里山と生かし合う持続可能な暮らしのショールームを作りたい!

支援総額

2,568,000

目標金額 2,000,000円

支援者
173人
募集終了日
2023年7月18日

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プロジェクト本文

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▼ネクストゴール270万円へのチャレンジについて

 

みなさまからの温かいご支援、本当にありがとうございます!
この度、7月12日に目標金額の200万円を達成することができました!

 

皆さまからのご支援とあたたかい応援コメントに

あらためて数多くの方々が応援してくださっていることを実感し、とても胸が熱くなる期間でした。

チャレンジ終了まであと6日、さらなる目標の270万円まで目指したいです!

 

当初の目標金額は、民泊の営業開始のための最低限の設備費用で、残りは自己資金で行う予定でした。

しかしリノベーションを進めるうちに、すでに現在想定の設備費用以上にかかる未来が見えています・・・💦

そのため宿泊設備の設備と、さらなる品質向上のために、

ネクストゴールとして270万円を掲げ、残りの募集期間もご支援の呼びかけをさせて頂きます。

 

具体的な用途については、現在予定している用途を優先した後に、

太陽熱温水器の取り付けや、ピザ窯の完成に使わせて頂きたいと思います!

 

これらの充実によって、さらなる「つながり」を感じることのできる空間を実現します。

 

仮にネクストゴールが達成できなかった場合も自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、

皆様からの多くのご支援をいただけると幸いです。

クラウドファンディング終了の7月18日まで、どうか変わらぬ応援・ご支援をよろしくお願いします!!

 

Kyu Mao

 

▼ はじめに

 

はじめまして。earthman の井本 球(キュウ)と片岡 真央(マオ) です!

2022年4月に淡路島からキュウの故郷である和歌山県橋本市の里山集落に移住し、

築120年の古民家と家の前に広がる畑を拠点に「里山と生かし合う暮らし作り」を始めました。

 

2024年3月より農家民泊として暮らしを体験できるショールームを開きます。

 

 

 

earthman (アースマン)とは・・・ 「良き地球市民であるため、自分にできる事をする。」という意味です。

今年中に一般社団法人earthmanの設立を行う予定です。

 

 

 

▼ どんな暮らしをしているか?

 

 

 

ガスは使わず、炭と薪で料理と暖やお風呂をまかないます。電気は太陽光。

飲み水は湧き水を汲み、下水が通っていない為、今後は濾過のしくみをつくります。

畑には様々な果樹、野菜、ハーブ、野草。

 

そして暮らしのパートナーである鶏たちが駆け回っています。

 



現在は離れを改装して、ほぼオフグリッドで暮らしています。

 


仮置きのドラム缶風呂

 

 

 

▼ 暮らしづくりを始めたきっかけ

 

 

暮らし作りを始めたきっかけは、今の社会のあり方に対して疑問を抱いたことでした。

 

日本の食糧やエネルギーの自給率を知った時、

地球温暖化の影響でこれからもっと異常気象・自然災害が増えると知った時、

「私たちや子や孫の世代って、安心して生きていけるのかな?」という不安を感じました。

 

 

そんな不安と焦りを感じていた私たちですが、

自分でつくった野菜を食べた時、身体中に染み渡り、心から満たされました。

初めて自分で木を切った時、心の底から「生きてる」を感じました。

猪の皮を剥いで肉にした時、今までとは比べ物にならない「有難い」を実感しました。

 

その時の感動が、暮らしづくりを始めた原動力です。

 

有事が起きた時、自分達や大切な家族や友人を守れる居場所を作りたい。

有事が起きなかった時、ひたすら豊かな時間を共有できる場所でありたい。

そんな想いでこの暮らしづくりを始めました。

 

 

 

 

 

 

▼ “里山と生かし合う”とは?

 

 

「人が暮らすことで自然が豊かになる」

つまりこれまで里山集落で営まれてきたことそのものです。

 

外から持ち込むのではなく、そこにあるものを最大限に活用し、

人の暮らしも自然もより豊かになる関係性はシンプルで、とても合理的。

 

 

 

例えば、集落では昔から森から木を伐り出し、地域の炭窯で炭作りをして生計を立てていました。

定期的に木を伐ることで山に光が入り、そのままの森よりも、

複雑で多様な生態系と心地よい風が通る豊かな森を作ることができます。

 

 

 

 

私たちは暮らしづくりにおいて、パーマカルチャーという考え方をベースにしていますが、

創始者のビル・モリソンは、アジアをはじめ、

各国の民族や集落から永続的で循環する文化・風習からヒントを得ています。

 

そのため、私たちも集落の先輩方から文化や風習を学び、そこから自分たちなりの心地よい暮らしを目指しています。

 

 

*パーマカルチャーとは

パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)

を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を

築いていくためのデザイン手法です。

Permaculture Center Japan HPより引用)

 

 

 

▼ 暮らしの舞台 ”橋本市高野口町”  〜弘法大師のおひざもと〜

 

 

その昔、弘法大師(空海)が日本中を歩き回り、腰を下ろしたのが高野山。

高野口町は、平安の頃より高野山への入り口として大阪からの参拝者が訪れるまちです。  

駅前にある旧旅館 「葛城館」を見ると、当時の賑わいを感じ取ることができます。

 

 

葛城館

 

その中でも私たちが暮らす高野口町竹尾は、

大阪から高野山へと参拝する「槇尾道」という参拝路の途中にあります。

 

大阪との境界である蔵王峠を越え、紀伊の国に入って最初に辿り着く集落です。

紀の川とその流域に栄える町を眺め、向こう側に見える高野山を見つめたことでしょう。

そしてこの集落には、参拝者を迎え入れ、安らぎを提供する宿もあったそうです。  

 

槙尾道の石碑

 

また、この集落は人里から離れ市街地からは見えない場所に位置しています。

山深い中で脈々と暮らしが営まれてきました。

キュウの祖父母はここで生まれ、先祖と同じように炭作りや木こりを仕事として暮らしていました。

 

地域の氏神さまが宿る信太神社の大楠

 

今は高齢化が進み集落の世帯数も減り、10軒ほどになっています。

歴史と文化に包まれ、里山での暮らしを紡いできたこの集落を、途切れることなく紡いでいきたい。

そう強く感じています。

 

 

 

▼ 今回の「農家民泊プロジェクト」について

 

 

 

2024年3月に「里山と生かし合う暮らし」を体感できる農家民泊を始めます。

暮らしづくりを始めて、多くの友人知人が遊びにきてくれて、

 

「意外と不便じゃない!楽しい!」

「忘れてたけど、人間って本来こう生きるのが自然なんだよね。」

 

という声を貰いました。

自然と、人と繋がり助け合いながら生きることは、本来誰もが根底で望んでいること。

その豊かさを心と身体で味わってほしい。

 

そんな想いを込め、農家民泊の名前、そしてearthmanのテーマを「系」(けい)としています。

 

 

 

◉この場所を通じて提供したい機会

 

・あたりまえになっている現代の暮らしを捉え直す

・自分と自然、自分と他者の心地よい関係性を見つける

・自分のこれからの生き方、暮らし方をデザインする

・それらを考える時間、精神的ゆとり

 

◉この場所で体験できること

 

・愛農かまど、薪風呂など生活に根付いた火のある暮らし

・家の両脇に流れる川での沢登り

・炭作り、木こりの体験や見学

・手作り味噌や季節の保存食作り

・自然農の野菜づくり

・集落の人々との関わり

 

 

 

 

 

▼ 資金の使い道

 

 

クラウドファンディングで頂いた費用は、民泊開業準備のための改修費に使わせて頂きます。

 

・薪風呂の風呂釜購入、設置、洗面台(風呂釜40万円)

・オフグリッド設備の追加(スマートホームパネル、追加バッテリー55万円)

・畳の張り替え(20万)

・床や壁の貼り替えや修理(木材30万円)

・薪ストーブの設置(30万円 ※煙突代等込み)

・愛農かまどの材料費、ワークショップ講師費用(30万円)

・コンポストトイレ、部屋(10万円)

・その他 家財道具の撤去、ガラス、ベッド、宿泊者用布団など(10万円)

 

改修費 見積もり合計 2,348,850円 

※クラウドファンディング以外は、自己資金を集めて実施します。

 

 

<現状の様子>

 

◻︎愛農かまどとは?

戦後から昭和30年代にかけて愛農会の生活改善事業として全国の農村に普及されたかまどです。

少ない薪で調理ができる熱効率の良いかまどの開発を、料理研究家の酒井章平氏が考案しました。

昭和30年代中ごろになり農村にもプロパンガスが普及してからは忘れ去られていましたが、

野呂由彦さんが近隣に住む故・北村勝一さんの指導のもと

ご自宅に設置されたことで技術と木型が野呂さんに紡がれ、愛農かまどは現代に息を吹き返しました。 

 

 

 

▼ earthman の 夢

 

 

「人間がいるから地球が汚れる」ではなく、

「人間がいるから地球が豊かになり、あなたがいるから周りは豊かになる」

と感じられるような社会を目指して活動します。

 

 

これから挑戦すること

 

◉生きる力を育む体験コンテンツ

・槇尾道を復活させ、空海が見た景色を追いかける体験ツアー

・生態系に関する講座やWS

 

◉お互いの可能性を楽しめる、持続的な地域コミュニティ

・里山でありふれ邪魔者扱いされている植物を生かして新しい価値にすること

・自分たちが住む地域の自然環境を自分達で良くする活動

 

◉若者が心からいきいきできる環境づくり

・自分の天才性に気づく合宿や研修と、天才性を活かせる機会づくり

 

◉農的なライフスタイルの提案とデザイン

・パーマカルチャーデザイン

・フォレストガーデンをベースにした「食べられる森」「食べられるまち」づくり

 

 

!仲間・協力してくださる方も随時募集中!

 

・発信が得意な方(記事作成、SNS、動画編集など)

・リノベーションに関わってみたい方

・地域に滞在して作品を作りたい方

・移住したい方(古民家紹介します)

 

こんなことで関わりたい!というオファーも大歓迎です^^

一緒に何かを創りたいと思ってくださった方、

grouneded.earthman@gmail.com までご連絡ください!

 

 

 

▼ さいごに

 

 

大好きな仲間がたくさん居た会社を辞め、安定した生活を脱して

移住して暮らしづくりを始めて、不安になったり、

自分達がやりたかったことが分からなくなったり、

自分の無力さに虚しくなったり、何度も何度も涙が出ました。

 

それでも、今まで生きてきた中で一番「生きている実感」を感じ、

心から楽しい。生きていて本当によかった。と思える日々を過ごしています。

 

社会には複雑で大きな課題がたくさんありますが、

他人事にせず、課題を未来に持ち越さず、お金やスキルがない私たちのような若者でも

大きな課題に立ち向かう勇気と機会を共有したいと思い、このプロジェクトを始めます。

 

いつも応援してくださる皆さん、始めてこのページで私たちを知ってくださった方、

本当にありがとうございます。

これからも馬鹿で未熟ででたらめで、

でも汗かいて必死に生きる私たちを応援して頂けますと幸いです。

 

 

▼メンバー紹介

 

 

 

井本 球

earthman 探求担当 兼 ガーデンコーチ

環太平洋大学体育学部体育学科 卒業。株式会社パソナグループに入社し、自然を通した社会や個人のあり方についての教育・研修事業に3年間携わる。淡路島で無農薬無肥料での野菜づくり、パーマカルチャーをベースとしたフィールドづくりを行うなかで、動植物や微生物が連動してつくりだす生物多様性の美しさに魅了され、自然や生態系にのめり込んでいく。「人がいるから地球が汚れる」ではなく、「人がいるから地球が豊かになっていく」世界を目指し、様々な人が自然と関わり合うきっかけを生み出すためにガーデンデザインやコーチング、暮らしのモデルルームづくりに注力している。

 

 

 

 

片岡 真央

earthman ブレイクスルー担当

大阪府立大学現代システム科学域マネジメント学類 卒業。新卒で株式会社パソナグループに入社後、淡路島拠点にて地方創生事業、営業チームの立ち上げ、若者の人材育成プログラムの研修を担当。自身の家庭環境のトラウマから人間関係に苦手意識を持っていたが、人や自然との対話を経て、有機的な繋がりを認識できたことで、少しずつトラウマを昇華してきた。現在は和歌山県橋本市の里山集落に移住し、里山環境・文化を守ることを通じて、「多様な命が生かし合い、誰もが可能性を最大限に発揮できる場づくり」に挑戦している。橋本市地域プロジェクトマネージャー、コーチング&キャリアアドバイザー(複業)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
片岡真央
プロジェクト実施完了日:
2024年3月15日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

持続可能な暮らしを体験できる農家民泊を開業します。集まった資金は、農家民泊としてオープンする古民家の改修費用(オフグリッド設備、木材、コンポストトイレ、愛農かまど導入、WS費用に充てさせていただきます。)

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
プロジェクト実施のためには、住宅宿泊事業法(民泊新法)」に定める届出が必要であり、 リノベーション後の申請となる為、2024年の2月中に取得予定です。 現在、和歌山県伊都振興局、橋本市役所の担当者と、届け出のための事前相談を行なっております。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額については自己資金にて補填いたします。

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プロフィール

令和5年度中に、一般社団法人earthmanを設立予定。里山と生かし合う暮らし作りを、和歌山県橋本市高野口の集落で行なっています。

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リターン

5,000+システム利用料


とにかく応援!

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⚫︎感謝のメールをお送りします!

とにかく応援をしたいと思ってくださった方。
ありがとうございます!
ご支援者さまのお気持ちを頂いて一生懸命頑張ります。

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

7,000+システム利用料


地域の絵はがき

地域の絵はがき

●お礼のお手紙
●地域の絵はがき1枚 

ご近所さんで絵描きのハザマサキさんが、
earthmanのために書き下ろしてくださった、特別な絵はがきです。
earthmanが大切にしている「系」という文字を、
私たちが作った「黒炭」で表現してくださいました。
earthmanの想いと地域性の詰まった作品です。

お部屋のアクセントにも、大切なつながりのある人へのお手紙にも。

申込数
14
在庫数
36
発送完了予定月
2023年9月

5,000+システム利用料


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地域の絵はがき

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●地域の絵はがき1枚 

ご近所さんで絵描きのハザマサキさんが、
earthmanのために書き下ろしてくださった、特別な絵はがきです。
earthmanが大切にしている「系」という文字を、
私たちが作った「黒炭」で表現してくださいました。
earthmanの想いと地域性の詰まった作品です。

お部屋のアクセントにも、大切なつながりのある人へのお手紙にも。

申込数
14
在庫数
36
発送完了予定月
2023年9月
1 ~ 1/ 20

プロフィール

令和5年度中に、一般社団法人earthmanを設立予定。里山と生かし合う暮らし作りを、和歌山県橋本市高野口の集落で行なっています。

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