フリースクールに通う子ども達が、自作の絵本を出版したい!

フリースクールに通う子ども達が、自作の絵本を出版したい!

支援総額

205,000

目標金額 200,000円

支援者
18人
募集終了日
2014年6月7日

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    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
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2014年05月23日 16:08

ここは僕たちの居場所!

みなさんはじめまして!
フリースクール「ヒューマン・ハーバー」でスタッフをしている森下です。

 

たくさんの方からの絵本自費出版プロジェクトへのご協力の申し込みや応援コメントなどを頂き、大変嬉しく感謝しています!

ヒューマン・ハーバーについて、もっと色々と知って頂きたいと思って、今回は僕が実体験を含めて記事を書くことにしました。

 

 

僕は現在スタッフとして、ヒューマン・ハーバーの子どもたちと一緒に毎日を過ごしています。しかし、18年前は僕自身が学校外の居場所としてヒューマン・ハーバーと出会った一人です。

僕は小さな頃から人見知りが激しく、他人とコミュニケーションを取るのが苦手で、物心ついた頃は場面緘黙と言われる家の外では話すこともできない少年でした。
小学校時代は同級生や担任の先生が優しく受け入れてくれたので、何とか学校に通うことができました。でも楽しい場所ではなかったせいか、休むことも多く親に無理やり連れて行かれることもありました。

 

同じクラスの学校以外でも遊んだ友人は、僕のことをよく気にかけてくれた事が僕の中での救いでした。その友達のお蔭もあり学校でも少しずつ話すことができるようになりました。しかし、小学校を卒業して中学に入り、環境やクラスメイト、先生、そして全てが大きく変わって、不安で仕方なく学校に行くエネルギーがなくなりました。


当時は親の理解もなく、何としても学校に行かせようとする親に抵抗して部屋に閉じこもる日々を送りました。学校に行けなくなって半年過ぎた頃は、学校なんか絶対に行かないと心の中で決心して、家族とも顔も合わせず、口も利かない毎日となり、今思い出しても辛い日々でした。

ヒューマン・ハーバーがオープンした18年以上前は、学校に行かない子どもに未来はない・・みたいに言われ、お先真っ暗という風潮があり、僕自身もそのような不安を抱えていました。
そんな時にヒューマン・ハーバーという居場所を知って、主宰者である木村さんと出会いました。※以降、木村さんではなく、ニックネームのきよっぺと記載。
(ヒューマン・ハーバーではスタッフやメンバーに関係なくお互いニックネームで呼び合っていますので・・。ちなみに僕は大ちゃんと呼ばれています。)

 

僕が知っている大人や世間一般は、学校に行くのが当たり前・・という考えだったので、
「無理して学校に行かなくてもいいんだよ!」ときよっぺが言った時、ビックリして目から鱗が落ちる衝撃だったのを今でも覚えています。
それまで、初めての場所には、よほどのことがない限り行かなかった僕ですが、ヒューマン・ハーバーへ見学に行き、帰る頃には「ここなら通ってもいいな」と思い、僕にとってとても安心できる場所となりました。

 

ヒューマン・ハーバーに通い始めた頃、メンバーやスタッフが僕を優しく受け入れてくれたお蔭で、徐々に信頼関係を築くことができました。かなり時間はかかりましたが、ヒューマン・ハーバーの仲間と安心して話せるようになっていきました。話せるようになってから話すことが楽しく、自分の考えを言葉で伝えられることが本当に嬉しかったです。
僕にとっては画期的な時期だったと思っています。

 

ただ、言葉でのコミュニケーション経験が少なかったので、どうしたら上手く話せるのか、相手に気持ちを伝えられるのか、きよっぺやスタッフに相談したり、ヒューマン・ハーバーに通う仲間たちと一緒に過ごす中で、コミュニケーションをとる練習をしました。
今では初対面の方とも、緊張感もなく話ができるようになりました。

 

また、自分を表現する演劇などにも興味があったので、ヒューマン・ハーバーの子どもたちが結成した人形劇団「左団扇」に入りました。人形劇を通して感情を表現することをより一層学ぶことができたのも、話せるようになった大きなきっかけでした。
人形劇団員になってしばらくは大道具を出したり照明などの裏方を担当していましたが、少しずつ自信をつけていき、人形を動かしながらセリフを言ったり、役を演じることに挑戦するようになってからは徐々に表に出るようになりました。そして、前任の団長が卒業したのをきっかけに、僕が新しい団長となり、公演先の大勢の前で挨拶をする機会も増え、最初は緊張もしましたが、いい経験となり、人前で話すことの自信にも繋がりました。

 

人形劇の他にもバンドを組んでイベントに出演したり、バスケ部に入り大学生と互角の試合が出来るまでになったり、高松から沖縄までの42日間の自転車旅行を体験したり、書き切れない程たくさんの体験と出会いを与えてくれた、きよっぺとヒューマン・ハーバーには心から感謝しています。

 

どんな自分でも受け入れてくれる、急かされることなく自分のペースでしたいことや興味があることができる、一緒になって笑ったり泣いたり怒ったりできる仲間たち、コミュニケーションの楽しさと難しさを日常の中で学ぶことができる、まさに「日々の生活全てが学び」の場所が、フリースクールなんだと実体験を通して感じています。
今ではスタッフとして、ヒューマン・ハーバーに通う子どもたちと一緒に過ごしつつ、
サポートもしながらも、逆に大切なことを子どもたちから気づかせてもらっています。

 

 

そして今・・、絵本自費出版という大きな夢に向けてメンバーと一緒に力を合わせて、
夢の実現の元になる資金集めも一緒にしているところです。

自分たちで考えたストーリーを絵本にすること、たくさんの人・・、特に子どもたちにはぜひ読んでもらいたいですし、一人でも多くの方のお手元に届けばすごく嬉しいです!
夢は1人ではなく2人・・、2人よりも3人・・、と、みんなで力を合わせれば叶わない夢なんてないと信じています。

どうか、私たち・・僕たちの夢にご協力をお願いします!!

 


 

ご支援いただける方は、このページやプロジェクトページにある
「このプロジェクトの支援に参加する」という緑のボタンをクリックして、
支援金額に応じて引換券を選択してください。

 

プロジェクトを達成し、それ以上に集まったお金も、全て絵本制作に充てさせていただきたいと思っています。
「READY FOR?」での新着情報もまだまだ更新していく予定です。
今後も私たちの活動を見守って下さると嬉しいです!
Facebookでの「いいね」やシェアなど、広報にもご協力して頂けると幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

 

リターン

3,000


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■ サンクスレターと活動報告書
■ 絵本のイラストを使ったポストカード

支援者
5人
在庫数
制限なし

10,000


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■ サンクスレターと活動報告書
■ 完成した絵本『ペペと魔法といのちの旅』1冊
■ フリースクール「ヒューマン・ハーバー」の
 ホームページにお名前を掲載
■ A4サイズの描き下ろしイラスト

支援者
10人
在庫数
制限なし

30,000


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10,000円の引換券に加え、
■ 2014年9月7日(日)に開催予定の
 フリースクール「ヒューマン・ハーバー」
 18周年記念パーティーにペアでご招待!!

※ パーティーでは絵本の原作である人形劇や
  メンバーたちによる音楽会もご覧いただけます。
※ この引換券にのみ、描き下ろしイラストに
  ご支援くださった方のお名前を入れさせて
  いただきます。

支援者
3人
在庫数
2

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