台湾から日本の観光地でインターンシップをする学生を支援したい！

 

 

はじめまして、茨城県土浦市の人財支援会社 『株式会社 ＥＮＯＮ（エノン）』と申します。

 

社名の由来は、EN（ご縁）とON（ご恩）で「ENON（エノン）」と呼びます。

 

私たちＥＮＯＮは、主に海外人財に関する就職支援・転職支援・人財コンサルティング・人財採用支援・特定技能外国人の登録支援機関を行っている会社となります。

 

 

私たちＥＮＯＮは、こうした海外人財に寄り添い、海外人財と日本企業を繋ぐ支援会社として、これまで事業を行ってまいりました。個々の様々な悩みや課題において「一緒に悩み、一緒に考え、一緒に達成感を味わう」ことをモットーとしております。

 

 

 

 

 

 

 

これまでも多くの海外人財に対する支援を行ってきた中で、「台湾インターンシップ支援」においては今後の目的の一つでもある【日本への就職】という点が注目されます。

 

過去にも、約6ヶ月間の研修を行う中で受入企業における数々の対応のすばらしさやスタッフの温かさに魅了され、『この企業で働きたい！これからも日本で成長したい！』という想いの中で、研修終了後に受入企業への就職をした学生もおります。

 

また、受入企業への就職とはならなかったものの、台湾へ帰国し、少し時間が経つことで日本での研修や生活を振り返り、『再度、日本での就職にチャレンジしたい！』と希望を持った学生からの相談もあり、日本国内への就職サポートを実施した事もございます。

 

就職後においても定期的に状況確認のため訪問を行った際にも、インターンシップ時と変わらず活き活きとした表情で仕事に取り組んでいる姿は、これからインターンシップを予定している学生や、来年・再来年に4年生となる台湾の学生の善き模範となるのではと考えます。

 

 

 

 

今回のプロジェクトの目的として、私たちが行う事業の一つである『台湾学生のインターンシップ支援』において、将来は日本で就職を考えたい！という希望を持った学生に対し、日本をより知って貰うために研修先周辺の重要文化財や神社仏閣の見学及びＰＲ活動、学生目線での地域観光を盛り上げるための広報活動、他の学生が研修する施設への訪問による相互交流の機会を行うため、このプロジェクトを立ち上げました。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、観光需要が激減した中、徐々にインバウンドが戻りつつあり、更に「日本の観光」を盛り上げる一つになればという思いも込め、学生と研修先が一緒になり、更なるインバウンド需要の拡大に向けて取り組んでいきたいと考えております。

 

 

 

 

台湾の大学に在学している学生が、一定期間就業を行う「インターンシップ支援」として、台湾の大学を卒業する前に、単位取得の一環も含めて日本での研修を希望する学生は多く、今回の2023年3月～8月においては、総勢55名もの学生からのエントリーがあり、日本での研修が確定した学生が『19名』となります。

 

主に、日本語学科を専攻している学生や観光学科を専攻している学生が対象となるため、日本国内でのテーマパークやホテル・旅館にて研修を行うことを予定としております。日本での職場体験は初めての経験となり、日本語学科や観光学科で日本語を学んではいるものの、日本人とはあまり話をする機会もなく、今から緊張をしている学生がほとんどです。

 

これまで、日本への「留学」や「短期間の実習」、旅行などで在学中でも来日する機会が多くある学生たちですが、新型コロナウイルス感染症の影響が出始めた約3年前より自粛せざるをえない状況が続き、我慢をしなければならない時期が続いておりました。

 

インターンシップ支援が出来ていない期間が続いており、2020年3月においては、一度インターンシップが決定していながら、新型コロナウイルス感染症が世に広まり始めた事から、中止に追い込まれました。また、一昨年・昨年と日本国内での緊急事態宣言や蔓延防止等の措置により大学との幾度となる打合せの中で、見送る時期が続いておりました。

 

やっと、終息が見えてきた事から2023年3月からの再開に向けて、2022年6月より大学との打合せを進め、9月下旬～10月中旬にかけて大学での説明会を開催し、55名のエントリー者の中から19名の選抜メンバーが決定したという経緯となります。

 

台湾の大学生のインターンシップ支援を行う事となった経緯としては、日本はこれまで様々な国から外国人の新規入国を受け入れており、2022年において外国人入国者数は約420万人^※となっております。

 

※出典元：■令和４年における外国人入国者数及び日本人出国者数等について（出入国在留管理庁）

 

特にアジア圏からの入国者数が多く、韓国・台湾・香港・タイ・ベトナム・中国とほとんどが日本に近い国々からの入国となっております。中でも台湾は日本との親交が深く、中国語や英語を話す事が出来る方が多く、漢字圏でもあるため漢字の読み書きや日本語を勉強する方が多いのも特徴の一つです。

 

台湾などの中華圏からの旅行客が多いというのもコロナ禍前から変わっていないところです。台湾の学生に目を向けてみると、日本語学科や観光学科で日本語を学ぶ学生が多く、将来において日本での就職を考える学生が多いのも、台湾の学生を推薦する一つとなっております。

日本語レベルも高く、会話においても高いレベルの人財が多いのも魅力の部分です。

 

これまでも、台湾の人財を支援する機会が多かった中で、受入企業からの評価も高く、勤勉で真面目に取り組む姿勢は、日本人としても見習う部分が多くあります。

 

今回の55名のエントリーにおいても、日本で研修を体験したいという希望の現れであり、希望者全員に対して体験する機会を提供出来ないのは、課題の部分でもあります。

 

今後は、更に台湾の学生と関わって頂ける受入企業が増える事を願いながら、この「台湾インターンシップ支援」を継続していきたいと考えております。

 

その機会を作る一つとしても、プロジェクトのリターンに『企業コース』を設定し、関わりを検討したい企業や学生がどのような思いや姿勢でプロジェクトを実行しているかを直接聞いてみたいと考える企業向けに、設けた次第でございます。

 

是非とも、この機会に台湾の学生の体験や今後の目標について声を聞いて頂きたいと思います。

 

 

 

台湾の私立大学３校、国立大学１校から選ばれた学生１９名となります。

 

インターンシップは、単位取得の一環として行うものであり、日本で職場体験を行うために在留資格を取得して来日する事となります。卒業を今年に控えた学生たちであり、４年生の後学期の締めくくりとして海外でのインターンシップを希望とした学生たちであり、皆さんがこの「日本」を選んでくれました。

 

尚、台湾の大学４校より選抜された学生であり、それぞれ６ヶ所の研修先へ分かれてのインターンシップを行うため、初めて顔を合わせる学生がほとんどであり、大学の垣根を越えて協力をし合いながら進めていくインターンシップでもあります。

 

普段、別々の大学へ通う学生が、母国を離れ初めて会う同年代の学生と共に協力してインターンシップを行っていく事で、更なる成長へと繋がるものであり、社会への一歩を踏み出すための準備として、貴重な経験ができるものと思います。

 

 

 

 

 

 

今回参加する学生のほとんどは、「日本での就職」を希望しており、このプロジェクトを通してより日本を知るための機会と考えております。

 

大学を卒業し、その後に日本での就職を行うため、「日本企業がどのようなサービスをしているのか」、「日本企業の就業スタイルはどのようなものなのか」、「日本企業を選ぶ基準はどこにあるのか」、それぞれ学生により日本企業を見る視点は違うものの、より自分に合う日本企業と出会うための研修でもございます。

 

また、自身が経験したインターンシップを通して、大学の後輩へ向けて自身が体験した事を広めてくれる学生も多く、先輩のおすすめでこの企業にエントリーしたいという学生もおります。

 

また、受入企業においては、台湾と日本を繋ぐ一つとして学生が経験した事や体験した事などをSNS等で掲載してくれる事により、観光として受入企業へ訪れる方も多く、台湾での広報活動を学生が担ってくれるという事もあります。

 

 

 

今回、職場体験として研修を行う事を快く了承頂き、学生の支援に対してご協力頂ける企業は、全国６ヶ所にて茨城県・栃木県・福島県・埼玉県・福井県となります。

 

海外の学生が努力している姿を企業内にて見せる事で、周りで働くスタッフに対しても何かしら感じるものがあると考えて頂いており、学生から学ぶものもあると言って頂いているのも嬉しい言葉でございます。

 

 

それぞれ、各施設とも魅力ある観光地であり、１年を通して四季折々の風景や癒しを与えてくれる環境で職場体験を行う事が出来るのも貴重な経験であり、これから社会へ出ていく一歩を踏み出す場所としては、恵まれた環境で研修させて頂く事に、感謝の気持ちでございます。

 

 

 

今回、クラウドファンディングに挑戦する理由をお話したいと思います。

2023年3月～8月末まで日本国内の研修先で職場体験を行う中、学生はより多くの日本文化を知る機会を求めております。地域の観光や地域との交流、他の学生が研修する先の環境や施設の特徴、日本の重要文化財や世界遺産の見学など、限られた時間の中で研修も行いながら、出来る限り日本文化を知ってもらいたく考えます。

 

そうした学生に対して、学生が準備する予算だけでは移動費や宿泊費、見学費等の負担が多く、受入企業の努力だけでは限られた中だけの取り組みになってしまいます。

 

そこで、今回は初めてクラウドファンディングを利用し、皆さまからのご支援を頂き、ご支援を頂いた中で出来る限りの『学び』と『体験』をさせて頂ければという想いで、このプロジェクトを企画しました。

 

学生1名が月1回程度、施設間の交流や日本文化を知る機会を設けると仮定し、移動費や宿泊費、その他費用で【約2万円】、それが約6ヶ月間で6回実施するとし、【一人あたり約10万～12万円】の費用が掛かる見込みとなります。

 

学生19名が今回の研修を実施しますので、【約200万円】程度の費用が掛かる見込みとなります。

その内の【100万円】を皆様からのご支援により資金の確保として繋げたいと考えております。

 

支援頂いた金額については、それぞれの受入企業ごとに分かれている学生が地域観光を知るため、受入企業近郊の観光名所での発見に時間を持ちたいと計画しています。

 

3月下旬～4月初旬には「花見」として日本の『桜』を見る機会を持ちます。日本への来日が初めてとなる学生もおりますので、日本の桜を知る機会にもなると思います。

 

その後、5月～6月下旬を目途に相互交流の機会を予定しております。相互交流においては、学生が滞在する地域外の受入企業への訪問を行い、学生がどのような研修を行っているか、自身の受入企業との違いはどのようなところがあるのか、一緒に働くスタッフはどのような方か、学生同士が意見交換する機会を持ちたいと考えております。

 

7月～8月においては、いよいよ最後の締めくくりとなるため、活動レポートをまとめる時間として、学生が希望する地域へ赴き、その地域での「日本を知る」という目標を基に、活動レポートの纏めに入る予定でおります。

 

 

 

 

今回、日本に来る台湾の学生たちは、数ある世界の国々の中からこの日本を選び、「日本で就職する」という大きな目標を持ってインターンシップに臨みます。

 

茨城県・栃木県・埼玉県・福島県・福井県、それぞれ行き先は個々に違ってきますが、その県でしか経験出来ないものもあり、その配置された県ならではのふれあいや出会いなどの貴重な経験が出来ると考えています。

 

目標とする地へ実際に足を踏み入れ、そこでの生活や仕事を体験するというチャンスはそう簡単に手に入るものではありません。現にこのインターンシップにおいても、希望する多数の学生の中から選びぬかれた19名のみが参加できることとなっており、非常に貴重な機会なのです。

 

そんな貴重なこの6ヶ月間を、単なる職業体験では終わらせたくないと私達は考えております。 彼らが自分の足で日本の名所や観光地を歩き、生の日本文化に触れ、日本人と交流する機会を持つ。これは日本に来たからこそできる活動です。 　

 

その活動に積極的に取り組める環境を作ることで、彼らは目標により一層近づくことができます。 　

皆様の応援のお気持ちを、夢への第一歩を踏み出した台湾の学生たちに届けます。 　

 

応援よろしくお願い致します。

 

 

 

 

リターンについて