「未来のペットショップ」のこと。中編

最後の追い込みです。
目標達成まであと１３％
残り5５時間！
これまで支援、ご参加頂いたみなさまには本当に感謝しています。残りわずかな時間でどうにか目標達成する為に最後まで書き続けます。

未来のペットショップのこと！中編

前編でも書きましたが、今年は動物愛護法の改正の動きがあったり、動物愛護を促すイベントや動物保護活動を応援するキャンペーンが各地で行われるようになり、少しずつ保護動物への関心が高まっています。

加えて、既存のペットショップが保護動物を迎えいれ、譲渡事業を開始するなど新しい動きも出て来ました。 ここ数年の流れをみると、このような取組みは今後も加速していくような気がしています。

では、なぜ私たちはトレーラーハウスを選ぶのか？

その理由をいくつか紹介します。

フォスターファミリーの存在

前編で示した通り、この10年間で約90団体と共に譲渡会を重ねるなかであることに気がつきました。それは、日本で活動する保護団体の多くは、動物を管理する施設を持たず、一時預かりボランティアが自宅で保護動物を管理をするフォスターファミリー制度を導入しています。

この制度は、日本だけではなく欧米でも積極的に活用されています。


この写真は、アメリカサンディエゴで９０人のフォスターファミリーを取りまとめている動物保護団体の譲渡会の写真です。詳しくはこちらをクリック！

実は、この事が保護動物の管理をする質を上げているのではないかということでした。

大きな収容施設は、同時に複数の動物を収容出来る魅力がありますが、フォスターファミリーは、自宅で一頭一匹を丁寧に世話する事が出来ることで、その個体に対する管理の質を高め、譲渡される確率を上げているのではないかということです。

施設や店舗は、複数の動物を管理出来る反面、保護動物の生活空間は施設内であり、夜間も施設で過ごす場合が多くなります。しかし、譲渡先のほとんどが一般家庭であるという意味でもフォスターファミリーが家庭で世話をして夜間の様子も把握することにメリットがあると感じています。

ただ、フォスターファミリーは一般の家庭であることから譲渡会や希望者との面会などを行う場所がないというデメリットがある。

それを補うのが、トレーラーハウスなのです。

では、なぜ固定店舗じゃダメなのか？
タイヤがついている理由を後編でご説明します