縄文人も虫歯に苦しんだ?骨と病で紐解く、3万年の"日本社会"史
縄文人も虫歯に苦しんだ?骨と病で紐解く、3万年の"日本社会"史

支援総額

2,119,000

目標金額 2,000,000円

支援者
122人
募集終了日
2018年8月31日

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2018年08月26日 15:40

観察病変について

 ずいぶん前になりますが、こんな表を書籍の一部で掲載させていただきました(日本を代表する古病理学者鈴木隆雄先生との共著本にて)。

骨で見るとこんなことがわかるという表ですが、いかがでしょうか?


え!!こんなにいっぱいわかるの?

 

または

えー、これだけしかわからないの?

 

という声が聞こえてきそうです。

 

骨の残りがいい場合に限りですし、残っていても観察個体の病変が骨に提示されていないこともあり、わからないことも多いです。

 

虫歯はやっている人が多いですし、私は骨の多孔性変化が結構きにいっていて

眼窩(目玉のはいるとこ)に観察されるものをみていくことにしました。

 

 

こんなかんじですね。ちょうど下から頭蓋骨の上のほうをみている感じ。今見ていただいているのは、眼窩上板という部分で、右からぷつぷつありますね。この出現頻度は、生業形態が狩猟採集から農耕へとシフト(タンパク質からでんぷん摂取が増える)することによって増えるとされてきました。北米ではこうした調査が盛んで、昔読んだこの種の論文が面白かったので、日本でもやってみようかと思い立ちました。

 

しかし、日本の場合は弥生時代になってもコメを作っているのも関わらず、

食べていない集団が確認されました(拙著 コメをたべていなかった?弥生人)。

 

骨の観察をしていると

「あれっ」

という場面にしばしば遭遇し、思いもよらぬ結果が出ることがあります。

 

ここが研究の面白さであり、醍醐味であることはいうまでもありませんが、

飽きない感じです。

 

今回のクラウドは韓国とそれにかかわる日本の古墳時代ということで

9月にはここに泊まって、観察調査の旅へと出発いたします。

 

ともにここまで参りましたクラウド残すところ数日

そろそろカウントダウンの時期となりました。

最期まで(金曜の10時59分59秒まで)頑張りますので

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

リターン

3,000


感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

①サンクスメール:感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

申込数
12
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年3月

8,000


今回の調査の成果報告書を送りします

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①サンクスメール
②成果報告書(PDF):今回の調査内容をまとめて成果報告書を作成しPDFでお送りします ※ご支援者様のお名前を記載させていただきます

申込数
26
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年3月

3,000


感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

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①サンクスメール:感謝の気持ちを込めたメールをお送りします

申込数
12
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発送完了予定月
2019年3月

8,000


今回の調査の成果報告書を送りします

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①サンクスメール
②成果報告書(PDF):今回の調査内容をまとめて成果報告書を作成しPDFでお送りします ※ご支援者様のお名前を記載させていただきます

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26
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制限なし
発送完了予定月
2019年3月
1 ~ 1/ 14


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