- 支援総額
- 496,000円
- 目標金額
- 300,000円
- 支援者数
- 44人
- 残り日数
- 終了しました
このプロジェクトは
2017年4月28日(金)23:00 に成立しました。
プロジェクト概要
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皆様のおかげで目標金額の30万円を達成しました!
講習会は4回実施予定であり、30万円は2回分の費用の一部を補填するための金額でした。本プロジェクトで2回分の費用を全額集める事を目指すため、 ネクスト・ゴールを設定します!
みなさまからのあたたかいご支援を賜り、目標額を達成する事が出来ました。友人、知人の皆さま、知人の大切な人達、会ったことのない方、色んな方々の力を頂いた結果です。 本当にありがとうございました!
そして 今回新しいチャレンジに挑戦したいと思います。ネクスト・ゴールとして、2回分の講習会費用の全額を確保するため、プラス40万円の70万円を集めたいと思います。
もしこのプラス40万円を今回皆さまのお力を借りてその費用を集めることができれば、現在申請中の補助事業に採用されなかったとしても、二回の講習は確実に実施出来るようになり大変助かります。たいへん厚かましいお願いですが、もし、支援しようと思って下さる方がいれば、ご検討をお願いいたします。
プロジェクト終了まで、引き続き、ご支援をよろしくお願いします!
良ければこのままプロジェクト本文もご覧ください。
池田町林業グループ事務局
山本健太
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はじめまして!北海道十勝地方の池田町で役場職員をしています山本健太です。役場職員として林務行政に携わるとともに、池田町林業グループの事務局を務めています。
池田町にはおよそ2万ヘクタールの山林があり、その半分以上が広葉樹を中心とした天然林です。
しかしここ2,3年はカラマツ人工林の伐採に作業員が集中して、天然林が適正に管理されておらず、木炭の原料となる広葉樹が炭づくり職人の元に届きません。
そこで今回、森林所有者に自ら広葉樹を伐採してもらうことで、炭づくり職人に広葉樹が届くようにしたいと考えています。そのため今回のクラウドファンディングでは、伐採作業についての研修会等を開催し、森林管理人の育成をいたします。どうか皆さまご支援をよろしくお願いいたします!

理由は木を伐採できる人が少ないためです。
池田町がある北海道十勝地方は道内でも有数の林業地帯です。現在、その主役は人工的に植えられたカラマツであり、広葉樹の森林はほとんど管理がされていません。
池田町にある製材工場では年間約4万立方メートルのカラマツが木材製品に加工されています。また、十勝地方以外にある製材工場などにもカラマツの丸太を出荷するため、年間に約7万立方メートルものカラマツが伐採されております。
それだけのカラマツを伐採するためには、現状の林業労働者数で手一杯の状況です。

広葉樹の森林は約130年前の池田町の開拓以降、木炭の材料として持続的に使われてきました。広葉樹(特にミズナラ、イタヤカエデ)の木炭はカラマツ木炭と比較して火持ちがよく、良質な木炭として高い評価を受けています。
しかし今では木炭の原料である広葉樹を伐採し、炭づくり職人の方に届けてくれる人がほとんどいません。
そのため昭和20年代には100戸もの事業者がいた製炭業も、現在は2社(従業員10名程度)しか残っておりません。
また今のまま広葉樹を管理しないと、混み合った森林となり、根が十分に成長せず、最悪の場合土砂崩れを起こしやすい森林となってしまいます。
そこで、池田町林業グループは町内に眠る資源を有効活用してくれる森林管理の担い手を育成するために活動を始めようと決心しました。
今回のプロジェクトでは皆さんからご支援をいただいて、森林管理の担い手を育成するための講習会を開催します。 森林管理はチェンソーを使って木を伐採するという、とても危険な作業が伴います。
森林・林業に関して知識や技術がない方でも森林を管理する事が可能となるように、チェンソーの取り扱い方や伐採する木の選び方、伐採方向や伐採方法の判断の仕方、環境を破壊しない伐採方法を習得できる講習会を実施する予定です。
今回のプロジェクトを通して、森林管理の担い手になっていただける方には、木炭の原料を供給することによって収入を得てもらえます。また炭づくり職人は木炭の生産に集中して、質の高い炭を多く生産し、収入を得ることが可能となります。
炭づくり、森林管理に携わる人が元気になれば、森林も元気になっていくと思います。 今回のプロジェクトは森づくり、人づくりを進めていく第一歩となります。
どうか皆さま暖かいご支援をよろしくお願いいたします!
