耳鼻咽喉科手術の未来を担う|次世代の医師への教育プログラム実現へ

耳鼻咽喉科手術の未来を担う|次世代の医師への教育プログラム実現へ
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は10月31日(木)午後11:00までです。

寄付総額

100,000

目標金額 3,000,000円

3%
寄付者
1人
残り
59日
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった寄付金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。寄付募集は10月31日(木)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

耳鼻咽喉科手術の未来を担う、

次世代の人材育成を目指して。 

 

大学病院は高度な医療を提供する中核的医療機関としての役割だけではなく、医療従事者養成のための教育機関、新しい医療技術の研究・開発を行う研究機関としても重要な使命があります。

 

さらに、国民の医療に対するニーズが多様化・複雑化し、医療従事者の一層の資質の向上が期待されている中で、私たちも医療従事者の養成のため、臨床教育を充実していくことが求められています。

 

これらを全うするためには次世代につながる優秀な人材の育成が必要になります。そこで、特に第一線で耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療に従事する耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医および耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医を志す専攻医を支援し、教育プログラムとして専門研修講義、臨床セミナー、サージカルトレーニングを整備・実施することを決めました。

 

しかしながら、それに向けた体制の整備、継続的かつ安定的な運営を行っていくためには多くの費用がかかります。私たちの取り組みにご理解をいただき、皆様の温かいご寄附を、心よりお待ち申し上げております。

 

北海道大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座

 プロジェクトリーダー 森田 真也

 

 

ー医療の提供だけでなく、医療従事者の育成も私たちの使命ー

私たち、耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座について


 

 耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、耳・鼻・口腔・咽頭・喉頭・頸部(リンパ節、唾液腺、甲状腺)など幅広い領域をカバーし、聞く、嗅ぐ、味わうといった感覚器をはじめとして、食べる、話すなどの生活を営むために必要な器官を扱っています。こうした様々な機能を持つ部位の治療には専門的な知識と技能が求められ、治療の成功は失われた機能回復という福音を患者さんにもたらします。

 

 

また、頭頸部癌の治療では手術、放射線療法、化学療法を駆使した集学的治療の成否が患者さんの生命予後と治療後の生活の質を左右します。命を守り、機能を守るという医療は、耳鼻咽喉科・頭頸部外科に受け継がれている伝統であります。当教室は大正11年(1922年)に設置された歴史ある教室です。

 

北海道大学の教育・研究の基本理念として「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」が掲げられています。この基本理念を基に創造性豊かな研究を行い、新しい道を切り拓き、国際的に活躍できる人材や総合的判断力と高い識見を備えた人材を育成しています。同時に、高いレベルの診療を実践し、基礎研究・臨床研究を活発に行い、その成果を多くの患者の皆様に最善な医療として提供したいと思っています。

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ


 

次世代の医療者の育成において、
手術技術を磨く環境が限られていることが課題です。

 

当教室では、年間約25,000名の外来患者の診断、治療および年間約420名の入院手術患者の治療に当たっています。頭頸部腫瘍、聴覚・中耳障害(難聴)、前庭障害(めまい)、顔面神経麻痺、聴神経腫瘍、免疫・アレルギー疾患、鼻副鼻腔疾患、嚥下障害、音声障害、睡眠時無呼吸など多岐にわたる専門外来を充実させています。 

 

前述したように国際的に活躍できる人材や総合的判断力と高い識見を備えた人材を育成するべく、耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医および耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医を志す専攻医を対象に、「北大耳鼻咽喉科専門研修講義」を週1回、「北大耳鼻咽喉科臨床セミナー」を年5回と定期的に開催しています。

 

しかし、耳鼻咽喉科・頭頸部外科医は、研修やセミナーで得られる知識だけではなく手術の技術を磨く必要があり、少なくとも10~15年程度の手術経験を積まなければなりません

 

現在の専攻医を含む若手医師の研修において、手術手技の向上には、手術室での直接指導(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)、または学会主導で年に数回程度行われる専門医受験資格相当(卒後6年目程度)を対象にした手術セミナーなど、限られた機会しかありません

 

実際、臨床現場での手術助手の担当や手術見学だけでは執刀医になるための技術の習得に限界があり、向上心にあふれる専攻医を含む若手医師が手術手技研修を数多く受けることは非常に困難です。

 

 若手医師からのコメント 

 

三澤 隆一 先生

初めて行う手術、あるいはある程度の経験数を積んだ手術においても、サージカルトレーニングは術式の理解や技術の向上に不可欠であると実感しております。私は実際にこのトレーニングを受け、実臨床で自信を持って手術を行うことができました。是非多くの方のご寄附を、何卒よろしくお願いいたします。

 

蓑島 歌野子 先生

私たちは患者さんによりよい治療を提供するため、日々研鑽に励んでおります。医療に限らず、技術の向上や新たな発見のためにはトライアンドエラーが欠かせません。しかし医療行為は「人」を対象とするものであり、失敗は患者さんへの大きな不利益をもたらす可能性があります。そのようなリスクはサージカルトレーニングによって解決することができます。どんなに優れた教科書も実際の経験に勝るものはありません。日本の医療の将来のため、ぜひご協力をお願いいたします。

 

審 一範 先生

私はまだまだ若手で、初めて執刀した各手術を鮮明に覚えています。経験値での観点からは、どれだけ事前に教科書を読んだりイメージトレーニングをするよりも、実際の手術での経験が勝る、と思っています。そのため、患者さんにより良い医療を提供するために、カダバーでの手術トレーニングは非常に有用です。

 

竹川 葉奈 先生

サージカルトレーニングでは、実践形式で、机上の勉強では学べない手技の感覚や動作、3次元的な解剖把握が出来ます。それにより、初めての手術の際でも、より安全に自分の力で行うことができ、大きな一歩に繋がっていると感じております。これからも、様々なトレーニングを行い、患者さんのお役に立てるような医療を行えたらと思います。

 

佐藤 禄 先生

手術を上手に行うためには知識だけでは不十分で、実際に手術を経験をしていくことが不可欠です。その最初の足がかりとしてサージカルトレーニングは、知識の確認だけでなく本番をイメージしながら行える点で、非常に良い練習になります。実際の手術に近い状況で練習や勉強ができ、手術に対する自信や安全な手術にも繋がるかと思います。多くのご協力をいただければ幸いです。温かいご寄附をよろしくお願いいたします。

 

小松田 健人 先生

サージカルトレーニングは若手医師にとっては今後の医師人生においての大きな一歩となる経験です。手術技術の向上だけでなく、トレーニングを糧に学習・診療に対するモチベーションを向上させることにも繋がると考えています。多くのご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

宮森 萌子 先生

サージカルトレーニングは、学んだ知識と実際の解剖を繋ぎ合わせて理解を深めるとともに、手術手技を実践的に学ぶことができる貴重な機会です。手術をイメージしながらトレーニングをしたことが臨床にも生かされていると日々感じています。医療の向上のため、ぜひ多くのご協力をお願い致します。

 

日本では2012年に「臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン」が制定され、ご献体を用いた手術手技修練(サージカルトレーニング)が可能となりました。現在では、高度な技術習得に対する教育手法として有用性が示されており、ご献体によるサージカルトレーニングの実施は耳鼻咽喉科手術を担う次世代の医師に対する教育プログラムの1つとして必要不可欠です。

 

そこで今回、教育プログラムとして専門研修講義、臨床セミナー、サージカルトレーニングを整備・実施することを決めました。

 

 

研修プログラムの内容

【1】内視鏡下鼻副鼻腔手術セミナー

ご献体の鼻副鼻腔と精巧なシミュレーター(鼻副鼻腔3Dモデル)に対して手術用マイクロデブリッターと手術用内視鏡を用い、模擬手術で各術式を反復、習得します。具体的には、鈎状突起切除、篩骨洞手術、蝶形骨洞手術、上顎洞手術、Building Block、前頭洞手術、EMLP(endoscopic modified Lothrop procedure:DrafⅢ)など鼻副鼻腔手術の基本となる操作を体験します。

 

また、これらの手術手技と必要な解剖学、鼻副鼻腔手術の周術期管理法、術後治療に関する講義を行います。講師にはアデレード大学 PJ.Wormald教授をお招きする他、日本鼻科学会認定手術指導医が担当する予定です。ディセクター(手術体験)コースの医師にはWormald教授による“直伝トレーニング“を受けていただきます。具体的には、鼻副鼻腔3Dモデルを使い簡単な解剖から複雑な解剖まで内視鏡下鼻副鼻腔手術に必要な手技を体験していただき、その後にご献体の鼻副鼻腔で模擬手術を行って習得効果を確認します。他にもWormald教授の講演や模範手術、赤青メガネでの解剖講義などを企画しています。

 

 鼻副鼻腔3Dモデルを使用した内視鏡下鼻副鼻腔手術セミナー

 

【2】耳科(側頭骨外科)解剖・手術手技研修会

ご献体の側頭骨に対して手術用ドリルと手術用顕微鏡を用い、模擬手術で各術式を反復、習得します。具体的には、後壁保存型乳突削開術、上鼓室開放、後鼓室開放、前鼓室開放、顔面神経の剖出、内リンパ嚢開放、後壁削除、迷路部開放など耳科手術の基本となる操作や人工内耳のデモ機を用いて人工内耳植込術を経験することもできます。

 

また、これらの手術手技と必要な解剖学、耳科手術の周術期管理法、術後治療に関する講義を行います。講師は日本耳科学会認定手術指導医が担当します。ディセクター(手術体験)コースの医師には、側頭骨3Dモデルを使い簡単な解剖から複雑な解剖まで耳科手術に必要な手技を体験していただき、その後にご献体の側頭骨で模擬手術を行って習得効果を確認します。

 

 顕微鏡下に行う耳科手術

 

【3】頭頸部外科解剖・手術手技研修会

 ご献体の頭頸部に対してエナジーデバイス等の手術器具を用い、模擬手術で各術式を反復、習得します。具体的には、口腔腫瘍手術、副咽頭間隙腫瘍摘出術、喉頭全摘出術、咽喉頭摘出術、気管切開術、頸部郭清術、唾液腺手術、甲状腺手術など頭頸部外科手術で必要となる操作を体験します。

 

また、これらの手術手技と必要な解剖学、頭頸部外科手術の周術期管理法、術後治療に関する講義を行います。講師は日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん専門医が担当します。 

 

ブタ軟骨やシミュレーターを使用した手術手技セミナー

 


|医療研修プログラムの概要

 

【対象者】

 耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医

 耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医を志す専攻医 

 

【実施スケジュール】

 2025年3月31日までに「内視鏡下鼻副鼻腔手術セミナー」、「耳科(側頭骨外科)解剖・手術手技研修会」、「頭頸部外科解剖・手術手技研修会」をそれぞれ開催するとともに、特に第一線で耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療に従事する耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医および耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医を志す専攻医を支援し、専門研修講義、臨床セミナー、サージカルトレーニングなど教育プログラムを受講していただきます。

 ※目標金額超過後は、より充実した教育プログラム開催に向けて充当していきます。また金額に応じ、国内外で耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術の件数が多い病院での研修、学会や学会主催のサージカルトレーニング・講習会の参加等、耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療の中核となる専門的な医師育成の教育支援を行います。

 

【実施場所】

 北海道大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室

 北海道大学大学院医学研究院 100周年記念会館

 北海道大学大学院医学研究院 医歯学総合研究棟1F CAST Lab.

 北海道大学病院 先端医療技術教育研究開発センター

 

 

なぜクラウドファンディングに挑戦するのか

 

耳鼻咽喉科手術で使用する手術機器の進歩は目覚ましく、顕微鏡、内視鏡、外視鏡、マイクロデブリッター、ドリル、レーザーをはじめとした高額医療機器や手術研修に必要とする消耗品が必要となります。加えてサージカルトレーニングの実施には、精巧なシミュレーター、ご献体、動物などのほか、指導医(講師)、ご献体を管理する担当者、サポートする事務員などの人的資源も必要となり、開催や維持管理には多くの費用がかかります。一般的にこうしたサージカルトレーニングを含む教育プログラムでは、参加者に数十万円の費用負担を強いなければならないことなどから、十分な回数を若手医師に提供できておりません。

 

そのため、専門研修講義、臨床セミナー、サージカルトレーニングなど教育プログラムの実施と運営に向けて資金の援助が不可欠です。特にご献体をいただいた御本人様、御遺族様の御遺志により可能となっているサージカルトレーニングは、将来有望な耳鼻咽喉科・頭頸部外科医を育成するという意味で社会的意義が大きく、大変尊い機会であるため、継続的に実施していくことが当教室の責務であると考えています。

 

そこで今回、耳鼻咽喉科手術を担う次世代の医師を育成するための教育プログラム(専門研修講義、臨床セミナー、サージカルトレーニング)の整備と実施にかかる費用を募るため、初めてのクラウドファンディングに挑戦します。当教室は次世代を担う耳鼻咽喉科・頭頸部外科医を育成し、多くの国民の皆様に確かな医療を提供することで社会・地域へ貢献していきたいと考えております。ぜひ、お力をお貸しください。皆様からの温かいご寄附を、心よりお待ち申し上げております。

 

■目標金額:300万円

 

■資金使途

・教育プログラム実施費
・手術シミュレーター作成費
・手術器具購入費、レンタル費
・講師の交通費・宿泊費
・人件費(講師、サポート事務員など) 
・クラウドファンディング手数料 など

 

 

 

最後に 当教室の描く未来へのビジョン


 

教授 本間 明宏よりメッセージ

 

本プロジェクトは、耳鼻咽喉科・頭頸部外科手術を担う次世代の若手医師に対して行われる教育プログラムです。必要な医療技術を持つ豊かな人材を育成することで、多くの患者の皆様に最善な医療を提供できるものと思っています。この教育プログラムは、次世代の耳鼻咽喉科・頭頸部外科医の手技向上はもちろん、モチベーションの持続、そして達成感につながります。そして将来にわたって北海道をはじめ、日本の耳鼻咽喉科・頭頸部外科医療を支える国民の皆さんにとっても、大切なものになると考えています。

 

今までは開催が不定期で、その回数も不十分であったため、参加者希望者全員を受講させることは叶いませんでした。今回のクラウドファンディングにより、安定して継続して開催できるようになったら、研修の回数を増やし、さらに適切な参加人数でより濃厚な指導を実施したいと考えています。若き耳鼻咽喉科・頭頸部外科医の育成環境をより良くするため、私たちの考えをご理解くださる方々が1人でも多く増えることを願うと同時に、皆様からのあたたかいご協力をいただけたらと思っております。 ぜひ、お力をお貸しください。

 

                      

北海道大学大学院医学院 感覚器病学講座

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室

教授本間 明宏

 

 

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室のスタッフ紹介


 

加納 里志(講師)

頭頸部がんの手術は、がんの切除だけではなく術後の機能温存も考慮した手術が必要なため、非常に高度な手術操作が求められます。また、手術支援ロボットや内視鏡を用いた低侵襲手術も普及してきています。

 

若手医師がこうした手術手技を習得するには、ご献体を用いた手術手技トレーニングが最も有益です。若手頭頸部外科医の育成のため、ご寄附のご協力をお願いできましたら幸いです。何卒よろしくお願いします。

 


藤原 圭志(講師)

耳鼻咽喉科・頭頸部外科のカバーする専門領域は多岐に渡りますが、近年の医療技術・器械の進歩に伴い、各専門領域が高度に細分化されています。一人前の耳鼻咽喉科・頭頸部外科医になるためには、我々が若い頃とは異なり、適切で洗練された教育プログラムが必要となります。

 

北海道、そして日本の今後の耳鼻咽喉科・頭頸部外科診療を担う若手医師のトレーニングのために、ぜひご協力をお願いいたします。

 


鈴木 正宣(助教、医局長)

副鼻腔の内視鏡手術は、専門技能が必要でトレーニングが欠かせません。当科と共同研究をしている豪アデレード大学耳鼻咽喉科では世界最大規模の手術トレーニング講習会を毎年開催しており、手術手技の普及に努めています。

 

われわれは同大学のトレーニングを日本にも導入し、北海道、日本、アジアの患者さんにより良い治療を届けたいと切に願っています。ぜひご趣旨に賛同いただき、内視鏡手術トレーニングの発展にご協力いただければと思います。

 


対馬 那由多(助教)

当教室クラウドファンディングのホームページをご覧いただきありがとうございます。私は頭頸部がんの診療を行っておりますが、手術技術を習得するためには多くの経験が必要となります。書籍や動画で学べることもありますが、実際に触れてみなければ複雑な頭頸部領域の構造を理解することは困難です。

 

手術中の指導のみでは時間が足りないのが実情です。サージカルトレーニングの機会が増えれば、若手医師の飛躍的な技術向上に結び付くと確信しております。皆様からのご寄附を心よりお待ちしております。

 


本間 あや(助教)

私は主に睡眠時無呼吸の診療に携わっておりますが、近年、医療技術の発展にともない、吸収糸を用いた咽頭形成術や舌下神経電気刺激療法など、新しい手術療法が行われるようになりました。

 

このように新しい手術手技の技術向上のためには、サージカルトレーニングが欠かせません。北海道における睡眠医療の医療水準を高めるためにも、ご協力いただけましたら幸いです。

 


鈴木 崇祥(助教)

耳鼻咽喉科頭頸部外科の手術では、限られたスペースでの精密な操作と立体的な解剖学的構造の把握が求められます。教科書だけでの習得は困難であり、3Dモデルやご献体を用いた実践的な技術取得が重要です。

 

若手医師が高い技術を持つことは、質の高い医療を提供するために不可欠です。皆様のご寄附により、若手耳鼻咽喉科頭頸部外科医の手術技術のさらなる向上と安全な医療の提供を実現したいと考えています。ご寄附をお願い申し上げます。


中 薗彬(特任助教)

鼻副鼻腔の内視鏡手術では3次元的な解剖の理解と非常に高度な手術操作が求められます。しかしながら、日々の研鑽だけでは技術の習得は困難です。私たちは手術手技の向上を通じて皆様により良い医療を届けたいと思っています。若手耳鼻咽喉科・頭頸部外科医を育成するためご寄附のご協力をお願いできましたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

 


福田 篤(特任助教)

耳鼻咽喉科・頭頸部外科が担当する、耳、鼻、のど、そして頭頸部の各器官は、聞く、話す、食べるといった日常生活の基本的な機能に直結しており、これらの器官の治療には高度な専門知識と技術が求められます。私たちのプロジェクトは、内視鏡下鼻副鼻腔手術、耳科手術、頭頸部外科手術の実践的なトレーニングを通じて、次世代の医師たちに高度な技術を習得させることを目指しています。

 

しかし、このプロジェクトを実現するには、高額な医療機器や人的資源が必要です。特に、ご献体を用いた手術トレーニングや手術シミュレーターの製作費、手術器具の購入費などには多額の費用がかかります。皆様からのご寄附が、このプロジェクトの成功と、未来の医療を支える若手医師たちの育成に繋がります。どうか、私たちの取り組みにご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 

税制上の優遇措置について

 

北海道大学へのご寄附については、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。寄附金領収書はREADYFOR株式会社を通じて寄附金が北海道大学に入金された日付で発行いたします。


北海道大学への入金は募集終了の翌々月になりますので、税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。


※日本の納税者のみ対象となり、海外の方は優遇を受けることはできません。
※寄附金領収書のお名前は、ギフト送付先にご登録いただいたお名前となります。

 

■ 個人の場合
○所得税の優遇措置(所得税法第78条第2項第2号)
 寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。
 寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です。)

 

○個人住民税(県民税・市町村税)の優遇措置
北海道大学を寄附金控除の対象法人として条例で指定している都道府県・市区町村にお住いの方は、翌年の個人住民税が軽減されます。都道府県・市町村により取扱いが異なりますので、お住まいの都道府県・市町村にお問合せ願います。

 

■法人の場合(法人税法第37条第3項第2号)
寄附金の全額を損金算入することができます。

 

●寄附金領収書の発行について

寄附をされた方には、後日「寄附金領収書」を送付致します。

※寄附金領収書の宛先は、基本的にギフトのお届け先にご登録のご住所・お名前となります。

 

確定申告の際は、ご本名と現住所(住民票に記載のご住所)、法人様の場合は登記簿上の名称とご住所での領収証明書が必要となりますので、ご注意ください。

 

2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。そのため、2024年の確定申告で申告をお願いいたします。

 

税制上の優遇措置についてのご質問がある方、またご寄附をご希望される方で当サイトによる操作が困難な方は、下記のお問い合わせ先までご連絡下さい。

 

北海道大学社会共創部広報課 卒業生・基金室

TEL:011-706-2028

Email:kikincf*jimu.hokudai.ac.jp

* (アスタリスク) を @ (アットマーク) に変えてご連絡ください。

 

 

ご留意事項

 

・本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

・ご寄附のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

・クラウドファンディングについてのお問い合わせにつきましては、ヘルプをご参照ください。

 

・ページ内に使用しているお写真は全てご本人や保護者様より掲載許諾を得ております。

 

プロジェクト実行責任者:
本間 明宏(北海道大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)
プロジェクト実施完了日:
2026年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

耳鼻咽喉科手術を担う次世代の医師を育成するため、耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医および専門医を志す専攻医を対象に、教育プログラムとして専門研修講義、臨床セミナー、サージカルトレーニングを整備・実施する。資金の用途として、教育プログラム(専門研修講義、臨床セミナー、サージカルトレーニング)実施費、手術シミュレーター(鼻副鼻腔3Dモデル、側頭骨3Dモデルなど)製作費、手術器具購入費・レンタル費、講師、サポート事務員などの人件費が挙げられる。

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ギフト

3,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース3千円

・お礼のメッセージ

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

10,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース1万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

30,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース3万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

50,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース5万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

100,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース10万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

300,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース30万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

500,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース50万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

1,000,000+システム利用料


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【個人向け】応援コース100万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

30,000+システム利用料


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【 法人向け】応援コース3万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

50,000+システム利用料


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【 法人向け】応援コース5万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

100,000+システム利用料


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【 法人向け】応援コース10万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

300,000+システム利用料


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【 法人向け】応援コース30万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

500,000+システム利用料


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【 法人向け】応援コース50万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

1,000,000+システム利用料


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【 法人向け】応援コース100万円

・お礼のメッセージ
・耳鼻咽喉科HPへのお名前掲出(希望制)

上記に加え、北大フロンティア基金からのギフト
・寄附金領収書
・北大フロンティア基金からの御礼(https://www.hokudai.ac.jp/fund/gratitude/)
・銘板の掲出(北大フロンティア基金への寄附累計20万円達成時)

※寄附金領収書は2025年1月末までに送付します。なお、領収書の日付は、READYFORから北海道大学に入金のある2024年12月10日(火)の日付となります。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年1月

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