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「2020インターハイ」中止の危機を救え!高校生の熱い夏を守りたい

「2020インターハイ」中止の危機を救え!高校生の熱い夏を守りたい

寄附総額

9,211,000

目標金額 40,000,000円

寄附者
724人
募集終了日
2019年10月23日
プロジェクトは成立しました!
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2019年10月16日 15:34

鈴木桂治さん「大勢の支えなくしてインハイは絶対に成功しない」

台風19号により亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

いつも応援をありがとうございます。残り一週間。いよいよラストスパートです。たくさんの激励や応援のメッセージをいただいており、心より感謝申し上げます。

 

2004年アテネオリンピックでは金メダルを獲得、現在は、国士舘大学柔道部コーチおよび全日本柔道連盟全日本強化スタッフを務める、鈴木桂治さんに、高校時代のお話を中心に取材を行なわせていただきました。

 

鈴木桂治さんは、高校3年生で出場したインターハイが、個人戦で日本一の座を勝ち取った初めての大会になり、その後の柔道人生で「世界」を目指すきっかけになったそうです。今もなお柔道で活躍し、自らの道を切り拓いて進む鈴木桂治さんからお伺いしたお話を、ぜひご一読ください。

 

 

インハイで初めて個人戦日本一になったことがオリンピックへの道に

 

── 鈴木さんはインターハイで優勝されていますが、その時のことを教えて欲しいです。

 

インターハイで優勝することができたのは、国士舘高等学校3年生の時です。この時は、団体戦と個人戦で優勝することができたのですが、実は自分が人生で初めて個人日本一になった大会なんです。中学・高校くらいから日本柔道強化メンバーに選ばれる選手もいる中で、僕はちょっと遅咲きなんですよね。そもそも高校3年生のインターハイで優勝するまで、個人戦で日本一になるような大会に出たことがなかったんです。

 

この経験で一気に自信がつき、自分の柔道人生にとって大きな力となりました。僕は柔道を強くなりたいと思って、中学の時に茨城から東京に来ました。簡単に世界を目指すって口にできますけど、その後の講道館杯など、柔道で勝ち上がっていけるようになったのはインターハイで優勝したことがきっかけです。インターハイで優勝していなければ本気でオリンピックのことは考えていませんでした

 

 

── インターハイ個人戦優勝が鈴木さんの人生を大きく変えたんですね。やっと掴んだ日本一の達成感は大変なものだったと想像できます。

 

個人戦優勝の喜びはもちろんですが、団体戦の方が嬉しかったですね。学校が日本一になったというのは本当に嬉しかった。当時は、国士舘・東海大相模・世田谷学園の3つの学校が日本一を争っている時代でした。優勝候補の一つではありましたけど、絶対優勝できるという状況でもありませんでした。団体戦ではキャプテンとして出場していたので、チームを引っ張らなければならないというプレッシャーもありました。今のインターハイでも、チームワークを大事にしている学校が多いと思いますが、チームで戦って勝つことができたというのは誇りに感じています。

 

高校3年のインターハイ団体戦決勝での鈴木桂治さん

 

── 個人それぞれが戦う競技でも団体戦ではチームワークが重要なんですね。


そうですね。柔道の団体戦はその観点で見ていても面白いと思います。僕はポイントを取る役でしたが、引き分けにして点を与えない役割や、攻めが得意だったり、守りを期待されていたり、一人一人が仕事をこなしてこそ強いチームプレーができます。野球で言えば、全員が4番バッターみたいなメンバーを揃えても成り立たないのと同じで、柔道でも守りや攻めの番があって「勝ち」につなげていくんです。
 

 

── 高校時代に他に印象に残っている対戦相手や試合はありますか。


自分の階級には井上康生の存在があったので。学年は2つ上で高校時代には試合はありませんでしたが、練習では何回か一緒になりました。

 

 

── のちに“二大エース”と呼ばれるようなお2人になるわけですね。高校時代からお互いにライバルとして意識しあっていたのでしょうか。


いえいえ…、井上康生さんは自分のことは全然そんなふうには意識していなかったと思います。僕の方は、この人すごいっていつも思っていました。

 

 

周りの期待と応援に支えられているということが大会の価値

 

── 高校生にとってインターハイという大会の存在意義はなんだと思いますか。

 

インターハイの素晴らしさの一つは、周りの応援や支えを一身に感じながら試合場に立てることだと思います。保護者たちが一生懸命応援に来てくれるんですよね。高校の大会はよく会場が満杯になって、観客席が少ない会場では夜中から並んでいたりします。そんな光景はインカレでもないですし、全日本選手権でもならぶ人は見ませんね。

 

やっぱり大学生以上になると、もう親元を離れて独り立ちしている人が多く、試合の数もそこまで多くないですから、あんなに周りが応援に駆けつけるというのは、高校生の大会ならではだと思います。僕の場合も、インターハイは香川だったんですけど、親だけじゃなくて親戚まで遠方なのに来てくれましたし、みんなに支えられて、だからこそ余計に頑張ろうと思えました

 

 

強くなるためには謙虚に。基本姿勢は、与えられるのを待つのではなく自ら吸収しにいくこと

 

── 高校生の時はどのように練習を行なっていましたか。

 

ただ漠然と自分のやりたいことを自由に練習するのではなくて、ちゃんと課題を持ってやっていたように感じます。技で相手を投げるような、見ていて面白い柔道を心がけて、立ち技でも寝技でもオールラウンドで戦えるように意識して取り組んでいました。

 

あと、自分は体が細くてガリガリだったんですよ。なかなか体重が増えなくて。高校生の頃はプロテインを買って毎日飲めるようなお金もなかったですから。寝る前にお餅を食べたり、考えてやれることをやっていました。それに今みたいにスマホで調べられる時代じゃないので、周りの人たちに相談して、いろんな人から答えをもらっていたので、それは今も生きていると思います。

 

 

── 自ら情報収集して常に周りから学ぶ、高校生でそれができていたのは何かきっかけがあったのでしょうか。

 

中学・高校の時にお世話になった川野一成先生に、「剛毅木訥(ごうきぼくとつ)」という言葉を教えてもらいました。「本当に強い人間は意志が強く、常に謙虚で飾らず、素直な気持ちを持ち続けるもの」というもので、今も大事にしています。自分が強くなるためには、謙虚な姿勢でいろんな人にいろんな教えを乞うことが必要だと考え実践してきました。人から与えられるのではなくて、人から吸収することを自分から積極的に求めにいくのが大切だと思うんですよね。

 

 

「石橋を壊して渡れ」自分の道は自らが拓く

 

── 一つのことにここまで集中して人生をかけられる人は滅多にいない中で、鈴木さんが柔道を続けてこられたのは何故でしょうか。

 

自分でやりたいと言い出して、3歳の誕生日に柔道着を買ってもらってから、ほとんどの人生ずっと柔道をやってきました。親は柔道経験者ではありませんでしたが、何か可能性を感じてくれていたのか、やめたいと言っても、「だめだ、お前がやると決めたことだから」と、やめさせてもらえませんでした。苦しいことも多いですし、何回もやめたいと思うこともありましたが、柔道を続けることができたのは、周りの人たちが自分の才能を見出してくれたおかげだと思います。

 

大学では、恩師の斉藤仁先生に「『石橋を叩いて渡る』のではなく『石橋を壊して渡れ』」と教えられました。自分で石橋をつくって渡りなさい、自分で自分の道を拓きなさい、と。自分が初めて行く道だから安全かも分からないし、たとえその橋が崩れるようなことがあったとしても、何かをやり抜くためには、誰かのつくったものに乗っかるのではなく、自分の進む道に責任を持って歩むことが重要だと思うんです。

 

 

応援してくれる方々の支えなくしてインターハイは絶対に成功しない

 

── 大きな志を持って頑張る高校生にメッセージをお願いします。

 

目標は高ければ高いほどいいと思います。インターハイで上位入賞とか、はっきりとした高い目標があるからこそ、日々の練習や一試合一試合に本気で臨むことができる。目標を前にして、常に自分には何が足りないのか問いかける、己をよく知る、よく勉強して本番に向かっていくことを大事にして欲しいと思います。

 

 

── 危機的状況にある「2020インターハイ」開催に向けてエールをいただきたいです。

 

高校生には最大の祭典で、これから日本で活躍する選手たちの大きなきっかけになる大切な大会。僕自身にとってもそうだったように、インターハイは人生の大事な節目になるものだと思います。これまでもこれからも、選手だけではなくて応援してくれる方々の支えなくしてインターハイは絶対に成功しませんので、ぜひ「若者の夢」を途絶えさせず、叶えて欲しいと思います。

 

鈴木桂治さんは国士舘大学柔道部 男子監督を務めている

 

◆ 鈴木 桂治(すずき けいじ)

1980年6月3日、茨城県結城郡石下町(現常総市石下町)生まれ。国士舘大学体育学部武道学科及び同大学院スポーツ・システム研究科卒業。平成管財株式会社所属を経て、現在は国士舘大学体育学部武道学科 准教授、国士舘大学柔道部 男子監督、公益財団法人 全日本柔道連盟 全日本強化スタッフを務める。


1998年、全国高等学校総合体育大会柔道競技大会100kg級で初の個人タイトルを獲得。同年、全日本ジュニア柔道体重別選手権大会、世界ジュニア柔道選手権大会で優勝、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会では高校生として史上初の優勝、以降、2001年まで4連覇を成し遂げる。04年アテネ五輪100キロ超級金メダル。12年7月に現役引退。18年3月に早大大学院スポーツ科学研究科修士課程修了。

 

<主な戦績>
【オリンピック柔道競技】
2004年 100kg超級 金メダル(アテネ)
2008年 100kg級 出場(北京)


【世界柔道選手権大会】
2003年 無差別級 金メダル(大阪)
2005年 100kg級 金メダル(カイロ)


【全日本柔道選手権大会】
2004、2005、2007、2011年 優勝
◎オリンピック・世界選手権を通じて男子選手で初めて3階級を制覇

 

<指導実績>
国士舘大学柔道部 男子
2016年 全日本学生柔道優勝大会 3位
全日本学生柔道体重別団体優勝大会 優勝
2017年 全日本学生柔道優勝大会 ベスト8
全日本学生柔道体重別団体優勝大会 2位
2018年 全日本学生柔道優勝大会 3位
全日本学生柔道体重別団体優勝大会 3位

 

<著書・論文歴>
1. 著書  再起力 人間「鈴木桂治」から何を学ぶのか (単著) 
2. 著書  柔道の教科書―いちばんわかりやすい!  (共著) 
3. 著書  絆 俺と柔道をつなぐもの (単著)
4. 著書  観戦&実戦で役に立つ! 柔道のルール 審判の基本 (共著)
5. 論文  柔道の安全な後ろ受身の指導方法についての一考察 (共著)

 

(文/READYFOR キュレーター田島沙也加)

 


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