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2022年05月02日 12:35

引き取ることができる引退競走馬の選定について

新しく入厩予定の引退馬が未だ決まっておりませんので今日は引退馬の選定について書こうと思います。

(引退競走馬党のFBにも同様の投稿をいたしました)

 

元競走馬を受け入れて乗用馬への再調教を行う際に重要なことは引退馬の選定です。

すべての引退競走馬を無条件で受け入れることは困難です。

ケガなどで乗用馬への転向が難しい場合はもちろんですが

特に乗用馬は乗馬クラブでは安全にお客様に騎乗していただく事が前提です。

したがって危険な癖を持つ馬は引取り候補から排除せざるを得ません。

 

具体的には

咬癖、蹴癖、後退癖、癇性の強い馬、狂弄癖などです。

これらの馬は安全にお客様に騎乗していただけないばかりか事故の原因になりかねません。

そのうえで引取り、再調教を行うのですが上記のような癖の馬を避けても調教が不十分な馬をお客に騎乗させることはできません。

十分な再調教期間を確保し安全に騎乗できるように調教しなおさなければならないのです。

 

乗用馬としての引退馬の引取りには縁と上記のような条件が必要となってきます。

競走馬の調教師や厩務員との信頼関係が上記のような癖を事前に知らせていただける事が可能となります。

 

いろいろと制約がありますがその中で縁をつないで引き取れる引退馬には幸せになってほしいと思っています。

 

乗用馬と競走馬の違いについて

 

競走馬は第一に速度が勝負であります、調教もそれを主な目的として行われます。

それに対して乗用馬に求められるものは従順性、コントロールのしやすさです。

競走馬の場合は上述した癖の一つや二つはある方が早く走る馬になるというくらいの意識で馬に接しますのでベテランの厩務員や調教師はおとなしさは重視せず調教を行います。

少々の危険な馬もプロとしての経験でカバーできるのです。

 

したがって競走馬上がりの引退馬を引き取った時はおとなしさを求めるようなしつけは全くされておりません。

ですから馬の精神状態を安定させることから調教を始めなくてはなりません。

その後はあらゆる調教方法を駆使して安全にコントロールできる乗用馬へとトレーニングをしてゆく必要があります。

 

安全に乗用馬としてデビューさせるためには時間と労力が必要になりますが、その結果、引退馬が次の活躍の場を確保できると考えています。

 

1頭でも多くそのような引退馬が増えるよう今後も勉強しながら頑張っていこうと思います。

今後ともよろしくお願いいたします

 

 



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