世界の問題をジブンゴトに。ともに学び、共有する場を続けたい!

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支援総額

700,000

目標金額 500,000円

支援者
113人
募集終了日
2021年9月21日

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2021年09月19日 12:30

フクシマ視察レポート・リアル×オンラインでつながること第2回

〈次の目標に向けて、ネクストゴールに挑戦中!〉

 

みなさま、こんにちは!

本日はジブンゴト大学運営メンバーによる現地視察レポートをお届けします。

場所は福島県南相馬市。

今年の3月にフクシマをテーマにジブンゴト大学で取り上げ、その後に仲間たちと訪れました。
 

オンライン×リアル


両方感じ取った私の体験を、どうぞご一緒に。

----------------------------

南相馬レポート

 

2021年3月、福島へ。青田さんの案内で、奥ゆうさい君と他2人に私の計5人で富岡町、大熊町、双葉町、浪江町の順で進んだ。

青田さんは福島県南相馬市にある特定非営利活動法人さぽーとセンターぴあ代表理事をされている。東日本大震災のさなか、障がい者が取り残されていた現実を教えてくれた方だ。ジブンゴト大学、第二期の3月10日にスピーカーとしてお話いただいた。

https://www.facebook.com/events/241093394149974/?acontext=%7B%22event_action_history%22%3A[%7B%22mechanism%22%3A%22search_results%22%2C%22surface%22%3A%22search%22%7D]%2C%22ref_notif_type%22%3Anull%7D

ゆうさい君はジブンゴト大学を主催していて、他2人と私はその参加者になる。

 

震災後の障がい者施設の受け入れに纏わる疑問と、そこに尽力された方のお話を聞く。避難解除エリアとバリケードを横目に移動し、駅と駅の駐車場に避難解除が出されたばかりで、どうそこを利用していいのかわからない大熊町の大野駅を出て、次に向かった双葉町では、時が止まっていたまちがあった。

「最近ね、鳥が戻ってきたんですよ。」

青田さんが言う。

確かに車の窓を開けると、小鳥のさえずりさえ聞こえないまちは不気味だった。

震災から10年、原発事故の影響か、小鳥さえいないまち。

まちに人がいないことは想像していた。寂しい雰囲気はこの視察を企画してくれた奥君から聞いていた。違和感たっぷりな避難解除の境界線、果たしてフクシマの為なのだろうか疑問な新しく「美しい」建物については青木さんから聞いていた。けど、その場にいると想像以上。

この駅にいると、その違和感波がどっと私の方に向かってくる。今までなんとなく感じていた理不尽さを、何となく感じていたのだという自分に気づかされると共に、もし自分がここの住人ならどう感じるのか、悲しくなり落ち込み、それに飲み込まれる。

 

双葉町で感じた違和感は、怖い、に近い。

 

そこから1キロほど過ぎただろう、車が走っていた。人がいる。

半径15キロ内に時が止まったような町もあれば、1キロ抜ければ新しい橋やら建築物。復興という名の建設ラッシュは、それが必要なのか否かを問わせるスキもないような急ピッチは、これもまた違和感だった。復興という言葉を、私も安易に見聞きし、流していた。

 

 

南相馬を見てから半年経つ。

これから、私はフクシマについてどう繋がっていくのだろう。震災後に自ら福島でボランティアに行った友人や先輩、仕事として所謂昇進コースを捨て福島で働くことを決めた上司。そこでの仕事に誘われたこともある。けれども私は福島に定住してフクシマの為、と働く気力は出てこない。断った。私には、なにもできない。原発除染による中間処理の安全性をみれる化学者でもなければ、あの橋の建設が必要か否かの調査官でもない。

 

私はフクシマを見て、見ないふりをし続けているのか。無視しているのか。
はて、わたしの目の前にある地元の豪雨被害、震災の被害も大きいよ。今の私は地元でお世話になった方たちが小屋やお堂やその周りの修理の手伝いに来てほしいとか、その間に病気の猫を預かっていてほしいとか、浸水してしまった家・車の損害保険について教えてほしいとか、もっというと、祖母の家と田んぼと墓の崩れてしまった階段の修理をどうするかと、直接頼まれていることに先ずは手伝いに行っていいでしょう。それでいいのでしょう。

 

 

九州にいる私は、自然災害が多いこともあり防災については東京にいたころと比べても身近だ。最近になって、防災について話をする機会があり、青木さんから聞いたリアス式海岸付近の学校は津波からの被害を最小にとどめるために備え建付けが縦になっていることと、素早い判断と指導のおかげで、生徒と教員が全員助かった小学校の話をすることになった。また、福島からの介護施設に入れなくなった人を受け入れる介護施設にも出会った。

 

もう、それでいいのだと思うことにした。話を伺える時は共に考える。そのあとは心のどこかにとどめておこう。いつか、つながってくる。現に私は、防災や介護施設について縁遠かったけれども、少し関心が出てきている。本を読んだり、ニュースを見たり、仕事での希望分野にも入れるようになったっていう小さなことだけど。過去に障がい者支援施設でお手伝いしていたころを思い出したりね。

いつか、何かにつながるのだろう。意味あるのかな、と思いやり続けていた見過ごせないことが、時がたち別で繋がった経験がある人も多いはず。知ってから、そこから。

文責:リエ

リターン

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全額応援!感謝のメールをお送りします!

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運営メンバーより感謝のメールをお送りします。

申込数
35
在庫数
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発送完了予定月
2021年10月

5,000


ジブンゴト大学全6回講座受講コース

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①運営メンバーより感謝のメールをお送りします
②ジブンゴト大学全6回講座にご参加いただけます
③ジブンゴト大学オリジナル学生証(ステッカー)の発行
④万が一当日ご参加いただけなかった場合は録画データお渡し

申込数
82
在庫数
制限なし
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