かわいそうだけでは助けられない　野良猫さんのこと⑤

和歌山市内中心部
昔　繁華街でにぎわっていた場所　今は忘れられたような場所



ご飯はしっかりともらえている　お水もたっぷりとある
だけど・・・・・


 

餌やりさんは　たくさんの子猫が生まれ死んでいったと呟いた
ガリガリになりながら子育てしているおかあにゃんたちもまた・・・

最初は数匹　生まれては死に　の繰り返し
それでも30数匹の猫たちがそこにはいた

子猫数命は保護　大人猫も若い子達は保護した
餌やりさんには　手術費用はこちらで負担する　そのかわり
最後の一匹まで　しっかりとお世話してくださいと頼んだ

 

あれから２年
猫たちは少しずつ数を減らしながら　静かに暮らしている

もう　ここでは新たな命は生まれない

それでも　もしあの時　ご支援がなかったら？
雌猫だけとか　妊娠猫だけとか　なったかもしれません
子猫たちも保護できず　そのままで息絶えたかもしれません。

まずは　子猫を産まさないこと
それが　猫たちを助けることなんです。
かわいそうとご飯をあげるだけでは　助けられないのです
それどころか同じ運命をたどる猫たちが増えるだけなんです。

それじゃ　あかん　のです
あかん世の中になっていくと思うのです。

 

不妊手術を施されて　もう子育てで苦しむこともなく
ご飯をもらえて　誰か人間に守られて猫たちが生きている

そんな　さくらねこの歩く街　和歌山　にしたいと思います