こんばんは、矢田@インドネシアです。

 

 

つい先ほど、プロジェクトを実施中の村から帰ってきたところです。

来週に県知事庁舎で開催される予定の地方特産品の展示会に、Gulaheを出店するための打ち合わせに出かけてきたのでした。

 

バスを乗り継ぎ片道5時間、一泊二日のとんぼ返りながら村まで出かけてきました。

 

 

村の前でバスを降りるのですが、後ろを振り返るとそこはもう里山の森。

 

 

バナナ、クローブ(丁子)、キャッサバ、コーヒー、マンゴー、ココヤシ(ココナツ)、サトウヤシ...

上の1枚の写真からでも、様々な植物が育てられていることがわかります。

 

 

「森は村人のスーパーマーケット」とは、よく言ったもので、里山には普段の暮らしに必要な数多くの食材が育てられているのです。

 

 

 

カメラをしまって歩き出そうとすると、目の前の森からおじさんがひょっこりと顔を出しました。

サトウヤシの樹液採集から帰るところですね。樹液の詰まった竹筒を担いでいます。

 

 

 

 

さて、この日泊めてもらう家に到着すると、打ち合わせをする間もなく、子ども達から散歩に誘われてしまいます...

 

「おじさん、こっちこっち」と子ども達に連れられて、村の中の散策が始まってしまいました。

 

 

 

村の背後に控える里山の前で、案内してくれた子ども達と。

 

 

 

 

この季節、里山の森にはさまざまな産物が実っています。

子ども達の写真を撮っているその横では、収穫されたクローブとコーヒーを干している村人が。

 

 

 

 

摘み取られたばかりのクローブ。

 

 

 

天日で数日間干すと、近くの市場に売りに出せる商品になります。

皆さんのご近所のスーパーでも売られているクローブ、こうやって生産されているのですよ。

 

 

 

 

こちらは摘み取られたばかりのコーヒー。

 

 

 

一般に想像されるような一面のコーヒー畑ではなく、里山の森の中でほかの果樹と一緒に植えられているのです。

 

本来、コーヒーの木は木陰で育つ陰樹ですから、ほかの木々の間に一緒に植えて育てることができます。

木々に覆われた薄暗い地面(林床)を利用した、アグロフォレストリーという農林複合の形で育てられるコーヒーです

(このページの一番上の写真の森の中に、コーヒーの木も写っています)。

 

また、コーヒーの木は斜面で深く根を張るので、水源の森を構成する重要な樹種でもあります。

 

 

小学5年生のエマン君が、木臼をを使ってコーヒーを搗いています。

コーヒーの実から豆を取り出す作業です。

 

 

村の子ども達、親を手伝ってよく働きます。

こうして村の暮らしが親から子へと、代々受け継がれていくのですね。

 

 

今回はヤシ砂糖の話はあまり出てきませんでしたが、里山の恵みのほんの一部をご紹介しました。

こんな里山の森の恵みの中でも、重要な位置を占めるヤシ砂糖。

そのヤシ砂糖から作られる生姜湯『Gulahe』の生産を軌道に乗せるこのプロジェクト、皆さんもぜひご支援ください!

 

皆さんお一人お一人からのご支援が、この里山の維持につながります。

 

 

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