LYSTA事務局のくろひげです!

第6回目の『メッセージリレー』は、昨年末、多頭猫現場で猫撲殺事件が起き、繰り返される猫虐待を危惧してLYSTAで全頭保護に踏み切りました。

その現場の元餌やりさんで、そのとき保護された子たちのお世話に毎日毎日通ってくれているボランティアさんです。

 

 

 

 

Q. まず多頭猫現場で餌をあげることになったきっかけを教えてください。

 

元餌やりさん:東日本大震災のあと、私は避難先の近くの公園で、当時15匹ほどの猫たちに出会いました。半数はメス猫でお腹が大きく出産が近くなっていました。どの猫も人懐こい猫ばかりでした。

 

私は、津波で家族・飼い猫を亡くしました。そして、慣れない土地での避難生活に失望していたときで、棄てられても一生懸命に生きている猫の姿を見て励まされている自分がいました。

 

度々猫たちに会いに行くようになり、餌やりさんと話をするようになりました。

7人くらいの餌やりさんが居たでしょうか?

 

やがてメス猫たちは出産を迎え、母猫が小さな命を懸命に守る姿を見て、自分も何かお手伝いできればと思ったのが餌やりを始めたきっかけです。

 

 

 

 

Q.去勢手術をしていない猫たちが放置されている現状を見て不安でしたか?

 

元餌やりさん:繁殖シーズン・出産を繰り返し、猫たちを棄てていく人も後を絶たず、あっという間に四十数匹になっていました。

 

常に不妊去勢手術のことが頭にあっても、自分たちではどうしようもできない数になっていました。毎日のご飯をあげて、怪我や病気の子を病院に連れて行くのでいっぱいいっぱいでした。

 

 

Q.その後、その猫たちを全頭不妊去勢手術をされることになったきっかけは?

 

元餌やりさん:なんの手立てもなく、これ以上増えてしまったら・・・という焦りと、猫たちが処分されてしまうのではないかという危機感を抱きながら途方にくれていたとき、LYSTA代表の鈴木さんがスタッフの方と公園に来てくださいました。

 

猫がたくさんいるという噂を聞いて、調査にみえたそうです。全頭一斉不妊去勢手術の話をしてくれて「救世主が現れてくれた!!これで猫たちを救える!!」と、鳥肌が立つ感動でした。

 

 

 

 

Q.全頭不妊去勢手術を済ませたあとの気持ちの変化はありましたか?

 

元餌やりさん:手術後も、気持ちは軽くなったものの、鈴木さんに言われたことを守りつつ、気を引き締めてやらなければいけないとの思いでした。

 

ごはんは1回分を食べさせてゴミは散らかしていかない、長時間私たちが居ると私たちの周りに猫が群がりますから、猫がたくさん居ることを目立たせることになり遺棄されやすい状況を誘発してしまう、などです。

 

その一方で、猫の不審死が続いたり、猫の水皿に穴をあけられたり、嫌がらせ的なことがあったので、不安はぬぐえませんでした。

 

そして、恐れていたことが起きてしまいました。

十数匹の多頭遺棄があり、翌日にはそのうちの4匹が殺されてしまっていました。

 

鈴木さんに相談したら、鈴木さんはその日の夜に行動を起こしてくれて、捕獲器をもってスタッフさんと暗い公園に来てくれました。そして全頭保護の決断をしてくれました。それからは鈴木さんの行動力の速さについていくのが必至でした。でも、迷いはありませんでした。

 

 

 

 

Q.全頭保護されてからの今のお気持ちはどうでしょうか?

 

元餌やりさん:全頭保護から10か月近く経ちますが、保護された当初は険しい顔で怯えていた猫たちも、今は安堵の表情に変わって猫らしさを取り戻しています。

 

あの時鈴木さんの全頭保護の決断がなかったら、今はなかった命かもしれません。生かされた命と向き合えることに感謝をし、毎日夕方猫のお世話に通わせてもらっています。これから健康で、良いご縁に繋がって、幸福な猫生を送ってほしいです。

 

LYSTA代表の鈴木さん、スタッフの皆様、支援者の皆様、本当にありがとうございます。

 

 

Q.最後にハナ咲カプロジェクトに応援メッセージをお願いします。

 

元餌やりさん:不幸なわんちゃん・ねこちゃんを救える場所、そして私たちも救われたように人の心にも命の花が咲く場所だと思います。

どうかどうかご協力よろしくお願いいたします。

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