「遺伝子組み換えは、飢餓問題の解決策になるだろうか?」


これは、昨年のISAKサマースクールの理科の授業のテーマです。
生徒達はまず遺伝子について学ぶ前に、選択式のクイズを通じて、世界の飢餓問題の現状を学びました。ある地域に飢餓をもたらす原因は何か、飢餓の犠牲になるのはどういう人々か、その結果何がおこるかといったことを議論しました。


手を挙げたあるネパール出身の女子生徒は、


「私の母国では、男女の賃金格差があるので、食料を手に入れるのに十分な稼ぎが得られない女性が飢餓の犠牲になりやすい」と発言しました。

 

 

世界の様々な地域、経済環境から集う仲間が同じ授業に参加するISAKでは、このように友達を通じてリアルな世界を感じることができます。


「仲良くなった○○ちゃんの置かれている状況を、もっと知りたい」


こうした学校生活のなかのちょっとしたことがきっかけで、自然と学習意欲が喚起されていくのです。



私たちが国籍だけでない多様性を実現することにこだわる理由、少しずつご理解いただけていたらうれしいです。

 

小林 りん

 

新着情報一覧へ