プロジェクト概要

達成の御礼とネクストゴールについて(11/24追記)

 

みなさまのあたたかい、本当にあたたかいご支援を受け、終了まであと1ヶ月以上を残して、無事達成することができました。心から、ありがとうございます。

 

ただ、まだ期間も残っており、200万円を超えたぶんの資金使途をご説明するためにも、新たな目標を設定しました。今後のご支援は、農園のトイレをより使いやすいものにするための機能に使わせていただきます。

 

●冬季対策……温かい便座の設置、断熱材の導入
●お着替えの場所としても使えるように……床を貼る、ベンチの設置
●緊急時、外部に知らせるブザーや支援スピーカーの設置

●臭いがこもらないよう明るい風通しの窓の設置

など
※ご支援が集まったぶんだけ、実現できます。

 

名張はこれからの季節、非常に冷え込みます。そんな中、チームJOYの皆もスタッフも、快適に前向きに仕事に取り組めるような工夫をしたいと思っています。

 

最終日の12/26(火)23:00まで、チーム一丸となって、「夢のトイレ」新設に向けて引き続き全力で頑張ります!応援、よろしくお願いいたします。

 

 

働く仲間が増えるにつれ、深刻化してきたのが「トイレ問題」です。

 

はじめまして。チームJOYと、杜のスタッフです。私たちは、就労継続支援B型事業所「あぐり工房」で共に働いています。


農業を通して自分の個性(障害)と向きあい、ときに相手の個性と向き合いながら、就労の訓練をしている「チームJOY」(通所するメンバーのことを「働く厳しさよりも、まず働くことの楽しさを知ってほしい」という想いでこう呼んでいます)。そしてそんな彼女や彼らを支援員としてサポートしながら共に気づき学んでいる「杜のスタッフ」。

 

今回私たちは、農園のトイレをより落ち着いて、安心して使えるものに、新しく作り変えたいとプロジェクトを立ち上げました。

 

みなで日々明るく仕事に取り組んでいます。

 

え、トイレ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、ここ三重県名張市南古山の棚田にある私たちの農園には、水道も下水もありません。そんな中で、1日何時間も作業に当たる私たちが、現在一番深刻に困っているのがトイレなのです(詳しくは、このあとお伝えします)。

 

あぐり工房が一致団結して取り組みます。どうか私たちのチャレンジに、ご支援をよろしくお願いいたします!

 

 

障害という「個性」を活かしながら、社会と調和できる順応性を育む。それがあぐり工房の理念です。

 

NPO法人あぐりの杜は、2013年10月、「園芸福祉」の理念のもとに設立しました。翌年3月には三重県の認可を受け、あぐり工房を開所。現在は就労支援だけでなく、「農業×福祉×観光」をキーワードに、地域資源を活用して新たな雇用を生み出すプロジェクトにも取り組んでいます。

 

さまざまな職業がある中で、私たちが選択したのは農業でした。個性と向き合い、働く訓練をしながらとてもデリケートな「命」を育て、地元の皆さんにとても喜んでもらえる品質の高い葉物野菜を生産しています。

 

チームJOY農園作業の様子

 

あぐり工房で大切にしているのは「ひとりひとりの個性を大切に」。ここには、知的、身体、精神障がいなどさまざまな「個性」をもっている仲間が、常時15人ほど通所しています。

 

形としては「支援する人」「支援される人」となっている私たち。一見、前者が後者に何かを与えるという一方通行の形と思われますが、チームJOYの持っている特別な才能には、スタッフの方がうらやましくなったり、励ましてもらったり、心を揺り動かされることが多々あります。

 

猛スピードで正確にシール貼りをする能力。お互いの個性を丸ごとすっぽりと受け入れたうえで、適切な距離感を保つ能力。心の中を見抜いたような、タイムリーで優しい言葉。一瞬の表情で人を癒す力……。

 

もちろん、スタッフも負けずにそれぞれの個性を活かして、就労支援をしています。

 

「持ちつ持たれつ」は人と人との関係の中で当たり前のこと。
私たちはこの「学び」をいつも心に留めて、今日も共に働いています。

 

障がい者の特性によっては、トイレという空間は「単に用を足すところ」という以上に意味がある、とても大切な場所。

 

周囲を自然に囲まれ、緑あふれる棚田の真ん中にあるこの農園(ハウス)は、農地のために上下水道が通っていません。周辺に公共トイレもありません。そこで私たちは、これまで簡易トイレを設置し、対処してきました。

 

人数が増えるとトイレの数を増やし、目線が気になる女子のために目隠しを立て、かがめない障害のある方のために洋式のポータブルトイレを設置し……。かなり工夫を凝らして、少しでも快適に使えるよう努力してきました。

 

 

けれど、盆地である名張の冬は寒く、冬になると水が凍り、流すことすらままならなくなります。凍結が原因で水を流すペダルも壊れ、ペットボトルで水を流すようになりました。

 

もともとあまり予算がなく、中古の仮設トイレを使っていたので、雨漏りもはじまり、雨の度に便座が濡れます。そして最悪なのが、汚物がたまるタンクとの間にある弁が劣化し、夏には大量のボウフラがわくこと。大のときには、必ずといっていいほどお尻が蚊にたくさん刺されます(ボウフラを駆除する薬も入れていますが蚊の繁殖能力のほうが強いのです……)。

 

なんとか、最低限の用は足せるので我慢し続けていたのですが、さすがに限界がきています

 

また、チームJOYの中には、薬によってトイレが近かったり、障がい特性で尿意や便意を催してから排泄までの時間が短い方もいらっしゃいます。さらに、パニックになったとき、ひとりになりたいとき……。実は障がい者の特性によっては、トイレという空間は「単に用を足すところ」という以上に意味がある、とても大切な場所なのです。

 

資金集めにクラウドファンディングという方法を用いることには、徹底的に議論を重ねました。それでもやはり、農園や福祉の現場が抱えている、表立っては語られづらい「トイレ」という問題について知っていただきたいという思いを込め、今回挑戦することに決めました。

 

トイレの新設は、目標額100%のご支援・共感が集まってこそ成し得ることです。私たちの活動を、私たちの力で外に発信していくことで、支えてくださるみなさんと一緒に作るトイレにしたい。チームJOY・スタッフみなで一丸となって取り組む、本気のチャレンジです。

 

目指すのは、誰もが気兼ねなく使えるトイレ。それが働きやすさに繋がります。

 

今回のプロジェクトで作るトイレは、

 

●トイレの数を増やす

→他人に気兼ねすることなく、トイレを使用することができる

●今までよりも床面積を広く

→足がドアに当たって閉められないという状況を改善

●凍結防止策

→水が凍る真冬でも水を流すことができるように

●着替えられるスペースを設ける

→失敗(失禁)してしまったときでも、その場で着替えることができる

●ファンを設置

→換気を良くし、臭いを軽減

●洗面台を作り直す

→今まで不安定な状態で設置されていたものを、安定した手洗い場に

 

さらに、既成のトイレではなく地元の大工さんと一緒に図面から描き起こして設計することで、私たちの要望を細かく入れ、私たちにとって使い勝手の良いトイレを作ります!

 

そこで、唯一ネックになっているのが資金です。大工さんと協力しながら、できる部分は自分たちの手で作っていきたいと思っていますが、上記の願いを叶えるためには、少なくとも200万円が必要です。

 

 

ただトイレをつくるだけなく、これを機会に私たちのこと、そして私たちの取り組みのこと、知ってほしいのです。

 

今回は、チームJOYも一緒に、あぐりの杜のみんな、一丸となって挑みます。

 

今まであぐり工房では、支援員が柱となって、チームJOYが外の方と交流できる場を「用意」してきました。でもこれからはチームJOY発信で、「こうなったら、みんなで居心地良く働ける環境になるなあ!」と思うことを提案したり、イベントを企画したりできるようになりたいと思っています。

 

 

トイレは小さなことかもしれません。でも今回はチームJOYが初めて「自分たちの手であぐり工房の未来を作っていく」という意味で、大きな大切な一歩になると思っています。

 

私たちの想いに共感して応援してくださる方がいらっしゃれば、ぜひ一緒にこのプロジェクトを達成させたいと思っています!どうかご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

リターン品「さをり織り」について

 

今回の挑戦には、あぐり工房の仲間であるGallery七菜(あぐり工房クリエイト部門)のメンバーも、返礼品として「さをり織り」の製品を提供します。

 

「さをり織り」とは1969年、城みさを氏によって始められた、「ありのままの自分を表現できる」織物です。一点一点が世界にたった一つの作品です。

 

ぜひ、お手にとっていただけますと幸いです。

 


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