あるくへのご支援感謝致します。プロジェクト終了報告です。
【ご支援者の皆様へ】
皆様からの温かいご支援を頂き、猫のあるくは2017.4.15に開腹検査を行うことができました。
当初の目的であった、
*門脈シャントと肝動脈門脈瘻の結紮により血液の流れが正常になり投薬が不必要となる
*肝臓に何が起きているかを検査
*あるくに未来が描かれる
の3点ですが、門脈シャント等の結紮は造影検査の結果、残念ながらとても稀な症状の為結紮不可となりましたが(詳細は前回の新着情報をご覧ください)残りの2点につきましては達成する事ができました。今回の開腹検査はあるくの今後の猫生において重要な検査となりました。皆様からのご支援を心より感謝申し上げます。
【結果の報告】
当初、肝臓に出来ていたしこり(腫瘍のようなもの)は今までの検査(CT・エコー検査)で判明せず「肝臓腫瘍」で肝芽腫の疑いとの事でした。
そして今回の開腹時に生検を行いました。病院での培養検査でばい菌の繁殖も見られず、リンパ腫らしきものも無かったとの事です。
しこりの組織検査結果は肝臓のダメになった一部のそばから肝臓自体が復活しようと新たに組織を作った「肝臓の一部」であるとの結果でした。
今後この部分が増えていく事で肝硬変に移っていく恐れもあるとの話もありましたが、ひとまず直ぐに対処しなくてはならない悪いものではなかったとの事で安心している所です。
確定判断は5/26の執刀医の診察時に報告があるとの事でしたが、プロジェクト終了日が迫ってまいりましたので本日判った部分をご報告させて頂きました。
[肝臓に何が起こっているのか?]は上記にある通り原因はほぼ判りましたが、非常に稀な状態を起こしている事から執刀医・主治医とこれからを相談しながら進めて行く事となります。
[あるくに未来が描かれる]は、肝動脈門脈シャント~門脈後大静脈シャントであった為に今回治療に繋げられる部分が無く手術が不可でしたが、開腹検査が行われ内臓の状態の確認・生検を行った事による情報をもとに今後は執刀医と主治医による定期的な検査を行い必要である処置(投薬によるアンモニア値と肝臓の数値コントロール・腹水への対処・胃腸のケア・肝臓ケア)をしていく事により達成へ繋がるのではないかと予測されます。

【プロジェクト収支報告】
今回の費用についての収支(リターン費用込)報告を致します。
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開腹検査及び手術費用概算:¥450,000.-(入院費込)
プロジェクト目標金額:¥470,000.-(リターン費用込)
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[支出明細]
術前検査費:¥44,690.-
開腹検査等費:¥268,010.-(シャント結紮不可の為、予定金額より低くなっております)
抜糸費:¥1080.-
(以上、全て割引適用)
リターングッズ費(送料込):¥15,609.-
計:¥329,389.-
上記費用として使用させて頂きました。(明細書を貼りましたのでご参照下さいませ)
(画像明細には去勢費用・マイクロチップ代・投薬代等が載っておりますが、上記金額には含まれておりません)
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支援金 入金額:¥440,040.-
開腹検査等計:¥329,389.-
差引残金:¥110,651.-
【残金の使用方法についての報告】
シャント結紮が不可であったことから残金が発生しております。
今後、あるくは月一回の通院、毎日の投薬、三ヶ月に一度の血液精密検査が必要となります。
①投薬代(ひと月分):¥14,880.-
②肝臓サプリメント(ひと月分):¥2,812.-
①+②投薬ひと月分計:¥17,692.-
血液検査(亜鉛・BTR検査、三ヵ月に一度):¥15,120.- (1項目¥7,560.-)
その他血液検査・エコー診断料・腹水対処(投薬による・物理的方法)は別途
概要にありますように、プロジェクト支援金の残金を今後必要となるあるくの治療費用に充当させて頂きます。ご支援者の皆様、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【リターンの発送について】
「その後のあるくの近況報告メール」リターンでのご支援者の皆様へ、
メールというツールでのリターンを設定しておりましたが、誠に勝手ながらプロジェクト内のメッセージ機能でのリターンとさせて頂きたいと思います。
今しばらくお待ち下さいますよう宜しくお願い申し上げます。
【今後のあるくについて】
今回のあるくの開腹検査で分かった事実「今、生きている事を最優先とする」という執刀医の意見の通り、子猫の時に判った情報以上に非常に稀な状態で生きているあるくです。
前回の新着情報で皆様へご報告するのを躊躇っておりましたが、開腹検査後に内部の状況から「早くて半年、もって一年」という余命も同時に判りました。
こんな元気に過ごしているあるくが…と、私もショックが大きく、動揺し心が落ち着かず過ごしておりました。
しかし、今こうして元気にしている事・ご飯が食べられている事、そのひとつひとつがあるくの奇跡であり、生きたいという強い力なのだという事もあるくと過ごす中で日々感じております。きっと医師の想像を超えるような奇跡を創ってくれると思います。
執刀医も「猫ちゃんはとても頑張り屋さんなので」と仰っていました。
私もそれを信じ、あるくと共に歩んで行きます。
この先、腹水が溜まる・ご飯を食べても吐いてしまう等の症状が起こることもあるとの事ですが、処置や食事についても出来る範囲でしていきたいと考えております。
皆様からのお気持ちを支えに、全力であるくを支え見守っていこうと決心を新たにしているところです。
茶トラのかわいい子猫あるくが、
一歳までしか生きることが出来ないと言われたあるくが、
こうして1歳を迎え医師の指示のもと元気に過ごせています。
皆様、これからのあるくの猫生を創るお手伝いをして下さり本当にありがとうございました!!今後のあるくの猫生がより豊かに送ることが出来るよう、これからも応援宜しくお願い致します。
【最後に】
Instagramにて保護してからの日々のあるくを綴っております。
#あるく で検索して頂けると嬉しいです。
(アカウント名はyumimaです)
プロジェクトは終了となりますが今後のあるくの様子が知りたい等ございましたら是非Instagramのほうにご訪問下さい。宜しくお願い致します。















