核兵器と安全保障を学ぶ 広島-ICANアカデミー 終了報告
2023年7~8月に実施したクラウド・ファンディング「世界の若者を広島へ!平和を築くリーダー育成へ渡航費の御支援を!」について、のべ74名の方々より、総額 1,140,000円にのぼる、あたたかい御支援を頂戴いたしました。
ロシアによるウクライナ侵略の長期化、また10月に発生したイスラエルとパレスチナ武装勢力間の衝突など、世界情勢が厳しさを増す中で、核兵器をめぐる状況についても、その使用の脅威が高まるなど、これまでになく厳しい状況にあります。
こうした中におきまして、私たちの取組を理解し、応援いただきました皆様の御支援により、クラウド・ファンディングのゴールを無事達成することができました。
スタッフ一同、改めて心から深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
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皆様からのあたたかい御支援の総額 1,140,000円につきましては、「第5回 核兵器と安全保障を学ぶ 広島-ICANアカデミー」広島セッションの開催にあたって、ウクライナ、レバノン、ケニアからそれぞれ1名ずつ、計3名の若者の居住地から広島への渡航費支援のため、大切に活用させていただきました。
10月4日~12日に実施した「オンライン・ラーニング&ウェビナー・セッション」を経て、10月24日~27日に広島市内にて対面で実施した「広島セッション」では、上記の3名を含め、世界12カ国・地域から22名の若者たちが広島に集まり、対面で核兵器と安全保障について、学び、議論しました。
核兵器廃絶に向け、それぞれの地域でリーダーになることが期待される若者たちであり、彼らは各プログラムに対し真摯に取り組み、活発に意見を交わしてくれました。
広島セッション終了後、若者たちはそれぞれの国へ帰国しましたが、それぞれの場所において、このアカデミーで学んだこと、そして広島で見たり、感じたり、経験したことを周囲に伝え、核兵器廃絶を力強くリードしてくれることと思います。
広島セッションの様子はこちらから御確認下さい!
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御支援をいただきました皆様へは、ご登録をいただいているメールアドレス宛てに、2023年12月末日までに、本アカデミーの実施報告書をお送りさせていただいております。
もし届いていないようでしたら、私どもまでご一報をいただければ幸いです。改めてお送りさせていただきます。
「核兵器と安全保障を学ぶ 広島-ICANアカデミー」は2024年度も開催を予定しています。
御支援くださいました皆様の思いを励みとして、ここ広島から「核兵器の使用に対応する唯一の保証は完全な核兵器廃絶」であることを発信し、若い世代のリーダーたちを通じて、国際的に働きかけていくことができるよう、取組を進めてまいります。
また、今回御賛同いただきましたみなさまにおかれましては、引き続き御支援を賜りますよう、お願いを申し上げます。
今後の取組につきましては、以下のページ、SNSにて発信していきます。
へいわ創造機構ひろしま(HOPe)公式X (旧Twitter)
今後とも「核兵器と安全保障を学ぶ 広島-ICANアカデミー」をどうぞよろしくお願いいたします。
核兵器と安全保障を学ぶ 広島-ICANアカデミー 実行委員会
事務局員 宗像 丈晴