沖縄の伝統文化 イラブー|イザイホーと共に後世へ

沖縄の伝統文化 イラブー|イザイホーと共に後世へ

支援総額

5,278,000

目標金額 4,800,000円

支援者
275人
募集終了日
2023年8月18日

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プロジェクト本文

ご支援に感謝。クラウドファンディング成立のお礼

 

たくさんの方のお力添えで、8月16日に第一目標金額を達成することができ、無事にクラウドファンディングが成立いたしました。ご支援や拡散ご協力をいただいた全ての皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました。

 

皆様からいただいたご支援のおかげで、映画『沖縄久高島のイラブー』を制作することができます。今後の映画の制作についてや、リターンの発送状況につきましては改めて皆さまへご連絡いたします。引き続き見守っていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

|文化財映像研究会について

 

ページをご覧いただきありがとうございます。

私たち文化財映像研究会(代表:岡田一男)はこれまで、1978年に撮影された沖縄久高島のイザイホーの歴史的に貴重な映像フィルムをデジタル化し、それをアーカイブ化することで公開・活用していくプロジェクトを手掛けてきました。

 

そしてこのたび、1978年のイザイホーの祭礼と並行して撮影されたイラブー(エラブウミヘビ)漁およびその燻製作りの民俗誌的にも貴重な映像を元に、新作映画『沖縄久高島のイラブー』を制作すべく、本プロジェクトを立ち上げました。

 

私たちは2021年にクラウドファンディング・プロジェクト「沖縄久高島の祭礼 イザイホー|貴重な記録映像をデジタル化し後世へ」を立ち上げ、目標金額600万円を上回る764万9千円のご支援をいただくことができました。その費用を元に、未公開映像を含め17時間余りに及ぶ映像記録をデジタル化することができました。

 

また、それを受けて2022年より継続寄付プロジェクト「サポーター募集|沖縄久高島イザイホー映像アーカイブ化にご支援を」を開始し、デジタル化した映像をアーカイブ化し、公開・活用していくためのプロジェクトを進めています。本プロジェクトはサポーターの皆さまからいただいたご支援に加え、日本学術振興会の科学研究費の助成により、目下着実に進行しています。

 

久高島のイザイホーの様子(1978年)

 

 

|沖縄の伝統文化 イラブーとは

 

これまでいただいたご支援をもとに、デジタル化やアーカイブ化を進めている未公開映像の中で、最も重要なものはイラブー(エラブウミヘビ)漁およびその燻製作りを記録した一連の映像だと気づきました。

 

イラブーは、琉球王国の時代から特別な意味を持つ生き物であり、かつて久高島の人々は獲ったイラブーを燻製にし、それを首里の王府に献上してきました。琉球王国が消滅した後も久高島のイラブー漁は続けられ、それは同じく久高島に残ったイザイホーの祭礼とともに、沖縄の伝統文化として残されてきたのです。

 

しかし、1978年に開催されたのを最後にイザイホーの祭礼が中断すると、その後イラブー漁・燻製作りも一度途絶えてしまいました。イザイホーの祭礼とイラブー漁・燻製作りには密接な関連があり、両者は不可分の存在でした。

 

幸いなことに近年になって、久高島の人々の努力により、イラブー漁・燻製作りの伝統は復活を果たしました。そうした今、1978年のイラブー漁・燻製作りの映像は、伝統が途切れる以前の様子を記録したものとして歴史的に高い価値を持っています。

 

そこで私たちは、デジタル化することで復活したイラブー漁・燻製作りの映像を元に、新作映画『沖縄久高島のイラブー』を制作すべく本プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、1978年の映像を用いるだけでなく、現在の久高島の人々が取り組んでいるイラブー漁・燻製作りの映像を加えることで、新たなドキュメンタリー作品を完成させることを目指しています。これはいわば映画『沖縄久高島のイザイホー』の続編であるとともに、久高島を舞台とした最も新しい映画作品となります。

 

イラブーを獲るために海岸に建てられた仮小屋の様子(1978年)

 

 

|皆さまからのご支援で実現できること

 

本プロジェクトの目的は、新作映画『沖縄久高島のイラブー』の制作を行い、それを完成させることです。

 

映画は、1978年に撮影されたイラブー漁・燻製作りの映像を中心とし、さらに新規撮影した映像を組み込んだ、新しいドキュメンタリー作品となります。

 

以下は映画『沖縄久高島のイラブー』の企画趣旨を紹介した動画です(7分45秒)。

 

 

次に1978・1979年に撮影した映像の一部をご紹介します。

 

イラブーの燻製を作っている小屋(トゥンチグヮー)と神アサギの様子(1978年)

燻製小屋(トゥンチグヮー)の中の様子(1978年)

完成したイラブーの燻製(1978年)

盛り付けられたイラブーの燻製(1979年)

久高ノロ(1979年)

外間ノロ(1979年)

ウメーギとニーガン(1979年)

久高島の女の子(1979年)

 

映画の総制作費は2,000万円を見込んでいます。このうち新規撮影にかかる費用480万円を、クラウドファンディングによって皆さまからご支援いただければ幸いです。

 

新規撮影の費用の内訳は以下の通りとなります。

 

【新規撮影費用の内訳】


・撮影旅費・滞在費 300万円

・外注機材費・ドローン撮影など外注技術費 100万円

・実施・運営経費 80万円

 

それ以外に必要な制作費1520万円については、各種助成金から785万円(このうち日本芸術文化振興会助成金535万円、全国税理士共栄会助成金50万円が確定)、自己調達資金735万円(上映収入見込み分等を含む)によって賄う予定です。

 

本プロジェクトでは、2024年3月31日までに映画『沖縄久高島のイラブー』を完成させます。そして、2024年5月に東京で完成報告上映会を開催し、これをもってプロジェクト完了といたします。

 

|今後のスケジュール

 

本プロジェクトでは、以下のようなスケジュールで進行する予定です。

 

●2022年

 7月 企画調査開始(7月、8月、11月現地調査)

 9月 既存映像編集整理開始

 

●2023年

 6月 現地撮影打合せ

 9月 クランクイン

 9月~10月 久高島での撮影

 11月~12月 ノンリニア編集

 

●2024年

 1月~2月 ポストプロダクション

 3月 映画完成

 5月 完成上映会・報告会開催(東京)*

     本プロジェクトの完了

 

●2024年夏 全国の映画館で上映開始

 

また上記の映画制作と並行して、その成果を現地・久高島の人々に還元するための活動を実施します。具体的には、久高島での特別上映会の開催、DVD+映画パンフレットの全戸無料配布などを予定しています。

 

久高島でのイラブー映像(デジタル化された1978年のもの)の上映と意見交換会(2022年8月)

 

*2024年5月に東京・紀伊國屋ホールにて二日間連続で特別イベントを開催します。

 

・5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント

・5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会

 

※いずれも事前申込制(先着順)となります。定員を超えた場合は締め切らせていただく場合がございます。また、日程については、変更の場合もあります。プログラム、登壇者につきましては、決まり次第、文化財映像研究会のFBに掲載します(参加者にはメールでお知らせします)。

 

尚、下の写真は2023年5月1日に東京・紀伊國屋ホールで開催した映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベントの様子です。350名余の方々の来場があり大盛況でした。

 

 

時代の流れとともに、一度は途絶えてしまったイザイホーの祭礼とイラブー漁。その場面を捉えた映像は、歴史的にも大変貴重なものです。沖縄の伝統を後世に伝える新作映画『沖縄久高島のイラブー』の制作に向けて、あたたかいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

|プロジェクトメンバーからのご挨拶

 

岡田 一男

映像作家・映画『沖縄久高島のイザイホー』(1979/2022)監督

東京シネマ新社代表取締役・公益財団法人下中記念財団評議員

 

 

昨年、『沖縄久高島のイザイホー』2022年版の完成と久高島の方々との交流を再開する中で痛感したのが、イザイホー関連映像のデジタル化・アーカイブ化・データベース化にとって、過去40数年の久高島と島人が辿った変遷と苦闘、そして久高島・イザイホー研究の進展を併せて映像の記録に遺す事の重要性でした。

 

その具体化が、イザイホー研究の最新成果も反映させた、イラブー(エラブウミヘビの燻製づくり)の過去・現在・未来を見据えた新規撮影を含めたドキュメンタリー映像の制作です。

 

イザイホーは、日本の古来の信仰の真髄をフルスペックで詰め込んでいる稀有な存在ですが、イラブーの信仰上の構図もそれと一致することには驚かされます。色々な伝承や文化が、急速に消えてはいますが、高齢の方々の間では、いまだ久高島方言の話者がいらっしゃいます。

 

こうした言語状況も踏まえ、今ならまだ記録に遺せる島の言葉による証言を集め、島のコミュニティに必要な将来への民俗伝承に役立つ映像とは何か、を島人と共に考えながら制作を続けたいと念じています。

 

石村 智

考古学者・人類学者

国立文化財機構 東京文化財研究所 無形文化遺産部 部長・(兼)音声映像記録研究室 室長

 

 

イラブー漁とその燻製作りを記録した1978年の映像は貴重な歴史的資料であることは言うまでもありません。しかしさらに重要なことは、この数百年にわたって続けられてきた伝統が、一回は途絶えたにもかかわらず、久高島の人々の努力によって復活を遂げたということです。つまりこの伝統は現在にも続いている「生きた文化遺産(リビング・ヘリテージ)」であるということができます。

 

この映画は、かつての伝統的なイラブー漁・燻製作りの様子の記録であると同時に、現在の久高島の人々の営みを生き生きと伝える作品となるでしょう。みなさまには、ぜひともこの映画の制作に力を貸していただきたく、お願い申し上げます。

 

三島 まき

民俗祭祀研究者

学習院大学非常勤講師・法政大学 沖縄文化研究所 国内研究員


イザイホーの祭りの庭に、白い衣装と扇を手に優雅に舞う神女たち。その同じ女性たちが、真っ暗な狭い岩穴を降りていき、手でイラブーを捕獲し袋の中に入れていきます。この衝撃的な映像を見る人は、自然に向き合う女性たちの姿に、驚きと敬服の念を抱かざるを得ないでしょう。

 

神祭りの晴れ舞台の裏では、このような日常生活が行われているのだと知れば、イザイホーの映像もさらに深く理解ができるように思われます。珊瑚礁からなる島は、水も乏しくお米はとれず、食料の不足を補うのが、貝や魚、スク(アイゴの稚魚)、イラブーなどニライカナイからの贈り物です。久高島の女性たちは、つねに自然とともにある暮らしの中で、森やニライカナイに日々の安寧と感謝の祈りを捧げるのです。

 

「沖縄久高島のイラブー」は、「沖縄久高島のイザイホー」と同様、久高島の人々の暮らしと信仰を後世に伝えることのできる貴重な映像です。この映像記録が作品となり、多くの方々にご覧いただけるよう、皆様の温かい応援を心よりお願い申し上げます。

 

イラブーの採捕(1)

イラブーの採捕(2)

イラブーの採捕(3)

供物の準備(神アサギ)

イラブーの盛り付け

健康と豊饒を祈願する

 

 

 

|応援メッセージ(順不同)

 

原田 健一

映像社会学 地域映像アーカイブ研究 新潟大学フェロー


『沖縄久高島のイラブー』は久高島のイザイホーの行事について、日常生活の営みから新たに解き明かすものとしてたいへん貴重なものになるかと思います。


また、今回の映像作品の試みは、研究調査、あるいは映像制作に対する大きな示唆を含むものとなるでしょう。沖縄久高島のイラブーづくりは、撮影した1978年当時、イザイホーの行事との関係が明らかでなかっただけでなく、その重要性も十分に認識できていなかったものでした。研究調査の進展によって、今までさほど重要ではない、あるいは関連が薄いと思われていたものが深い関係にあったことが分かるのはよくあることです。しかし、こうした民俗的な儀礼や行事において、やっかいなのは、そのことが判明したときには、当の行事そのものが途絶してしまっていることが多々あることです。


今回の映像は、イザイホーの行事に隠れその重要性が見えていなかったイラブー作りを、当時、撮影していたこと自体、奇跡的なことでした。そして、今回のプロジェクトによって、これまで意味不明であった映像が大きな意味や価値をもっていたことがわかっただけでなく、さらに、その映像をもとに、イザイホーの行事そのものに新たな光をあてるだけでなく、久高島の途絶していたイラブー作りの復元とも関わり、久高島の新たな民俗的な行事として甦らそうとする試みになっています。その意味で、ドキュメンタリー映画の枠をはるかに越えたものになっています。


久高島を通して、今なお、わたしたちが地域のなかで生きることの意味を問うものとして、とても大切な意義をもつものになると期待しています。

 

善方 隆

公益社団法人映像文化製作者連盟 会長


洞窟に潜り込み、素手でイラブー(ウミヘビ)を捕獲する映像に驚きました!

1978年に撮影されたこの貴重な記録をもとに、現在に受け継がれたイラブ―漁と燻製づくりを新たに撮影して未来へと伝える試みは、まさに民俗と伝統と歴史を記録し、伝承するという「映像文化」そのものの活動です。


岡田一男さんと東京シネマ新社のプロジェクトに敬意を表するとともに、多くの皆さまからのご支援を心よりお願いいたします。

 

川瀬 慈

映像人類学者・国立民族学博物館


久高島に滞在したとき「島に見られている」という感覚が常にあった。あれはなんだったのだろうかと思う。イラブーの燻製をつくる小屋の跡を訪れたのを覚えている。イラブーの味をかすかに思い出すことができる。

 

本企画を通して、イラブーと人の交流をめぐる叡智が脈打ち、舞い踊り、我々をふたたび照らしてくれることをのぞむ。岡田さん、皆さん、応援しています!

 

今井 友樹

ドキュメンタリー映画監督 『鳥の道を越えて』・『おらが村のツチノコ騒動記』
工房ギャレット代表・民族文化映像研究所理事

 

 

今でこそ動画撮影は簡便になり、スマホをかざせば誰でも撮れる時代です。しかし、1978年(私はまだ生まれていない)に、50日弱も久高島に滞在し、数台のキャメラによってフィルムで記録をしてこられたのは、興味だけでは決してなし得ないことです。

 

科学映像を体現してこられた岡田さんたちの覚悟があってこそ。これらが貴重な映像資料であることは言うまでもありません。さらに圧倒されることは、45年の歳月を経て、今度は岡田さんの主観を入れたドキュメンタリー映画として生まれ変わるというのです(企画趣旨を紹介するYouTubeを見てほしい!)。

 

新撮映像を織り交ぜながら、イラブー漁の未来をも捉えようとする姿勢に圧倒されます。岡田さんは、僕のフロントランナーです。完成が楽しみです。

 

川崎 賢子

清華大学日本研究センター客員研究員・日大芸術学部非常勤講師


沖縄久高島に伝承されていたイザイホーの祭祀と並行して、イラブー漁・燻製作りが進められていた記録がフィルムの中に眠っているという。十二年に一度、三十歳を越える既婚女性が、神女となる通過儀礼であるイザイホーは、年齢別、性別、聖別の厳格な秘儀であるが、それと並行するイラブー作りは、食の営みである。

 

しかし、この食の営みを手がける者にも共同体における聖なる役割がある。食は日常の領域と聖なる領域に架橋する。食物は日常を生きる者の身体を養うだけではなく、聖なるものにも捧げられる。イラブーはそのため重層的な意味を担う。記録は意味の宝庫であり、その解読は未来に委ねられている。

 

記憶を未来に繋ぐためにも、ドキュメンタリーフィルムの完成に期待したい。

 

須之部 友基

魚類行動生態学者・元東京海洋大学教授


30年くらい前に、沖縄の海でスクーバ潜水をして魚の生態を調査していた時のことです。日没前、海の中は暗くなり始めていました。その時、ニセネッタイスズメダイという魚の「ポポポ」という怒りの声を聴きました。見るとニセネッタイスズメダイが守っている卵をイラブーが食べています。イラブーはどうやって餌を捕るのだろうと思ってましたが、なるほどこういうものを食べていたのか、と納得しました。

 

イラブーは普段は海中生活ですが、爬虫類ということもあり休息や産卵のために上陸するそうです。上陸したイラブーの捕獲・燻製づくりは海と人を結ぶ接点の1つで、その背後にはイラブーが育まれるサンゴ礁があります。

 

イラブー食は久高島という生態系の中で長年の年月をかけて作られてきた貴重な文化です。イラブー漁・燻製づくりの記録映像が広く視聴されることを祈ってます。岡田一男さんをはじめとする東京シネマ新社スタッフの皆さんを応援いたします。

 

大野 兼司

NHKディレクター


岡田さんは不思議な人だ。同じ映像の仕事に携わる大先輩にも関わらず、気持ちが少年のように若く、熱い。まるで、今放送中の朝の連続テレビ小説の主人公の植物学者が植物への愛を語るように、”民族”と”文化”への愛を、目を輝かせながら語る。その言葉を聞いているうちに気づくと、こちらも何かしなくては、という気持ちがむくむくとこみ上げてくる。

 

そうして、私は何本かの番組を岡田さんの力をお借りして、ものにした。人類学者にして一国の大統領にもなったエストニアのレナート・メリさんや、中央アジアのカザフスタンの朝鮮人の映像作家のラブレンティー・ソンさんの番組だ。正直言うと、視聴率は必ずしも芳しくなかった。が、今では当時の自分に「よくやった」と声をかけてあげたい気持ちだ。放送日の一瞬を切り取った数字よりも、番組を放送しアーカイブに残すことで、まだ生まれていないかもしれない未来の視聴者に向けて、大事なことを伝える仕事が、ささやかだけれど確かにできたという自負があるからだ。

 

消えゆくものへの慈しみと新たに芽吹きくる命への愛。僭越ながら、それが岡田さんのこれまでのお仕事にずっと共通している姿勢だと思う。昔、私は陸上部で長距離をしていたので、それを駅伝になぞらえて、「精神のタスキ」と呼びたい。汗が染み込んだタスキを次の誰かに手渡すために走り続ける岡田さんに、私は沿道から心からの声援を送りたいし、また多くの方にも励まして頂きたい。

 

今回の「イラブー」もきっと素晴らしい作品になるだろう。しかも長編ドキュメンタリー映像として仕上げる計画だという。劇場で作品と対面できるのを心から楽しみにしている。

 

山本 恭子 

写真家・民俗学研究者


久高島といえば神の島、そしてイザイホーが大きくクローズアップされましたが、今でも島の中では祈りが大切にされ、息づいているのを感じています。イラブー漁もかつては久高ノロ家が中心となって行われており、今も、字で決められた人がその伝統を粛々と受け継いで守られています。

 

毎夜、真っ暗なイラブーガマの狭い空間にたった一人で息を潜めて、イラブーを待ち、素手で捕まえる。波の音しか聞こえない暗闇の中。それは神の道と通じるように感じます。とても貴重な、かつての映像に、今の映像も合わせて、久高を大切に思う岡田監督の手で作られるドキュメンタリーをこころから楽しみにしています。

 

遠藤 徹

雅楽研究者・東京学芸大学教授


伝統文化の継承にあたって映像記録の意義はますます大きくなっていると感じています。

岡田さんや東京シネマ新社の皆様とは以前に宮内庁楽部の雅楽の記録映像の作成でご一緒させていただきましたが、20数年を経た現在、当時の映像はすでに貴重な歴史の記録になりつつあると実感しております。

 

伝統文化を未来につなぐ貴重な映像となる「沖縄久高島のイラブー」の完成を心待ちにしています。

 

海老名 熱実

高島屋史料館TOKYO 副館長・学芸員


岡田監督と出会ったのは、当館で開催した「まれびとと祝祭」展での準備過程でのことでした。突然のお願いにも関わらず、「イザイホー」をはじめとする貴重な記録映像を快くご提供くださいました。おかげで大好評の展覧会となり、感謝の思いでいっぱいです。

 

その岡田監督が、ある時、熱く語られたのが「沖縄久高島のイラブー」についてです。曰く、未公開のさらなる重要な記録映像があるのだと。岡田監督には、ぜひこのイラブーの映画を完成させていただきたく思います。「イザイホー」とともに後世の貴重な財産になることは間違いないはずです。

 

星野 紘

公益社団法人 全日本郷土芸能協会 理事長


久高島は海の彼方東方からニライカナイの神々が来臨する最初の地であり、神々がその霊力(シジ)を首里王府に送り届ける役割を担って来た所。12年に一度島の女性の神女就任の祭祀イザイホーは今は途絶えているが、直近の1978年の詳細な記録映像をアーカイヴ化したのが前作『沖縄久高島のイザイホー』であった。

 

他方久高島では古くよりイラブー(海蛇)採集捕獲が行われており、しかもその採集権はかつて、久高ノロ、外間(フカマ)ノロ、外間根(ニーヤ)の有力神女三家にあった。また寄りものイラブーがニライの神の来訪に擬されている由。これもまた久高島のニライカナイ信仰の貴重な伝承の一つで、当事業はこのイラブ採集捕獲伝承を対象としている。

 

1978年まで行われていたイラブーの捕獲、薫製作業、関連儀礼等の録画映像に加えて、体験記憶を有する故、老からの聞き取りや島の明日を背負う青年層の今日の採捕関連活動の取材挿入するなどして、琉球弧固有の貴重な伝承を明日につなげることを意図した意欲的なものである。

 

鈴木健夫

ロシア史家・早稲田大学名誉教授 最近著『ロシアドイツ人』


高校時代の級友岡田一男君は、これまでにも数々の貴重な科学映画を世に問うてきましたが、『沖縄久高島のイザイホー』はまさに岡田君が精魂を注いでいる大事業だと思っています。そしていままた映画『沖縄久高島のイラブー』の構想があると聞き、心から応援するとともに、多くの人びとの支援によってこれが成功することを願っています

 

ヘレン・コヴァル

アーティスト 東ウクライナ、ルハンシク州からの在日戦争難民


I'm looking forward to the film "Irabu from Kudaka Island". This project is very important and valuable because it reminds us of our roots and shows life as a canvas in which different dimensions can coexist simultaneously. And although we are in a technological age, the way of life and rituals that are preserved in archaic cultures remind us of the impermanence and fluidity of life, and show how we leave a trace for our generations and establish connections with what goes beyond intellectual perception.

A film Isaiho made in 1978 it really struck me. It's probably the best film I've seen in a long time. Because it has showed life as a dance made up of many elements, sometimes so simple and repetitive, but at the same time having a profound basis. That's the skill of a filmmaker, after all, when a seemingly more narrative style of documentary films, managed to make it both artistic because conveyed the atmosphere, the lighting choices, the camera placement so gracefully. Especially when there has used that technique of capturing the action(movement) diagonally, at the same time, leaving a lot of detail in the field, and the camera positioning itself somewhat from above, it allows the viewer to directly become ours eyes, united with what is perceived. And close-ups with smooth movements and camera transitions, they also immerse us in the process in a concentrated way.

In the Isaiho ritual, the singing of the women creates a mystical pattern, it combines both fluidity and sharpness, like their movements in a dance, a step to one side, a step to the other, a cycle, repetition-this is what makes these actions systemic, this is the ritual, and through it we learn the characteristics and essence of communities or phenomena.


『沖縄久高島のイラブー』に期待する。この構想が重要であり、価値あるものと思うからだ。私たちの人生とは何かを問い、様々な生活様式が共存できるはずだと問題提起しているからだ。
一年前、日本に来てまもなく見た『沖縄久高島のイザイホー』は、衝撃的であった。
これまで自分の見てきた祭りの映像で最良の作品であったこと、非常に単純かつ繰り返しであるにもかかわらず洗練された沢山の要素の集積である舞踊を通じて、人生そのものを描いていると感じたからだ。それは、映像作家の力量によるもので、カメラの配置や画角の選択、光のあたり具合による雰囲気の醸成、周りの情景を絵の中に残しつつ動作の細部を切り取る技法に感銘させられた。

イザイホーの儀礼においては、女性たちの歌声が神秘的なパターンを生み出している。
滑らかさと鋭さが組み合わさった、一方への一歩、もう一方への一歩という、女性たちの舞踊の動きの繰返しとの組みわせによって、行為が体系的され、儀式となって、私たちにコミュニティや現象の特徴や本質を学ばせてくれる。

 

石高 健次

ジャーナリスト 元大阪朝日放送ディレクター


AIやチャットGPTの時代に、「このまま進んで、どこへ行くのだろう」と疑問と不安を持つのは私だけだろうか。便利の裏には不便がある、良いものには落とし穴がある。技術進歩、文明進化が抱える虚ろさを思わずにはいられない。そんな時、スーッと胸に飛び込んで来て、ホッさせてくれるのが「イザイホー」だ。

 

2021年、文化財映像研究会(代表:岡田一男)によって後世に残すデジタル化映像『沖縄久高島の祭礼イザイホー』として蘇った。時が止まっているような、昔から変わらず人の心をギュッと掴むイザイホー的なもの、フォークロア(民俗)が私は大好きだ。憧憬というか、漂う「なつかしさ」がいい。私は無神論者で、ジャーナリストとしては科学的合理性を道具に事実を追求し、表現してきた。

 

ま、それは置いといて、科学がどれだけのものを解き明かしてきたかは、はなはだ心もとない。アインシュタイン相対性理論など借りて質量計算したのだろう、星の明るさから計算すると遠い銀河系の光はそこまで曲がらない、それには宇宙に今の5~6倍の質量がなければならない。で、今知られている118種類の元素では宇宙を5%しか説明できず、最近ダークマター(暗黒物質)が27%を占めるだろう、あとは未だ不明だとか言われるようになった・・・。

 

そんな、この世の科学がもたらす“物足りなさ”を埋めるのがフォークロアだと思っている。岡田らの手によって今回制作される『沖縄久高島のイラブー』はイザイホーの第2弾といえるものだ。ウミヘビの、漁と燻製にまつわる民俗誌的な記録映像のデジタル化だ。


日本で最も古い、フォークロアの原型ともいわれるイザイホーだが、イラブーと重ね合わされることで、魂の血と肉がより高いレベルへ昇華するだろう。

 

無限の彼方の星の点滅も、地べたで寝そべりながら、理屈抜きで取り込んでしまうのがフォークロアだ。毎日のようにニュースになっているAIやチャットGPTだが、そんなデジタル最先端技術とは対極に位置しながら、人間をギュッと掴んで放さないフォークロア。岡田一男は、そのパワーを信じている。

 

山本 拓海

海洋生物学・ウミヘビ研究者 琉球大学大学院


イラブーとはエラブウミヘビの仲間を指す沖縄の方言です。エラブウミヘビの仲間は琉球列島から東南アジア、西太平洋の島々に広く生息していますが、久高島のイラブー漁や燻製作りはこの島で独自に受け継がれてきた文化です。イラブーは単なる食文化としてだけではなく、久高島の人々の信仰にも深く関わっているようで、とても興味深いものです。

 

様々な生き物の撮影経験がある岡田監督が撮る「沖縄久高島のイラブー」は、イラブーの生き物としての側面にも焦点をあてつつ、久高島の文化や信仰との関わりを映し出す映画になることを期待し、完成を心から楽しみにしています。

 

玉井 幹司 

物流博物館 主任学芸員


東京シネマ新社の岡田さんが、すでに16年ほど以前から、多数の自社作品を「科学映像館」という、日本では稀有といってよい無料映画配信サイトでデジタル化し公開してこられたことはよく知られていると思います。過去の遺産を囲い込むことなく現在と未来に繋げていこうとのご見識からと拝察しています。勤務館で管理している映画の中にも東京シネマ作品があったことをご縁に、岡田さんに折に触れお話を伺う機会を頂きましたが、どんな時でも常にご親切なご教示を頂いてまいりました。

 

伊藤 好英

藝能学会 会長


出雲では大社・佐汰社の神在の祭(お忌みさん)の時期(旧10月)に海が荒れ(お忌み荒れ)海蛇が浜に打ち上げられ「龍蛇さん」として二社に奉納される。久高でエラブーが獲れる時期もイザイホーの祭の時期(旧11月)と一致する。イザイホーの初夕にアシャゲに入った神女のうち、ナンチュはエラブーの燻製小屋とされているタルガナー殿(トゥンチグヮー)の背後をすれすれに駆けてアシャゲから七つ屋の森に向かい、ノロをはじめとする他の神女たちはタルガナー殿の前をやはりすれすれに駆けて同じ森に向かう。イザイホーにおいて、タルガナー殿は恰も舞台の中央に設けられた謎の開かずの間である。今回の映像のタルガナー内部への潜入は、その謎に迫ろうとする大胆な試みの一つである。

 

竹内重雄

2023 年度沖縄文化協会東京支部 シンポジウム「映像で考えるイザイホー」実行委員会委員長

法政大学沖縄文化研究所客員所員


久高島ではイラブーの燻製作業については秘密で誰にも教えないということでしたが、今回岡田監督が旧作のイラブーの燻製作業の映像をもとに新たな映画制作に取り組まれるということで、久高島の人々から許諾を得られてこれから作業なさるわけです。旧作のイラブー燻製作業の映像も大変優れたもので、虚飾もなく、かつて琉球国王、そして中国皇帝に献上したそのままの作業が映像化されていました。多分その映像は、燻製作業が「秘密」とされていたので公に上映できなかったもので、また今回の映画製作がなされなければ永遠に日の目をみないということになったであろうと想像できます。

 

イラブー漁は、現在では久高島内で島の女性たちの手で捕獲される映像がユーチューブでも流れているので、興味深く鑑賞することもできるのですが、実は500年以上も前から島の男たちはイラブーを追って、サバニを連ねて北は奄美大島から鹿児島の三島村まで、南は先島、八重山まで何百キロも移動して多量のエラブウナギ(イラブー)を捕獲しその地で燻製にして仕上げていたようです。北へは春になると南風を受けてイラブーの北上に伴って奄美大島へ、夏を過ぎると黒潮の流れる鹿児島沖に至りイラブー漁を継続していたという記録もあります。10月あたりまで漁をしてそれから北風に乗って久高島に帰ってくる。

 

半年以上かけて収穫され、燻製品となったイラブーは、彼らが舵取りや水主(かこ)として琉球王府から夫役(ぶやく)として毎度渡海を命じられた折に中国に持参し交易したのであるが、主要な目的は中国皇帝への献上であった。

 

久高島だけではなく、沖縄本島、漁場としてのトカラ、琉球列島、中国との交易、というようにイラブーは久高の女性の漁とともに久高島漁師の行動の範囲、すなわち東シナ海全域に関わりながら製品化された高級食材であった。王国時代沖縄産の重要な交易品の一つとして中国からも歓迎されたのである。イラブー漁・燻製作りの映像はその独特で貴重な沖縄文化を改めて私たちに再現してくれるものである。

 

乾 尚彦

元学習院女子大学教授、台湾YAMI文化フォーラム


台湾の東南にある離島蘭嶼(らんしょ、戦前の名称は紅頭嶼)。ここにはヤミ族(あるいはタオ族)と呼ばれる民族が暮しています。この島はイラブーの繁殖地ですが、島民はそれを捕獲することはありません。この島でのウミヘビの呼び名は、沖縄と同じくイラブです。それは、沖縄の漁民がイラブーを求めて蘭嶼をおとずれていたことによります。台湾が日本の植民地になって以降の話と考えられますが、イラブーは沖縄と台湾の離島を結びつけていたのです。さらに南方のフィリピンの島々にはウミヘビを捕獲、食用とする人たちがいますが、これも沖縄漁民との関わりが考えられます。

イラブーがつなぐアジアの海の交流史、カツオブシの製造ともかかわる燻製技術の伝播など、実は研究はほとんどなされていません。沖縄のイラブー利用は久高島が中心です。その核心部の詳細が映像によって明らかにされることの意義ははかりしれないほど大きいと信じて疑いません。

 

赤嶺 政信

琉球大学名誉教授


イラブー漁に従事している久高島の女性に写真撮影の申し入れをしたことがあったが、彼女の答えは「タマガルかもしれないからやめた方がいい」というものであった。タマガルとは、ある行為が神霊的世界からネガティブなことを招き寄せることを意味しており、彼女の対応はイラブー漁の特異性を示していることになる。

 特定の場所における捕獲権を久高ノロなど高位の神役が保持している点もイラブー漁の特異性と関わるもので、ハンジャナシという来訪神祭祀で謡われる神歌では、その捕獲権は神から賜ったものだとされる。久高島の地頭職を代々勤めた一門が所有する史料によれば、「水穴両所」でのイラブーの捕獲権は神託によって地頭に付与されたもので、地頭以外の者がそこから捕獲すると祟りがあると考えられていたことがわかる。

 紙幅の都合で触れ得ない点も含め、久高島のイラブー漁は極めて高い文化的・歴史的価値を有するものであり、その映像記録を後世に残す事業を応援したい。

 

遠藤 協 

記録映像作家、映像民俗学


1978年に岡田一男監督らが撮影したフィルムは17時間に及ぶと言います。
事実上最後となったこの年のイザイホーに加え、久高島の重要な文化である「イラブーの燻製作り」がそこに収められています。

これを高精細デジタル化し、現代の撮影を加えて映画化するという今回の挑戦。これは、この貴重な人類の遺産を後世に残そうという取り組みであるとともに、45年をかけて生み出される世界にも稀な映画作りです。ぜひ、みんなで目撃しましょう。

 

碓井 千鶴

映画キュレーター


イザイホーのことを初めて知ったのは、10代の頃ある小説に出てきた時でした。もう目にすることができないらしい遠い島でのその祭礼は一体どんなものかと、制服に縛られ自力で旅行にすら行けない私は想像を膨らませていました。

大人になり、映画上映や映画保存に関わるようになると、誰かの目/カメラを通して、遠いどこかと繋がり世界に触れることができると感じるようになりました。同時に、誰かが守り続けなければ、その映像はいとも簡単に、永久に失われることがあるという残酷な現実も知りました。そして、誰かが上映しなければ私たちはその映像を目にすることができないという、当たり前といえば当たり前の現実も実感しました。

 

1978年の映像には、私がその場にいることができなかった、神の島で起きていた何かが映っていて、私はそれを観てみたくてたまりません。貴重な映像を未来の人々に確実に受け継いでいくためにも、この作品が完成し、保存されていくことを願っています。

 

レオナルド・カマリング

映像人類学者、アラスカ大学博物館名誉学芸員


I hope your shooting in Kudaka-jima goes well.   I am eager to see the results. This seems like an important chance to capture and preserve some of the language there. Language changes so fast!    In Gambell, St. Lawrence Island, where I shot “At the Time of Whaling”  the local language has almost completely disappeared. In the 1970’s children learned Siberian Yupik as their native language,  today it’s English.   I’m glad we filmed the living language when we did.


久高島での撮影がうまくいきますように。 結果を見るのが楽しみです。 この企画は、そこにある言語の一部を捉え、保存する重要な機会に思えます。 言語はとても早く変わります! 私が『捕鯨の頃』を撮影したセントローレンス島、ガンベルでは、地元の言語がほぼ完全に消え去っています。 1970年代、子供たちは母語としてシベリア・ユピック語を学びましたが、今日ではそれは英語になっています。自分たちは、生きた言葉を撮影できて、本当によかったと思っています。

 

春日 聡

映像人類学、音文化研究、映像・音響表現
映画『ブーンミの島』監督


『沖縄久高島のイザイホー 2022年版』によって、私たちの面前にあらためてイザイホーが明明とあらわれた。
1978年、「最後の」イザイホーに居合わせられなかった人間にとって、この映像が原体験となる。
なんという僥倖だろう。
イザイホーのためにイラブーは欠かすことができないのだという。
久高島の人びとは、どのようにして自然の力を引き寄せ、祭礼に結びつけるのだろうか。
人びとは、神留る島で、神から何をどのように賜るのだろうか。
私たちは、まだ何も知らない。
だから、『沖縄久高島のイラブー』が、どうしても観たい。
すべてが手遅れになる前に、どうしても。
当時の映像と、いまの人びとの声と姿を重ね合わせた映像になるのだという。
これは、最高で最良の機会である

 

 

|文化財映像研究会のSNSについて

 

各種SNSも運用しており、情報発信をしております。ぜひフォロー下さい。

文化財映像研究会『沖縄久高島のイザイホー』

Twitter:https://twitter.com/bunkazaieizou

文化財映像研究会『イザイホー映像デジタル化プロジェクト』

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プロジェクト実行責任者:
岡田一男(文化財映像研究会)
プロジェクト実施完了日:
2024年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

映画「沖縄久高島のイラブー」を完成させ、2024年5月に完成上映会・報告会を開催するのが目的です。総製作費2000万円のうち、集まった資金480万円は新規映像の撮影に用います。

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上で必要になる資格や許認可について
・イラブーの燻製 ・沖縄県内でイラブー料理にご招待 許認可を持っているお店から販売・提供を予定 プロジェクト公開終了日となる8月18日までには、「食料品等販売業」「飲食店営業」の提供店舗を選定予定です。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
総製作費2000万円のうち、785万円は日本芸術文化振興会等の助成金によって確保します。残りの735万円は自己資金(将来の上映収入等の見込み分)によってまかないます。

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プロフィール

文化財映像研究会は、文化財に関連した映像資料の保存と活用に資する活動をおこなう任意団体です。本会の趣旨に賛同する方でしたら、研究者に限らずどなたでもご参加いただけます。 会長:岡田一男(東京シネマ新社代表取締役) 事務局長:石村智(東京文化財研究所無形文化遺産部部長) 監査役:三島まき(学習院大学非常勤講師・法政大学沖縄文化研究所国内研究員) 詳細については下記のページをご参照ください。

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リターン

3,000+システム利用料


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『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を掲載

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を掲載(希望制)

支援者
47人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

5,000+システム利用料


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『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会にご招待/映画鑑賞券

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)および『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)

ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーーーーー

支援者
79人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

10,000+システム利用料


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『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会にご招待/映画鑑賞券/オンライン視聴権

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)および『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)
・オンライン視聴権(2024年5月7日以降に送付予定)

ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーーーーー

支援者
91人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

30,000+システム利用料


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『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会にご招待/映画鑑賞券/オンライン視聴権/DVD/冊子

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)および『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)
・オンライン視聴権(2024年5月7日以降に送付予定)
・『沖縄久高島のイラブー』DVD+冊子(2024年5月7日以降に発送予定)

ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーーーーー

支援者
31人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

50,000+システム利用料


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『沖縄久高島のイラブー』『沖縄久高島のイザイホー』コース

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)および『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)
・オンライン視聴権(2024年5月7日以降に送付予定)
・『沖縄久高島のイラブー』DVD+冊子(2024年5月7日以降に発送予定)
・『沖縄久高島のイザイホー』DVD+冊子(2023年9月頃に発送予定)

ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーーーーー

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

100,000+システム利用料


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沖縄久高島 応援フルコース

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を大きく掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)および『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)
・オンライン視聴権(2024年5月7日以降に送付予定)
・『沖縄久高島のイラブー』DVD+冊子(2024年5月7日以降に発送予定)
・『沖縄久高島のイザイホー』DVD+冊子(2023年9月頃に発送予定)
・久高島の特産品詰め合わせ(2023年12月頃に発送予定)

ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーーーーー

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

200,000+システム利用料


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沖縄久高島 応援フルコース/イラブーの燻製

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を大きく掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)および『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)
・オンライン視聴権(2024年5月7日以降に送付予定)
・『沖縄久高島のイラブー』DVD+冊子(2024年5月7日以降に発送予定)
・『沖縄久高島のイザイホー』DVD+冊子(2023年9月頃に発送予定)
・久高島の特産品詰め合わせ(2023年12月頃に発送予定)
・イラブーの燻製(2023年12月頃に発送予定)

ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーーーーー

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

300,000+システム利用料


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沖縄久高島 応援フルコース/イラブー料理にご招待

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールにお名前を大きく掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)および『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)
・オンライン視聴権(2024年5月7日以降に送付予定)
・『沖縄久高島のイラブー』DVD+冊子(2024年5月7日以降に発送予定)
・『沖縄久高島のイザイホー』DVD+冊子(2023年9月頃に発送予定)
・久高島の特産品詰め合わせ(2023年12月頃に発送予定)
・イラブーの燻製(2023年12月頃に発送予定)
・沖縄県内でイラブー料理にご招待(日時に関しては、2023年12月までに調整のご連絡を差し上げます。尚、現地までの交通費等はご負担ください)
ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーーーーー

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

500,000+システム利用料


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エンドロールに特別協賛者としてお名前を掲載

・『沖縄久高島のイラブー』エンドロールに特別協賛者としてお名前を掲載(希望制)
・『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント(5/5)・『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・報告会(5/6)へのご招待
・映画鑑賞券(2024年5月7日以降に発送予定/有効期限は発行より6ヶ月間となります)
・オンライン視聴権(2024年5月7日以降に送付予定)
・『沖縄久高島のイラブー』DVD+冊子(2024年5月7日以降に発送予定)
・『沖縄久高島のイザイホー』DVD+冊子(2023年9月頃に発送予定)
・久高島の特産品詰め合わせ(2023年12月頃に発送予定)
・イラブーの燻製(2023年12月頃に発送予定)
・沖縄県内でイラブー料理にご招待(日時に関しては、2023年12月までに調整のご連絡を差し上げます。尚、現地までの交通費等はご負担ください)
ーーーーー
・2024年5月5日(日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイザイホー』特別上映会・トークイベント
・2024年5月6日(月・振替休日)18:00~ 映画『沖縄久高島のイラブー』完成上映会・成果報告会
・場所:東京・紀伊國屋ホール
ーー

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

プロフィール

文化財映像研究会は、文化財に関連した映像資料の保存と活用に資する活動をおこなう任意団体です。本会の趣旨に賛同する方でしたら、研究者に限らずどなたでもご参加いただけます。 会長:岡田一男(東京シネマ新社代表取締役) 事務局長:石村智(東京文化財研究所無形文化遺産部部長) 監査役:三島まき(学習院大学非常勤講師・法政大学沖縄文化研究所国内研究員) 詳細については下記のページをご参照ください。

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