先日、地元ラジオ局「カンティプールFM」の番組「にっぽんチョウタリ」のインタヴューの収録がありました。この番組は日本とネパールの架け橋になろうと2011年に始まった番組で、これまでもネパールで活躍する日本人の方々が数多くご出演されました。

 

番組を制作している「ポカレル明美さん」は古い友人で、ネパールで日本語学校を経営しています。彼女の学校で学んだ多くのネパール人の若者が日本へ語学留学に旅立っていますが、彼女は言います。

 

「留学生の中には決して経済的に豊かではない家庭の親御さんが、子供の将来を期待して大変な思いをして日本に送り出しているケースも多く、中には日本で生徒たちがアルバイトなどをして得られる収入を期待する親御さんもいます。(実際は就労時間の制限などもありますから日本での生活費を賄うのが精一杯)

 

それが何より生徒たちのプレッシャーになっている場合が多いのです。親御さん達には、『「勉強」をなにより優先させてあげてください。』といつも言っているんです。そして生徒たちには『せっかく日本に行けたのだから、日本でできるだけ多くのものを学んできて』と伝えています。」と。

 

留学生たちの中には、日本にいても日本人社会との接点が少ないままで留学期間を過ごしてしまう生徒もいますが、日本人と積極的にかかわってきた生徒たちは、考え方に大きな変化が出てくるそうです。

 

ある生徒は自分の生まれた村で「村おこし事業」をしているネパールのNGOに支援を始めたいと考えているそうです。彼自身決して経済的に余裕がないにもかかわらずです。経済大国日本の中にあってお金ではない大きなものを得たようです。。

 

私たちの多くは生まれた時から、豊かな暮らしの中で育ってきました。ですから彼らの「お金」に対するストイックな気持ちを理解するのは簡単ではありません。それが「いい、悪い」ではなくそういう世界があるのだということを、私たちは謙虚に受け止めたいと思います。

 

今日は、私達のプロジェクトのお話をさせてもらおうとお伺いしたのですが、こちらがいろいろお話を聞かせていただき、学ばせて頂きました。

 

ネパールの応援団がここにもいます。

 

*この放送は以下のHPからライブでお聴きになれます。
今回の収録の放送は2月9日(月)10:45(日本時間)からです

 

http://radiokantipur.com/live/
                                内藤 純子

新着情報一覧へ