カンボジアに眠る600万個の地雷から村人の命を守りたい！

１週間経過しました。

ご支援して下さった方々、シェアや拡散で応援して下さった方々、本当にありがとうございます。たくさんの方々に支えられているのを改めて実感し、感無量の心境です。READYFORやFacebookで頂いたあたたかい応援コメントを読んで、涙腺がゆるみっぱなしの１週間でした。

引き続きどうぞ応援よろしくお願いいたします。

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現在、私たちは金属探知機で金属反応を確認し、１つ１つ手作業で地雷を取り除いています。

大型重機を使って効率よく地雷除去ができないのでしょうか？という質問を頂くこともあります。

大型重機での地雷処理も少しずつ開発され、実用化されたものもありますが、全ての場所で使えるわけではありません。特に私たちが活動している地域は、タイとの長い国境に沿って、ジャングルや急傾斜地、川が多く、地形条件上、大きな重機は扱いにくい場合が多々あります。

車を降りて、徒歩で川を越え、地雷原に向かうこともあります。

また、貧しい村人の小規模な畑には、大きな重機が畑に入るのも困難です。重機を入れる前準備として、道を広げるために手作業での地雷探知も必要になります。重機では畑の隅々は除去できないので、最後は人の手が必要になります。

作物を植えている畑は、作物を壊してしまうので重機が使えません。重機を使ったとしても、壊した作物の補償は私たちにはできません。収穫後に重機を使えるかと言えば、雨季に重機は使えませんので、タイミングが難しいのです。

更に、この地域は対戦車地雷の埋設が多いのが特徴で、重機での作業は危険を伴います。下の写真は畑で見つかった対戦車地雷です。2つ並べたり、重ねたりして置かれている場合も多く、破壊力は相当なものになります。

こういった理由から、私たちは重い防護服と金属探知機で装備し、手作業で地雷除去を行っています。