二度と医療は止めない。豪雨災害に備える防水壁建設にご支援を

二度と医療は止めない。豪雨災害に備える防水壁建設にご支援を
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。支援募集は9月30日(月)午後11:00までです。

支援総額

15,845,000

目標金額 15,000,000円

105%
支援者
48人
残り
69日
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。支援募集は9月30日(月)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

地域医療を止めないため、できることは全て行う

 

令和5年7月10日
記録的大雨により福岡県久留米市にある当院、田主丸中央病院は被災しました。

雨水が止水板を超え、床上30センチまで浸水。MRIなどの多数の医療機器が水没。

甚大な被害を受け、地域の災害拠点病院としてあってはならない、約1週間の外来停止をせざるを得ない状況になりました。

 

もう同じことは繰り返しません。
これから先、地域医療を止めるときが来ないよう、対策のためできることは全て行います。

これからも、この地で安心して過ごせる医療を提供できるように。
病院の敷地を取り囲む防水壁の建設を、応援してください。

 


医療法人聖峰会 田主丸中央病院

 

 

 田主丸中央病院

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。医療法人聖峰会 田主丸中央病院 院長の鬼塚一郎です。

 

当院は、福岡県久留米市東部の自然豊かな耳納連山の麓にある病院で昭和29年に内科・呼吸器科としてスタートし、設立から70周年を迎えます。現在は30の診療科、ベッド数343床の地域中核病院としての機能を果たすとともに、附属施設としてデイケアセンターや訪問看護・訪問リハビリなど7施設の運営をしております。

 

「地域の為に地域と共に」を理念として掲げ、最新の医療機器や設備を導入し、患者様に安全で信頼できる医療環境、地域のニーズにあわせた医療を提供しています。

 

昨年7月10日に起きた福岡県久留米市豪雨災害では当院も甚大な被害を受け、地域の方々など700名以上のボランティアの方々に支えていただきました。毎年問題になっていた豪雨災害にしっかりと目を向け、災害時も地域医療を止めぬよう、防水壁の設置を決めました。

 

 

 

 この悲劇を繰り返さないため、対策が必要です

 

令和5年7月10日、福岡県久留米市豪雨災害が起こりました。

 

これにより、MRIやCT、血管造影装置、マンモグラフィー装置、核医学診断装置、超音波診断装置4台、滅菌装置、骨密度測定装置、錠剤分包機、心電計、手術台...等々、高額医療機器や他の医療機器も殆どが被害を受け数億円規模での買い直し、また外来も約1週間停止するなど、当院は甚大な被害を受けました。

 

カテーテル室の様子

 

7月10日

AM6:00:院内にいるスタッフを収集し、入院患者様の避難指示

AM7:00:浸水が予想される北1F病棟入院患者49名の垂直避難完了

 

土砂崩れや土石流が発生した地域もあり、田主丸地区の大半が冠水し交通も遮断され、自宅が同様の被害を受けた者もおり、大半の職員が出勤不能に。

 

院内にいた夜勤と当直の職員、施設課職員の16名のみでの対応となり非常に緊迫した状況でした。

 

30cmの浸水

 

メインの非常用電源は分電盤が水没のため機能せず、予備の非常用電源のみが稼働。さらには地下水を汲み上げるポンプも故障し水道も使えない、下水の浄化槽も故障しトイレも使えない状況に陥りました。

 

床上浸水による医療機器、検査機器等の浸水、停電、断水、エレベーター停止など様々なものが被害を受け、外来診療を中断せざるを得ない状況となり、スタッフ全員が何をしたらいいのか、何処に相談すべきかと茫然自失状態となりました。

 

 

患者の避難完了とほぼ同時にエレベーターが使えなくなりました

 

DMAT(災害派遣医療チーム)が到着

 

 

7月11日:電気の復旧

 

7月12日:トイレとエレベーターが復旧 / ボランティアの受け入れ

多くの協力のお申し出をいただき、延べ700名以上の方々が院内の清掃、病院周りの泥の掃き出し等のボランティアに来て支えてくださいました。

 

ボランティアにより泥が掃き出された廊下

 

7月13日:支援物資が届く

全国からの支援物資が届きはじめ、たくさんの支援物資が届き、2Fの廊下を埋め尽くすほどの量でした。

 

7月17日:透析センターの運営 / CT搭載車での活動開始

 

7月18日:外来診療の再開

 

- - - -

 

8月には院内飲水の復旧、手術室の運営を再開し、9月中旬には各種検査等が水害前の水準に復旧できました。

 

 

被災直後から行政からの支援、お取引先の皆様やボランティアの皆様など、多くのご支援を賜り約1週間で外来診療を再開することができたこと、改めて心より感謝いたします。

 

 

 「復旧」には補助金が出るが、「復興」には出ない現実

 

この地域は筑後川と巨瀬川の氾濫リスクがあり、豪雨災害が度々起きておりました。

 

8年前の2015年ごろから、豪雨により病院の周囲が水没し、駐車場が冠水し公用車数十台が廃車となることがあり、その後はほぼ毎年のように同様のことが続きましたが、豪雨の度に公用車を高台へ移動させればそれ以上の被害は防げておりました。

 

もちろん、防水壁などの設置も検討しておりましたが、膨大な費用がかかることから、対策として止水板と土嚢を備え、毎年梅雨時期前に訓練を行っていました

 

そんな矢先に、昨年の床上浸水の被害がありました。復旧後1年が経とうとしていますが、未だに水没した院内設備をリース等で対応しており、豪雨災害の爪痕が残っております。復興まではあと1年ほどかかる見込みです。

 

今回のことを通し、風水災リスク調査を改めて行ったところ、今後も筑後川は推定最大規模が約1mとなる氾濫リスクを孕んでいることがわかりました。河川氾濫が起きた場合、当院も莫大な被害を受ける可能性があり、今後二度と同じ被害を受けないため、また地域医療を守るため、防水壁の建設を行うこととしました。

 

 

復旧に向けての被害を受けた医療機器購入や建物設備の改修工事等での費用の一部は国の補助金や公的機関からの借入により賄ってまいりましたが、復興に向けての防水壁の建設については、公的支援を受けられない状況下にあります

 

そこで、クラウドファンディングを立ち上げ、ご賛同いただける多くの方々にご支援いただき、防水壁を完成させたい思いです。そして、地域の皆様がいつ何時でも安心安全な医療がうけられる病院でありたいと、院長はじめ全職員が願っております。

 

 

 病院、そして地域を守る、防水壁の導入を。

 

今年も来るであろう豪雨に備え、防水壁の工事は先んじて令和6年の3月から開始しており、7月末に完成予定です。

 

昨年の災害により、病院の殆どの医療機器類が被害を受けました。先ほどお伝えした通り、行政としても全額の支援は難しい状況で病院の手出し金も多くなっております。

 

もちろん、予期していなかった事態に病院の運営も厳しい状態が続き、クラウドファンディングを検討していなかったわけではありませんが昨年の災害後は、地域住民の皆様も大変であり私たちがお助けしなければならない中、当院が支援を募り皆様に助けていただくのはどうなのかと躊躇したのが実情です。

 

しかし、想像よりも膨らむ防水壁建設費用に、医療機器類の買い替え等、病院の経営を圧迫しているのもまた事実です。今回は予期せぬ自然災害で起きたこと。この機会に、皆様を頼らせていただき、今後の地域医療を守り続けるための防水壁の建設に協力いただけないかとクラウドファンディングの実施を決めました。

 

資金使途:防水壁建設費用の一部をクラウドファンディングにて募ります。

 

・工事名 :防水壁建設工事

・工事額:381,700,000円

・工事期間:R6.3.18~R6.7.31

・目標額:15,000,000円

 

※本プロジェクトは、ご支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、必要金額分を当院の資金にて負担するなどして、必ず上記の実施内容のとおり実行いたします。

 

防水壁設置のための工事が進んでいます

 

今回の被災を受け、「100年に1度の豪雨でも浸水しない病院」を作り、被災した場合に備えた各種訓練や備蓄品等の充実等の見直しを行ない、災害拠点病院としての役割をしっかり果たせる備えを進めております。

 

今後の水害を防ぎ、もう二度と、診療を止めることなく地域の皆様をお守りできるように。防水壁の建設は、地域の皆様が安心して病院を利用できる環境を整備することに繋がります。

 

より安全な医療の提供できる環境を整え、これからも地元に無くてはならない病院としての役割を果たしていきます。皆様からのあたたかいご支援をお待ちしております。

 

 

 院長より皆様へ

 

2023年7月に当院は記録的大雨による浸水被害を受け、医療機能が一時、完全にストップしました。災害拠点病院でありながら地域はおろか自らも守れない、このような情けない思いを二度としたくないと考え、全長600メートルに及ぶ防水壁を建設しました。

「災害時にも地域医療を二度と止めない」
ただ、これには排水ポンプなどを含め8億円を超える莫大な費用がかかります。しかしながら国や県からは一切の補助金が出ません。本来なら自らの資金で何とかすべきことかもしれませんが、自然災害への対策費用であれば、その一部を皆様の善意にすがることも恥ずべきことではないと考え、クラウドファンディングを立ち上げた次第です。

 

「地域のために地域とともに」
 私たちの理念です。地域に根ざした医療サービスの提供、及び救急告示病院、災害拠点病院としての役割を果たし、地域の健康と安全を支えるために。
70周年を迎える当院にとって今後も長く活用できる設備に致します。皆様の温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 
 

医療法人聖峰会 田主丸中央病院
理事長・院長 鬼塚一郎

 

 

 応援メッセージ

 

公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 院長

寺井章人 様

田主丸中央病院の防水壁建設のクラウドファンディング(以下、CF)に、応援メッセージを送らせていただきます。


倉敷中央病院がある倉敷市は、2018年7月の西日本豪雨で甚大な被害が生じました。当院は災害拠点病院としての使命を果たすべく、発災から2日間で救急車121台、救急受診患者さん406人(うち81人は緊急入院)を受け入れました。同年7月全体の救急搬送の受入れ件数は、例年より約300件多い、1,120件に上っております。


当院は診療に必要な重要機器の多くを地階と1階に設置しており、大規模な水害が発生すると長期間、病院機能を停止せざるを得ない状況に陥ります。「地域の皆さまとともに未来の命と地域医療を守りたい」。その想いで2022年10月から敷地内への浸水を防ぐ“止水壁”の建設を開始、2023年にはCFにも挑戦し、2024年6月に完工しました。


地域の方々が何時でも安心安全な医療が受けられるよう、防水壁の建設を決断された田主丸中央病院さまを、私どもも微力ながら応援させていただきます。
 

 

  お問い合わせ

 

本ページの記載内容に関してご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください。

 

医療法人聖峰会 田主丸中央病院 上野宛

 

電話:0943-72-1621

メール:ueno3558@seihoukai.or.jp

 


ご留意事項

▼本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

▼支援のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

▼プロジェクトご支援後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。

▼本プロジェクトは、税制控除の対象にはなりませんので、予めご了承ください。

プロジェクト実行責任者:
鬼塚一郎(医療法人聖峰会 田主丸中央病院)
プロジェクト実施完了日:
2024年7月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

田主丸中央病院が豪雨雨災害などの対策のため、防水壁の建設を行う。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要資金と目標金額の差額は金融機関からの借入と自己資金にて対応します。

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