プロジェクト概要

世界各国から集まる多様な価値観の中学生が集うサマースクール。
1人でも多くの生徒に奨学金を用意し、

未来のアジアを担うチェンジメーカーを育てたい。

 

このページを開いてくださった皆さま、ありがとうございます。今年8月に軽井沢で開校するInternational School of Asia, Karuizawa (ISAK)の小林りんと申します。ISAKは、日本を含め世界中から様々な社会的・経済的バックグラウンドの生徒を受入れ、異なる価値観を認め合いながら将来社会に変革を起こせるようなリーダーシップを学ぶ機会を提供する、日本初の全寮制国際高校です。

学校のショートプログラムとして中学生を対象に毎夏開催してきたサマースクールは、今年で5回目。昨年は19カ国から95名の生徒が参加し、READYFOR?の皆さま並びに沢山のご支援者のご寄付のお蔭で、そのうち36人の子どもたちに奨学金を提供することができました。本当にありがとうございます。

 

(大自然のなかで、世界の仲間と共に切磋琢磨する13日間)

 

私は以下に書かせて頂くように、これまでの経験のなかで、世界中で教育機会がいかに不均衡であるかを目の当たりにし、教育を通じて世界を変えることに強い使命感を抱いています。

 

素晴らしい能力がありながら、学費を払えないために教育機会を逃している

子どもたちがたくさんいます。
今年は、より多くの応募者に奨学金を提供したいと強く願っています。

どうか、皆さまのお力を貸していただけないでしょうか。

 

(考え方も常識も異なる仲間とのグループワーク。「デザイン思考」の授業では、子どもたちのクリエイティブさに驚かされます。)

 

留学先の高校で目の当たりにした
「学校に行ける」ことは決して当たり前ではないという現実

 

私は国立大学の附属高校中退後、全額奨学金を得てカナダの全寮制インターナショナルスクールに留学しました。全世界から高校生が集まり共同生活を送る中、メキシコ人のクラスメートの実家を訪ねたときのこと。母国においては「中流家庭だ」と言う彼女の兄弟6人は、皆とても優秀であるにも関わらず経済的な理由で高校には進学できておらず、機械工などの仕事についていました。彼女だけが、運良く奨学金付きの寄宿学校に留学し、学ぶ機会を得ることができたのです。この時私は、「学校に行ける」ことは決して当たり前ではないのだと、痛烈に実感しました。

 

(リーダーシップに欠かせない「自分自身と周囲の状況を認識する力」を養うアクティビティに挑戦。)

 

教育を通じて社会を変えたいという気持ちの芽生え

 

やがて大学で開発経済学を学び、スタンフォード大学で国際教育政策学を修了した私は、国連児童基金(ユニセフ)の職員として、フィリピンに赴任しました。3年間ストリートチルドレンの非公式教育に携わったのですが、どれほど彼らの識字率を上げたとしても、社会のシステム自体が変わらなければ貧困はなくならないということを学んだのです。

この二つの体験を通じて私は、社会構造を変革することが出来る、「真のリーダーを育成すること」、そしてポテンシャルのある生徒であれば幅広く門戸を開き、教育機会の不均等を解消することこそが、私に与えられた使命であるとの考えに至りました。そこで各分野で次世代をリードしてゆける子ども達の育成を目指す、少人数制の全寮制インターナショナルスクール、ISAKを設立しました。

 

世界各国の個性豊かな子どもたちが、
大自然のなかで一緒に過ごす「第5回サマースクール」

 

(2013年のサマースクール参加者と教員、スタッフ。新築の校舎の前で。)

 

今年8月の開校に先立ち、ISAKでは2010年より毎年夏に、軽井沢の緑豊かな自然の中でサマースクールを開催しています。世界中から優秀な教員を招いて開催するこのプログラムは、奨学金枠を用意することにより多様な生徒たちに教育機会を提供しています。4回目となった昨年のサマースクールには、35の国と地域から約400名の応募がありました。実に多様なバックグラウンドの子ども達が10日間寝食を共にする生活は、新たな気づきと学びの連続です。

 

 

困難な状況を生き抜いてきた生徒を受け入れることは、本人の可能性を開花させる機会を得るという点でも意義が大きいですが、同時に、日頃恵まれた生活をしている生徒達にも多大な影響を与えます。

 

例えば、昨年ネパールから全額奨学金で参加したチベット難民の少女。いつも太陽のような笑顔で周りを明るく照らす彼女は、男尊女卑の考えが根強い母国ネパールで、幼い頃から父親に「お前が男だったらよかったのに」と言われ続けてきました。彼女がサマースクールに応募した理由は、「将来、女性の地位向上に貢献したい。そのために、他の国ではどういう問題が起こっていて、それをどのように解決しているかを学び、母国に持ち帰りたい。」ということでした。彼女は、どんな小さなことにも感謝の気持ちを表現する生徒で、控えめな性格ながら、いつも自然と周りに人が集まってくるタイプでした。日本やその他の国から自費で参加していた生徒たちは、彼女の問題意識の高さ、そして与えられた一つ一つのことに感謝する姿勢を見て、「自分たちが与えられているものを、当たり前だと思ってはいけないんだ。」と気付かされたのです。

 

(お別れの日は、涙が止まりません。皆で思い出の歌を合唱。)

 

将来アジアで活躍するチェンジメーカーがここ日本から

 

恵まれない環境ゆえに培われた強い意思とハングリー精神。アジア太平洋地域を中心に世界から集まる留学生たちと、日本の生徒たちが互いに刺激し合いながら学ぶ中で、将来社会に変革を起こすチェンジメーカーが、この軽井沢の地から、そして日本から巣立ってくれたらと願っています。いずれは、ISAKで育ったリーダーが、世界中の様々な地域や分野で抱える問題を、自らの手で解決していって欲しい。そのための優れた教育機会が、社会的、経済的バックグラウンドに関わらず、提供されるべきだと考えます。

 

サマースクールは、より多くの生徒にISAKの教育環境を体験してもらうためのプログラムです。一人でも多くの生徒に奨学金を給付し、真の多様性を実現するため
皆さまのお力を貸して頂けますよう、心よりお願い申し上げます。

 

ISAKの紹介ムービーです。ぜひご覧ください。

 

【ISAKサマースクール2014について】

日時: 2014年7月19日 (土)~ 7月31日 (木)の13日間
場所: ISAK本校舎 (長野県北佐久郡軽井沢町)
料金: 38万円(寮費・食費を含む)+申請料3千円
対象学年: 日本の学校の方: 2013年12月現在で中学1-2年生の方
海外の学校の方: 2013年12月現在でGrade7-8の方
定員: 80名
指導言語:  英語

プログラム例:
・学科 数学、理科、歴史
・特別科目 国際交渉、リーダーシッププログラム、演劇、デザイン、美術、アウトドア、英語集中講座
・特別プログラム 母国紹介プレゼンテーション、タレントショー(生徒主導)、ダイバーシティ・ワークショップ、日本文化など

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢
公式ホームページ:http://www.isak.jp
ISAK 公式Facebookページ:http://www.facebook.com/ISAK.jp


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