川崎かぎしっぽの挑戦。1匹でも多くの不幸な命を減らしたい。

チャレンジ終了まで残すところ、5日となりました。拡散のご協力や、温かいご支援、また追加のご支援など気にかけてくださり、本当にありがとうございます。

今日は私が保護活動をはじめるきっかけになった1匹の子猫との出会いをお話させていただきます。
私の父は情が厚く、行き場のない動物がいるとすべて引き取るような人間でした。その影響もあり私も、幼い頃より動物が大好きでした。公園に捨てられている子猫を幾度となく拾っては、母に怒られました。子猫を育て、ピンポンを押して近所を回り『子猫を飼ってくれませんか？』と訪ねて歩いたことをよく覚えています。母が怒る理由は、私のアレルギーと喘息が原因でした。動物に触れれば触れるほど症状は悪化し『こんなに大好きなのに何故一緒に暮らせないのか…神様はひどい!』と泣いた夜もありました。大好きではあるものの自分自身も触れるほど苦しくなり、いつしか動物に対する思いを感情から消すようになりました。

川崎に越してきて数年、猫をよく見かけました。
その日は、子供の病院の帰り道で薄暗くなった夕暮れでした。停車中の車の下から、異様な鳴き声が聞こえ、覗きこむと子猫が膝に飛び乗ってきました。声はガラガラ、目やにや鼻水でドロドロ。その子猫抱き上げてしまい、戸惑っている私に娘は『ママ、助けてあげて』と言いました。純粋に…『目の前にある命を助けてあげて』という、娘の言葉にハッとし、同時に封印していた感情がこみ上げてきました。数十年間知ってはいたものの目を伏せていた『殺処分』『動物虐待』『多頭飼育崩壊』その他の問題を今はしっかり受け止め、活動していきたいと思います。もう、見て見ぬふりはしたくない、そう気づかせてくれたのは、娘と1匹の子猫との出会いでした。

そして今、クラウドファンディングという貴重な機会をいただき、本当に感謝しています。
どうぞ引き続き終了日まで、温かい応援を宜しくお願い致します。