JVCに感じる、先頭に立って声をあげ動き出すDNA

今日でクラウドファンディングの挑戦が始まって9日目。

 

これまでに153名の皆さまから2,197,300円の寄付をお預かりしています。

たくさんのご支援と温かい応援のメッセージ、毎日読んで、勇気をいただいています。

ありがとうございます！

 

さて今日は、実行者の並木と共にこの挑戦を進めているチームメンバー、下久禰（しもくね）の想いをご紹介します。

 

以前は他のNGOで広報担当を務め、JVCには入職してまだ2か月半という下久禰。「半分外」の視点から見たJVCについて、綴っています。

 

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はじめまして。

JVCで今回のクラウドファンディング担当の一人として運営に携わっている下久禰（しもくね）と申します。

私は8月からJVCに入職したのですが、その前の数年間は、JVCとシェアオフィスをしていたエイズ孤児支援NGO・PLASのスタッフでした。

お隣さんとして、JVCを傍から見ていたとき「よく議論しているな～」という印象を持っていました。決してスタッフ同士が仲が悪いわけではなく、仲は良くて雰囲気も良いのです。

しかし、活動のことになると「こうすべきでは」「いや、それだとこういう捉え方もできてしまうのではないか」…と議論が白熱している、という印象でした。
活動に対して、とても真摯な団体さんなのだな、といつも感じていました。

 

職員として中に入ってみて、その印象は変わるどころか、益々強くなりました。

議論を恐れることなく、何がベストなのか、常に考え、向き合っているシーンをしばしば見かけます。

 

 

そして、JVCに入ったあと、「議論を恐れず真摯に活動に向き合う」という特徴の他に強く感じるのが、「声をあげて動き出す」という特徴です。

先日、アフガニスタンの状況が大きく変わり、JVCとしてどう対応すべきかという議論がありました。

JVCは今年6月をもって、アフガニスタンでの活動を終了しています。ですが、現場の今の状況はどうなのか、自分たちに何ができるか何をすべきか、どのようなメッセージをJVCとして発信すべきなのかを、東京オフィスのすべてのスタッフが参加して、時間をかけて議論していました。

変な言い方かもしれませんが、現在は活動していない事業地での政情変化に声明文を出しても、かつて連携していたアフガニスタンのNGOへの寄付金を募っても、JVCには一銭も入ってきません。そんなJVCのあり方は「効率が悪い」と捉えることもできるでしょう。

しかし、たとえ効率が悪かろうと、JVCは自分たちになすべきことを考え、声をあげ、動きます。

 

現場で人々に寄り添って活動するだけでなく、先頭に立って声をあげ、動き出す。
それが41年前、インドシナ難民の問題を「ほっとけない」と現地に集まった人たちで結成されたJVCのDNAなのだと感じています。

41年目を迎え、いままさに変革期にあるJVC。

今後、さらに多くの皆さまと共に、世界中の人たちが「未来を決める力」をもてる世界を目指して進んでいきます。

ぜひ皆さまもJVCと共に、彼らの歩みを支え、見守っていただけると嬉しいです。