジェクト』改め、『映画「拳と祈り」制作プロジェクト』として引き続き活動して参ります。

 

【制作の進捗状況】

気になる映画制作の進捗状況ですが、現在、ストーリーの構成台本を作成中です。まずは今回の映画制作のために撮りためてきた４００時間近い膨大な映像素材を全て文字起こしする作業が大前提となります。

 

記録した映像を見返すことで袴田さんの歩んだ日々が鮮明に蘇り、過去から現在に至るまでの歳月が凝縮され、まるで袴田さんと共に濃密な時間を旅しているような不思議な感覚になります。

 

現在は、この作業と並行して、ストーリーを組み立てている段階です。気の遠くなるような地道な作業ですが徐々にストーリーの大枠も固まり、物語の全容が目に見える形となってきました。

 

ただ、これはまだ“紙の上”でのことで、台本が上がったら、ようやく映像の編集がスタートします。

 

…ということで、肝心の“物語”は、監督の笠井とごく一部の制作スタッフ内でのみ共有している状態です。

本作は、監督の長年にわたる独自取材に基づいた、オリジナルストーリーで紡ぐ映像作品です。公開前にネタバレとなる訳にはいきません。そのため、残念ながら現時点で「あらすじ」をお伝えすることはできませんが、誰も見たことのない袴田さんの姿をご覧いただけるものと思っております。

 

この素晴らしい「物語」を１日も早く皆さまにお披露目できますよう、鋭意制作に向き合っておりますので、引き続きどうか応援をよろしくお願い致します。

 

『映画「拳と祈り」制作プロジェク』監督

笠井千晶