こんにちは、矢田@インドネシアです。

 

週末を利用して1泊2日のあわただしい日程で出かけた村。

日曜日は天候に恵まれ、とてもすがすがしい朝を迎えることができました。

 

 

山あいの村の朝。

首都ジャカルタから100kmも離れていない場所であることが信じられないぐらいの美しさです。

 

 

上の写真を撮っている私の後ろでは、おばちゃんが朝ごはんの支度。

これから炊くお米の、モミの選別をしています。

 

 

竹製のザルを上下に揺すって、モミとゴミとを上手に選り分けていきます。

リズミカルに跳ねるモミの、ジャッ、ジャッという音が耳に心地よいです。

 

 

 

朝ご飯ができるまでの間、村のはずれに出かけて里山の森を眺めます。

 

 

手前に見えるのが、村の人たちが利用している里山の森。その後方に連なるのが原生林からなる奥山の森です。

森の緑の色の違いがわかりますか?

この奥山の部分が、国立公園として保全の対象になっています。

 

上の写真の里山の一部を拡大してみると...

 

 

サトウヤシの木が育っているのがわかります。

サトウヤシのほかにも、クローブ(丁子)、コーヒー、バナナ、薪炭材のモルッカネムなどの木が見えます。

この里山を構成する植物は、自生しているものもありますが、植林するなど人が手を加えることで、村人がその恵みを利用する森として維持管理されているのです。

 

 

 

里山の写真を撮り終えて家に戻る道中、砂糖づくり名人のアニムさんとすれ違います。

これからサトウヤシの樹液採集に向かうというので、朝ごはんもそっちのけで同行させてもらいます。

 

 

竹筒を担いだアニムさん、高さ8mほどのサトウヤシの木にひょいひょいと登っていきます。

 

 

 

昨日に据え付けた樹液で満たされた竹筒を取り外し、新しい竹筒と取り換える作業です。

 

切り落とした枝(果柄)の部分から、樹液を採集するのです。

竹筒を取り換える際には、枝の切断面を、山刀を使って毎日数ミリずつ削り取ります。

削り取った新しい切断面からは、ふたたび新鮮な樹液が沁み出てきます。

樹齢10年のサトウヤシの木からは、多い日で20リットルの樹液が採れるんですよ。

 

 

毎朝4~5本の木を回って樹液を回収し、午後にはその樹液を煮詰めてヤシ砂糖を作ります。

先祖代々受け継がれてきた匠の技ですね。

 

 

皆さんからの支援は、ヤシ砂糖をベースにした開発商品である生姜湯Gulaheの販売促進を通して、里山の維持管理や伝統文化の継承に繋がります。

熱帯の里山の暮らしに共感を覚えられた方、ぜひともご支援をお願いします!

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