【現地取材vol.11】日本にも深く残る戦争の傷跡

海外ばかりへと目が向いていたとき、

自分が住んでいた広島の存在を深く感じたことがあった。

 

◆広島とヒロシマ

 

広島は、平和関連の事業の場合、

「ヒロシマ」と表記されることが多い。

 

それすら、現地に住んで初めてしった。

 

最初に意識をしたのは、海外の大学生をヒロシマに案内する事業のガイド役を任されたことがきっかけだった。

 

 

先日、タイのプーケットでお世話になった方からの依頼で

タイのテレビ局取材班がヒロシマを取材したいのでガイドをしてほしいという内容だった。

 

↓少しだけ取材協力も。タイのテレビで放送されたらしいd(￣ ￣)

 

そして、改めて広島平和記念資料館を訪れた。

 

＜広島平和記念資料館＞

 

たった70年前に、自分が住む日本、広島でおきたことなのに、

今はその面影すら街にないから忘れてしまっていた。

 

海外に取材で行き、人の国の悲劇としてしか受け止めていなかった気がした。

どこかで、他人事だった。

 

でも、自分の国もそうだったのだ。

それ以来、私の取材へ対する意識が変わった。

 

紛争地に行き、現地の人の声に耳を傾け、インタビューをする。

それはいつかあった日本の姿で、

 

彼らにとって、日本は自分たちの未来の姿だ。

 

今は混沌としている地域に住んでいても、

いつかは、70年経てば、日本のように平和になれることができるかもしれない。

 

だから、日本の取材班やNGOは受け入れてもらいやすい。

同じように苦しみ、復興を遂げた、世界でも珍しい国なのだ。

 

ご支援いただけると嬉しいです！

＜今回のプロジェクト＞

★★★★★★★★★★★
貧困の連鎖を断ち切る。
中国江蘇省「しあわせのシルク」製品化

詳細を下記のURLからご覧いただけます。

★https://readyfor.jp/projects/happysilk