町と深海の宝探し

 

沼津市_青山沙織

 

青山
深海の可能性は無限大!

  

  プロフィール
2018年4月より沼津市地域おこし協力隊として活動。兵庫県尼崎市出身。現在は戸田地区をメインに活動し、地域のイベントのお手伝いと地域の特産品である深海魚を活かした町おこしの手法を探っている。直前にはものづくりのスキルアップを図るため鞄の学校に通い技術を習得していた他にも、過去には法律事務所の事務員やグッズの販売員として勤務していたこともある。海外で活動した経験もあり、多彩なキャリアを活かした町の広報活動に取り組んでいる。


自分の知らない世界があった  

 

ー 沼津市の魅力ってなんですか?

 

今年の4月に沼津市戸田に住まいをうつしたのですが、その時はちょうどヤマザクラがピークで感動しました。山が一面真っ白で!自分が今まで生活してきた場所とはやっぱり景色が一番違うと思いますね。海は元々好きだったのですが、ここは夕日がすごく綺麗に見えるので、そこも私にとってはとても新鮮でした。地元の方からすると当たり前のようでしたが笑。

 

青山

 

戸田は深海魚の漁業権がある町なんです。みんなが知っているようなリュウグウノツカイやダイオウイカのようなものは私も知っていましたが、もっとマニアックな生き物たちがたくさんいることをここで知りました。ゴソ・ドンコ・ゲホウ、この辺りはこっちに来て初めて聞きましたね。メヒカリという深海魚は戸田ではメジャーで、みんな「トロボッチ」と呼んでいます。唐揚げ、煮付け、塩焼き、どう調理してもそれぞれ特徴があっておいしいですよ。最近は「へだトロはんぺん」として製品化して地域の特産品として売り出しています。昔は漁師さんたちが売っても値がつかないから捨てていたそうです。


ー 実際に地域に入ってみて気づいたことは何ですか?

 

町がそれほど大きくないので、人間関係が濃いですね。水槽を洗っていたら声かけてくれたりするので地域の方とお話することもありますが、しゃべってたら実は知り合いのご主人だったり、お友達の親戚だったりして、自分は知らない人だったのに相手は自分を知っているパターンとかがよくあります笑。情報がすぐに伝わっていくので、ある意味すごく強いコミュニティなんだなと思いました。自分がその地域の人たちとどう接していくかというところについてはいろいろ考えて工夫していました。

 

青山

 

(地元出身・地域おこし協力隊支援員兼、深海魚担当石原さんより)青山さんはすごいよ。以前の隊員は地域の人とどう溶け込んでいくか一年ぐらい戸惑っていた人も多かったけど、今の彼女はむしろ地元の漁協長にも注文できるくらいの距離感笑。(今日も漁協長に「鯖あるから来いよ!」と言われました笑、と青山さん)船の上で13時間過ごさなきゃいけないトロール船に2回も乗ったと聞いた時はさすがだなと驚きましたね。地元の男性でもなかなか乗らないよ。彼女の行動力とコミュニケーション能力には期待しています。こういう外から来てくれる人をどう活かすかが僕らの地域にはとても重要だと思います。


今気づけたことを活かして次のステップへ 


ー 自分自身のこれからについてどう考えていますか?

 

すぐに仲良くなってくれる人ばかりではないので、顔馴染みになるまでは苦労しました。やったことといえば、例えばとにかく港に顔を出すこと。最初は挨拶もなかなかしてくれなかったりしましたが、漁師さんが帰ってくる15時ごろにいつもいるようにするとだんだん顔を覚えてもらえるようになって、今はその日の漁の状況をしゃべってくれたり、ヘダトロールの水槽の管理を漁師さんに手伝ってもらえるようになりました。おかげで売り物にならないけれど珍しい深海魚をもらうようになり、剥製にしたり、水槽で管理したりすることができるようになりました。

 

青山

 

元々はものづくりがしたくて協力隊活動に入りました。しかし、ゼロからものをつくって地域おこしというのはよっぽどの技術がないと自己満足の領域をでないことに気づきました。その代わりに駿河湾の深海魚アートデザインコンテストを企画して作品やデザインを集めることに挑戦しました。それがかなり好評で、北は北海道、南は沖縄まで合計177枚の作品が集まりました。今は、そういった企画をして地域をPRし、まずは人を呼び込んだり注目を集めることから始めることにしています。それがきっかけとなって町に足を運んでくれた人たちと一緒にものづくりや商品化を目指すことができれば自分一人よりももっと大きな地域おこしにつながると考えています。


インタビューを通じて(寺田) 

 

地域にない色をもたらしてくれる青山さんの魅力に沼津市・戸田の皆さんは虜のようです!笑実は同じ西伊豆エリアでありながら、なかなかご縁がなかったので、取材時にたくさん紹介していただきました!
最近ではけっこう身近になった深海魚。それでもまだまだ奥が深いんです!標本ギャラリーやパンフレットには思わず「ナンダコレ!?」と言ってしまうものばかり。ひとまず情報を集めたいという方は道の駅くるら戸田さんが便利!日帰り温泉もリーズナブルに楽しめます♪タカアシガニはもちろんのこと、今まで味わったことがなかったという深海メニューを是非日本一深い駿河湾でお楽しみください!

 

青山

 


沼津市地域おこし協力隊_青山沙織さんのご連絡先  

 

・本人連絡先  facebook:  https://www.facebook.com/saori.aoyama.58

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