関西盲導犬協会|パピーからリタイア犬まで医療費を確実に届けたい

関西盲導犬協会|パピーからリタイア犬まで医療費を確実に届けたい
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります(All in 方式)。原則、寄付のキャンセルはできません。寄付募集は8月31日(土)午後11:00までです。

寄付総額

228,000

目標金額 8,000,000円

2%
寄付者
22人
残り
46日

応援コメント
桑原 英子
桑原 英子15分前ほんの少しですが寄付させて頂きます。頑張ってください!ほんの少しですが寄付させて頂きます。頑張ってください!
さわきち
さわきち17分前僅かで申し訳ないですが末永くこちらの活動の力になればと思います。僅かで申し訳ないですが末永くこちらの活動の力になればと思います。
ひろし父ちゃん
ひろし父ちゃん51分前こんにちは 家族3人、わんちゃんが大好きです。 これから益々暑くなりますが、わんちゃんも皆様も ご無理なさいませんように こんにちは 家族3人、わんちゃんが大好きです。 これから益々暑くなりますが、わんちゃんも皆様も ご無理なさいませんように
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります(All in 方式)。原則、寄付のキャンセルはできません。寄付募集は8月31日(土)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

▶︎index---------------------------------------

犬たちの健康と幸せのために今年も医療費にご支援を

医療費という絶対に欠かせない費用
盲導犬を育てるということ

犬たちの日常を守る、その中に含まれた意味

街で見かける盲導犬たち

スタッフからのメッセージ

応援メッセージのご紹介

税制優遇措置について

 

 

犬たちの健康と幸せのために今年も医療費にご支援を

 

私たち公益財団法人関西盲導犬協会は、これまでに延べ461名の目のご不自由な方々に盲導犬を無償で貸与してきました。そして貸与後においても、その盲導犬が引退するまでの期間、安心・安全に歩行できるよう盲導犬ユーザー(以下「ユーザー」と略)へのフォローアップ盲導犬へのケアを継続しています。

 

また盲導犬が活躍しているそのバックグラウンドで、その活躍を支える繁殖犬・パピー・訓練犬・PR犬・引退犬へのケアと医療も充実させ、当協会の全ての犬たちが健康で幸せに過ごせるよう、日々尽力しています。

 

 

盲導犬の育成、ユーザーのフォローアップ、犬たちの飼育費など、当協会の運営費の約90%以上が皆様からのご寄付によって支えられています。

 

今回で5回目のチャレンジとなりますが、コロナ禍によるご寄付の減少を補うために始めたクラウドファンディングが、いまでは当協会のご寄付全体のなかでとても大きな割合を占める大切なプロジェクトとなっています。また、昨今の長く暑い夏の街頭募金は犬たちにとっても職員やボランティアさんにとっても非常に負担となってしまうため、夏はクラウドファンディングの期間とし、毎年継続しています。

 

今年度は、10名の方に10頭の盲導犬を無償貸与するという目標に向かって、日々努力をしております。約200頭いる当協会の犬たちの健康を守るため、リタイア犬たちが、健康で長生きできるよう今年も医療費のご支援を皆様にお願い申し上げます。

 

盲導犬を育成し社会へと送り出すことの大切さをこの機会にぜひ知っていただき、今回のプロジェクトへのご支援とご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

《 今回のチャレンジ 》

 

◆目標金額:800万円

◆資金使途:子犬から老犬まで関西盲導犬協会が管理する犬たちの医療費として2024年度に必要となる費用に活用いたします。

 

・医療費の内訳(一例):各種ワクチン・ノミダニ駆虫薬・フィラリア検査・マイクロチップ登録・各種健康診断(心拍や触診など一般的な診察に加えて血液検査・股関節と肘関節評価・眼科など)・避妊去勢費用・出産に関わる費用・都度の病気や怪我にかかわる診察・療養食など

・予防的医療費の内訳(一例):各種ワクチン、狂犬病ワクチン接種と登録、フィラリア検査及び駆虫薬、ノミダニの薬など

 

※第4回プロジェクト(2023年)のご支援金9,211,000円からプロジェクト手数料を差し引いた額と、2022年度のプロジェクト繰越金をあわせた額9,519,144円を現役盲導犬への健康診断費やワクチン接種費、盲導犬ユーザーへのフォローアップ費用、パピー・引退犬・飼育委託犬たちの医療費用の合計11,126,921円に充当させていただきました。今回のチャレンジの目標額8,000,000円は、当協会が管理する犬たちの医療費として確保したいと考えています。

※本プロジェクトは、寄付総額が期日までに目標金額を達成しなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行いたします。

 

 

医療費という絶対に欠かせない費用

 

現在当協会に籍を置いている犬たちは、およそ200ほどです。

 

協会で訓練をしている犬たちだけではなく、パピーウォーカーさんのおうちにいる子犬たち、その子犬たちのお父さん犬お母さん犬である繁殖犬たち、盲導犬のお仕事を終えたリタイア犬たち、そして、当協会のことを知ってもらうためにイベントや街頭募金へと参加してくれるPR犬たちなどがいます。

 

全ての犬に必要な医療費を全て負担するということは現状難しいのですが、私たちは可能な限り犬たちに、そして関わる人たちに寄り添い、犬たちの健康的な生活を守るための努力をしております。

 

子犬たちのための医療費

 

 

子犬たちは、生まれてから生後約60日までをお母さん犬そして繁殖犬ボランティアさんと一緒に過ごし、その後子犬を1歳まで預かっていただくボランティアであるパピーウォーカーさんのおうちへと委託をされます。

 

お母さん犬やきょうだいの元を離れてはじめて出会う人たちに囲まれて過ごすことは、どんな生き物でもきっとそうだと思いますが、慣れるまではおっかなびっくりドキドキの毎日です。

 

当協会で生まれる子犬たちは、人が大好きで、主人が変わることに対して大きなストレスなく、馴染む能力が高いラブラドールレトリーバーやゴールデンレトリバーが主です。

 

そのため、初日から何の問題もなく過ごす子犬たちも多くいますが、新しい環境へと一生懸命適応しようとする中で、お腹をこわしてしまったり皮膚アレルギーが出てしまう子犬もいます。

 

また、パピーウォーカーさんに預かっていただく1歳まではとってもわんぱくな時期ですので、時にけがや、誤飲などで病院へと行く必要も出てきます。その際にかかる費用は全て当協会が負担をしております。

 

 

訓練犬たちのための医療費

 

 

1歳になりパピーウォーキングを修了して協会へと戻ってきた犬たちが、初期段階の訓練と同時並行で行うのが健康チェックです。

 

盲導犬になるためには、性格が盲導犬に向いているかどうかももちろん大切ですが、同じくらい大切なのが「健康であること」。ユーザーさんと暮らすにあたって、体調の管理が難しい犬を盲導犬にすることはできません。犬と人、どちらにとってもそれはよい選択肢ではないと考えております。

 

そのため当協会では、肘や股関節の検査、眼科検診、血液検査などの検査項目をクリアした犬たちだけが訓練を継続することとなります。ただ、これらの検査項目をクリアしたからといって全ての犬が常に健康体であるということではないのです。訓練士たちは、日頃の健康チェックやしぐさなどから犬たちの体調を読み取り、獣医さんの元へ走ることも少なくありません。

 

健康であることが盲導犬になるための条件と記載しましたが、先天性や後天性の大きな病気を経て、キャリアチェンジとなる犬については、オーナーの候補となる方にこれまでの経緯や現在の状況などを全てお話し、「飼育委託」として当協会が医療費を全て負担するという形で、家族として受け入れていただいております。

 

盲導犬たちのための医療費

 

 

晴れて盲導犬としてデビューした犬たちの体調不良の際や健康診断など、基本的な医療費は盲導犬ユーザーさんにお支払いいただきますが、狂犬病ワクチンやフィラリア予防などの予防的医療費については当協会がお支払いをしております。

 

盲導犬になったからといって全てがユーザーさんの負担となるわけではありませんし、全て当協会の負担となるわけでもありません。盲導犬の健康は、当協会とユーザーさんが二人三脚で守っております。

 

また、当協会の決まりごととして盲導犬は10歳で引退となり、その後はリタイア犬ボランティアさんのおうちで暮らします。ユーザーさんからリタイア犬ボランティアさんへスムーズにバトンを渡せるよう、9歳と10歳では当協会が主体となり、引退前の健康診断を実施しております。

 

繁殖犬たちのための医療費

 

 

繁殖犬、つまり未来の盲導犬たちのお父さん犬お母さん犬を選ぶ際、健康に関しては訓練犬よりも厳しい基準で選抜されます。次の世代の子犬たちが健康に生まれてくるためには、慎重に、時に幾度も検査を繰り返し、可能な限り懸念を払拭した状態の犬でなければ、繁殖犬となることはできないのです。

 

さらにお母さん犬については、妊娠~出産まで通院の必要があります。基本的に出産は当協会の施設内で行われますが、自然分娩では母体が危険だと判断した場合には、獣医さんの元へ走り、帝王切開で出産する場合もあります。

 

母犬と子犬たちの命がかかる瞬間ですので、無事に生まれてきてくれた時の安心感と喜び、そして感動はひとしおです。子犬たちは生後60日になるまで、お母さん犬ときょうだいたちと一緒に過ごしますが、無事に生まれたから全てが安心というわけではなく、感染症やケガなど、繁殖犬ボランティアさんは子犬たちが元気に成長するように気を使いながら日々を過ごされています。

 

「犬たちが健康で生まれる」ということ、そのひとつの現象のバックグラウンドには、親となる犬たちの健康維持、妊娠・出産・育児、訓練導入する犬たちへの去勢・避妊手術など、多くの費用がかかります。

 

リタイア犬たちのための医療費

 

 

当協会に所属する盲導犬のほとんどは10歳でお仕事を引退し、リタイア犬となります。

 

当協会のリタイア犬たちはみんなリタイア犬ボランティアさんのおうちで幸せな余生を過ごしております。しかし人間と同様、どれだけ気を付けていても歳を重ねるごとに、ちょっとしたことでの体調の変化は多く、そして大きくなり、獣医さんに診ていただく機会も増えます。

 

そのため、健康な場合でも定期的に受診をし、体調を把握することは欠かせません。

 

盲導犬や繁殖犬として活躍をしてくれた犬たちのために、当協会とリタイア犬ボランティアさんで力を合わせるのはもちろんのこと、リタイア犬たちを資金や物品で支援してくださる団体様の力もお借りしながら、1頭1頭全ての犬たちが最期の瞬間まで家族とともに幸せな時間を過ごしてほしい、と私たちは考えております。

 

そのために、リタイア犬ボランティアさんが常に職員に相談できる体制づくりや、当協会でも介護用物品の貸し出しを行うなど、全力でサポートをしております。

 

 

盲導犬を育てるということ

 

今年度も引き続き約10頭の盲導犬を目の不自由な方々に無償貸与することを目標とし、日々犬たちや目の不自由な方々と向き合っております。現在、4ユニットの共同訓練が終了したところです(2024年7月時点)。

 

 

「グッド」の声が響き、犬の尾が揺れる。

 

人と犬が支え合い、お互いを尊重しながら生きる姿を私たちはたくさん目にしてきました。盲導犬歩行は人と犬が協力し合わなければ、成り立ちません。ふたりの間に信頼がなければ、どちらかまたはお互いが怪我をしてしまったり、事故に遭ってしまったりすることもあるでしょう。

 

また、盲導犬との出会いはユーザーさんに新たな道を示すことにも繋がります。

 

「ひとりで行ってみたい場所がある」

 

そんな些細に思える、しかしとても大切な希望を、盲導犬とともに歩くことで叶えることができる方がいらっしゃいます。

 

目を閉じていただくとわかるかと思いますが、視覚からの情報が遮断されると、周囲に誰もいないという感覚に陥ります。それは周りを多くの人が行き交っていたとしても、自分だけ別の世界に生きているような不思議な感覚です。

 

目が不自由になったことで、外へ出ることが怖くなってしまい、強い孤独を感じられる方がおられます。白杖で歩いていた際に人とぶつかり、怪我をしたことで、「もう自分は外へ出てはいけないのではないか」と思われる方もいらっしゃいます。

 

突然の雨や迷子、少しベンチで休もうという時も、隣でともに迷ってくれる、一緒に休んでくれる。ひとりではないということが、どれほどの心強さと安心感を与えるかは想像に容易いですよね。

 

盲導犬は単なる歩行のための道具ではありませんし、ペットとも立ち位置が異なります。「ユーザーと盲導犬が「一緒に歩く」ということは、単なる歩行手段としての一歩ではなく、互いがそこにいることを感じながら、ふたりで社会への一歩を踏み出すことなのです。

 

動物が側にいることで、かけがえのない愛情を彼らから貰ったことのある方はきっと少なくないと思います。盲導犬という特殊な存在ですが、根本は同じです。

 

そしてそれは盲導犬ユーザーと盲導犬だけのお話ではありません。

 

子犬たち、訓練犬たち、リタイア犬たち、繁殖犬たち、PR犬たち、キャリアチェンジ犬たち、みんながそれぞれ人との絆を作り、誰かに寄り添い、生活をしています。

 

多くの関係を見てきた今、私たちは犬と人の間には言葉を超えた繋がりがあるのだと強く信じて日々活動をしております。

 

向き合う1頭1頭、どの子がどんな進路へ進んでも、みんなここで生まれたきょうだいであり、私たちスタッフも含めて家族であり、かけがえのない大切な子たちなのです。

 

私たちは目の不自由な方と一緒に歩く盲導犬たち、そして関西盲導犬協会に生まれてくれた全ての犬たちの日常をできる限り支えたいと考えております。

 

 

 

犬たちの日常を守る、その中に含まれた意味

 

私たちが犬たちの健康的な毎日を守るために行っていることは、「動物病院へ行く」ということだけではありません。もちろん体調不良や怪我、去勢・避妊手術などで獣医さんのお世話になることは少なくありませんが、日常的な犬たちのケアにも力を入れております。

 

1. 適したフードを選ぶ

 

まずは「食事」です。

 

当協会では、パピー、訓練犬、繁殖犬、リタイア犬、それぞれに合うフードを購入し、ボランティアさんへとお送りしています。犬たちにもアレルギーがあるため、協会内では複数種類のフードを常に保管し、犬たちの体調に合わせて変更ができる体制を取っております。

 

医師の処方が必要な療法食も含め、当協会ではさまざまな選択肢を視野に入れながら、犬たちにとって何が1番良いのかを最優先にフードを選んでおります。

 

食事は犬たちの健康に直結するため、私たちもとても重要視しています。

 

2. 犬舎を清潔に保つ

 

当協会で8年前に新設した犬舎「木香テラス」では、人は靴を内履きに履き替え、犬は足を拭いてから入ることを基本としています。


それまで使用していた犬舎は、土足で出入りし、水道を使った清掃を基本としていましたが、完全に乾燥させないとむしろ雑菌が増えてしまう可能性のあるものでした。
 

また、そのような場所で犬たちを生活させることは、パピーウォーキング中、そして盲導犬となった時に家族の一員として家の中で一緒に暮らすことを条件としている盲導犬協会として、とても矛盾した姿勢なのではないかという疑問も生まれます。
 

そこで、人と犬がともに生活する大きなリビングルームをコンセプトとした現在の木香テラスを新設するに至りました。
 

犬たちが過ごす場所が清潔であること、それは犬たちの健康を守るうえで欠かせないことだと私たちは考えます。

 

 

3. 犬たちの日常的なお手入れ

 

訓練士はほとんど毎日犬を連れて外へと訓練へ出かけます。行く先は協会周辺の道路からショッピングモールや駅、繁華街など、さまざまです。いろんな場所へ出かけることで、草むらに入ったりしなくても犬たちの被毛は知らぬ間に少しずつ汚れていきます。

 

そのため、私たちは毎日のお手入れとして、ブラッシングと湯拭きをしています(シャンプーは月に1度です)。また、被毛のお手入れだけでなく、歯磨き、爪切り、耳掃除なども協会スタッフが行います。

 

このように、日常の中で犬たちの体に頻繁に触れることでちょっとした変化にも気づきやすくなりますし、また訓練を担当する犬とコミュニケーションを取ることもできます。

 

 

4. 定期的な獣医師の訪問

 

当協会は京都市獣医師会にご協力いただき、年に12回獣医さんに往診をしていただいております。

 

主にパピーウォーキングを修了し、訓練を開始する前の健康診断として血液検査や身体チェック、盲導犬となる前の健康チェック、ワクチンの接種のような予防的医療に加えて、病院へ行くべき内容かどうかの健康相談や日常の悩みなどを相談しております。

 

それだけではなく、シニア犬たちや繁殖犬など、ご家庭で預かっていただいている犬たちのセカンドオピニオンとしての相談や専門医の紹介もさせていただくなど、健康面で気になることを気軽に相談できるのでとても安心です。

 

定期的な獣医師さんの往診

眼科専門医にも定期的にお越しいただき、眼科検診や眼に懸念のある犬たちの診察をしていただいております。

 

犬たちの健康を守るためには普段の生活からしっかりと犬たちの様子を観察し、病気にならないための対策と予防が最も大切だと私たちは考えています。

 

動物たちに関する医療も随分と発達しておりますが、医療機関を受診するのは最終手段です。まずは病気にならないよう普段の生活の中で自分たちにできることをし、犬たちの声に耳を傾け、どうするべきなのか考えていく、それが当協会へ生まれてきてくれた犬たちに対する私たちの向き合い方であり責任なのです。

 

それでもやはり全ての病気や怪我を防ぐことはできません。

 

当協会に籍を置いている犬の数はおよそ200頭、この頭数の予防的医療費に加えて病気や怪我の受診というだけで多くの費用がかかりますし、状況によってはどうしても検査や処置、手術などで費用が高額となってしまう場合もあります。

 

しかし、それらの予防的医療や医療的措置には犬たちの生活がかかっているため、妥協をすることで犬たちが安心して生きる未来を奪うことは私たちも望みません。つまり医療費というのは、当協会の支出から決して削ることのできない部分なのです。

 

 

街で見かける盲導犬たち

 

皆様のあたたかなお気持ちによるご寄付は、当協会の犬たちの健康を守り、犬たちの生涯の幸せを叶えていくだけでなく、目の不自由な方々が盲導犬とともに社会へと参加する未来へとつながっています。

 

それはきっと、皆様の愛を受けて育った盲導犬とこれから出会う目の不自由な方々の心身の健康を守ることにもつながると私たちは考えています。

 

私たちの活動は「訓練をした犬が盲導犬になること」を目標に掲げているわけではありません。

 

目の不自由な方と盲導犬が出会い、互いの存在を尊重し合いながら、社会の中で安全に安心してともに生きること。

 

これこそが私たちの目指すところです。

 

別の種である人と犬が、互いに力を合わせて生きている、その究極の形ともいえる盲導犬。しかしながら、どれほど優秀な犬であっても、受け入れてくれる社会でなければその力を最大限発揮することはできません。

 

人を愛する、そして犬を愛する多くの皆様がその関係性を受け入れ、あたたかく見守る社会を作ろうとしてくださるからこそ、盲導犬はユーザーさんと一緒にどこへでも行くことができるのです。

 

ユーザーさん、協会スタッフ、ボランティアさん、ご寄付やご声援をくださる皆様、そして犬たち、みんながお互いに寄り添うことで、ユーザーさんと盲導犬はもちろんのこと、だれもが安心して暮らせる優しい社会が実現できる、そう信じて、私たちはこれからも盲導犬育成に尽力していきます。

 

ぜひ、皆様のあたたかいご寄付とご声援をどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

スタッフからのメッセージ

 

 

 

浅野 美樹 

 (広報渉外担当・プロジェクト実施担当者)

早いもので、当協会は今年で5回目のクラウドファンディングを迎えます。お陰様で、多くの方々にご寄付をいただき、今年度10頭の盲導犬デビューを目指しているところです。

 

しかし、ご寄付の輪が広がる一方で、入店拒否の問題は、私たちの前に大きく立ちはだかっています。犬が好きだからとか、苦手だからではなく、盲導犬と共に社会参加している人々がいるということを理解していただけたらと思うのです。

 

「他のお客様の迷惑になるので」とか「犬アレルギーのかたもいらっしゃるので」という言葉もよく聞きますが、花粉アレルギーがあっても私たちは外出しています。ユーザーさんは、毎日犬の手入れをし、さらに毛が落ちないよう配慮されたダスターコートを着せて出かけます。盲導犬は、ユーザーさんの足元で静かに待つこともできるのです。

 

盲導犬の受け入れが当たり前になるには、啓発活動ももちろん必要ですが、より多くの補助犬たちが社会に出ていかなければならないのだとも感じます。そのためにも私たちは、これからも盲導犬の育成に尽力してまいりますので、皆様どうぞ引き続きの応援をよろしくお願いいたします。 

 

 

上西 美緒

( 広報担当・写真撮影・SNS担当者)

プロジェクトの本文を書くにあたって、私たちの伝えたいこと、私たちがこの活動をするために大切にしていることは何だろうと改めて考えることとなりました。犬たちやユーザーさん、ボランティアさんと日々向き合い、そして同じ志の職員たちを側で見ている中で、やはり伝えるべきだと思ったのは、ここにいる誰もが「犬たちが出会うべき人と出会い、幸せになることを望んで行動している」ということでした。それを伝えるため、多くの想いを込めましたので読んでいただけますと幸いです。

 

私は犬たちの自然な写真を日々撮影し、SNS(主にX)にどう投稿すれば当協会の想いが伝わるのかといつも考えています。そしてそんな風にたくさん考えて、どうか多くの人に見ていただけるようにと願いながら投稿すると、多くの方から素敵な反応をいただきとても励みになっております。こんな風に応援してくださる方々の想いに毎日触れられることは本当に幸せなことだと思います。

 

今回のプロジェクトで皆様にご寄付いただきたいのは医療費です。健康というのは、犬たちが幸せに生活するための最もベースとなる部分、それに対して当協会が真摯に向き合っているということが伝わると嬉しいです。

 

 

乾 綾乃

(啓発広報担当者)

私は当協会の職員になってまだ日が浅いのですが、盲導犬事業が本当に多くの方々のご寄付やご協力に支えられていることを日々実感しています。また、盲導犬ユーザーの方々の話や盲導犬へ接する様子から、盲導犬ユーザーの方々が盲導犬を本当に大切にしていて、かけがえのないパートナーだと思っていることがひしひしと伝わってきます。飼育ボランティアをしてくださっている方々も犬にたくさんの愛情を注いでくださっていて、当協会の全ての犬が多くの方々に大切にされていることを日々感じています。

 

その一方で、盲導犬ユーザーの方から、入店を断られた話や、心ない言葉をかけられた話を聞くこともあり、盲導犬ユーザーや盲導犬に対する社会の理解や受け入れがまだ十分ではないことを痛感しています。一人でも多くの方に盲導犬ユーザーや盲導犬のことを理解してもらうことで、受け入れの輪が広がり、社会がもっとやさしいものになることを目指して、啓発活動に取り組んでまいります。

 

今回ご寄付をお願いする医療費は、全ての犬が健康で幸せに生きていくのに欠かせないものです。皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

            

 

応援メッセージのご紹介

わかさ生活株式会社

視覚障がいがある方にとって、かけがえのないパートナーである盲導犬。その助けを必要としていても、育成が追い付かない状況を知り、2003年より継続して盲導犬の育成を支援させていただいております。

 

長い関わりの中で、一人ひとりのほんの少しの心の余裕と思いやりが、盲導犬と共に生きていく生活・社会を豊かにしていくと実感しています。

 

一人でも多くの方が盲導犬について理解を深め、目にハンデがあっても不自由なく日常生活を送ることができるよう、これからもわかさ生活は関西盲導犬協会を応援します

 

 

ハープ奏者

内田 奈織 様

私と盲導犬との出会いはさだまさしさんのコンサート会場でした。隣の席になんと盲導犬が!嬉しい驚き!ユーザーさんにお声がけすると、関西盲導犬協会出身の盲導犬とのこと。そして私と協会とのご縁が始まりました。

 

協会の木香テラスでのコンサートでは、たくさんの盲導犬候補生たちがハープの音色をうっとりと聴いてくれました(たぶん!) 他の会場でも盲導犬とユーザーさんの姿が客席にあると、なんともあたたかいコンサートとなるのです。 がんばれ未来の盲導犬たち!協会へのご寄付をどうぞよろしくお願いいたします♪

 

 

 

獣医師

室谷 健太 様

私は、小学生の頃に書籍で盲導犬クイールについて知りました。 幼少期から犬が大好きだった私は、その時盲導犬について大きな感銘を受けたことを今でも覚えています。そして今獣医師となり、主に犬や猫の健康を管理する立場となった中で、ご縁があり盲導犬クイールが過ごした関西盲導犬協会で往診業務をさせていただいております。まさか小さな頃に大きな印象を残した盲導犬クイールとこのような形で繋がるとは思いもよりませんでした。このような縁が人と人、人と動物を結びつけていくのだなと強く感じさせられます。目の不自由な方と盲導犬との素晴らしい縁があるように、多様な縁の連鎖がこの活動の支援となっていくことを心から願っています。そして関西盲導犬協会の「木香テラス」のような動物福祉を重視した施設が日本中に広まっていくきっかけにもなってもらえればと思います。

 

 

税制優遇措置について

 

公益財団法人 関西盲導犬協会への寄付金は、申告によって所得税、法人税、相続税、一部の自治体の個人住民税について税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。詳しくは、こちらをご覧ください。

 <領収書の発行について>
寄付をされた方には、寄付金受領後、当協会より「寄付証明書」を発行いたします。
 
・領収書名義:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」の氏名を宛名として作成します。
・領収書発送先:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」のご住所に2024年10月中にお送りします。

・寄付の受領日(領収日):2024年10月10日付(READYFORから当団体への入金日)となります。

 


【ご留意事項】

▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

▽ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

▽本プロジェクトのリターンのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。

▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
平芳一法(公益財団法人 関西盲導犬協会)
プロジェクト実施完了日:
2025年6月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

2024年度に関西盲導犬協会が管理する犬たちに関わる医療費に充当します。

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ギフト

3,000+システム利用料


【眼科検診1回分】ご寄付コース

【眼科検診1回分】ご寄付コース

●オリジナルカレンダー2025(壁掛け)
●寄付金受領証明書
●お礼はがき

※写真はイメージです。

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

5,000+システム利用料


【マイクロチップ購入・登録1回分】ご寄付コース(アクリルキーホルダー)

【マイクロチップ購入・登録1回分】ご寄付コース(アクリルキーホルダー)

●寄付金受領書
●お礼はがき
●アクリルキーホルダー

※アクリルキーホルダーのサイズは高さ約75mm × 幅約50mmです。色はイエローのみとなります。
※写真は制作中のイメージです。

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

5,000+システム利用料


【マイクロチップ購入・登録1回分】ご寄付コース(卓上カレンダー)

【マイクロチップ購入・登録1回分】ご寄付コース(卓上カレンダー)

●オリジナルカレンダー2025(卓上)
※卓上タイプはクラウドファンディング限定です!
●寄付金受領書
●お礼はがき

※写真はイメージです。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

5,000+システム利用料


【ギフト不要の方】5,000円応援コース

【ギフト不要の方】5,000円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


【1歳検診受診1頭分】ご寄付コース

【1歳検診受診1頭分】ご寄付コース

●アクリルキーホルダー
●オリジナルカレンダー2025(卓上・クラファン限定)
●寄付金受領証明書
●お礼はがき

※アクリルキーホルダーのサイズは高さ約75mm × 幅約50mmです。色はイエローのみとなります。
※写真は制作中のイメージです。

寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


【ギフト不要の方】1万円応援コース

【ギフト不要の方】1万円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

30,000+システム利用料


【肘・股関節検査5頭分】ご寄付コース

【肘・股関節検査5頭分】ご寄付コース

●サコッシュ
●オリジナルカレンダー2025(卓上・クラファン限定)
●寄付金受領書
●お礼はがき

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

30,000+システム利用料


【ギフト不要の方】3万円応援コース

【ギフト不要の方】3万円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

50,000+システム利用料


【混合ワクチン接種約5頭分】ご寄付コース

【混合ワクチン接種約5頭分】ご寄付コース

●サコッシュ
●フェイスタオル1枚
●オリジナルカレンダー2025(卓上・クラファン限定)
●寄付金受領書
●お礼はがき

※タオルの色は私たちが選んでお届けいたしますので、お楽しみに!

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

50,000+システム利用料


【ギフト不要の方】5万円応援コース

【ギフト不要の方】5万円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

100,000+システム利用料


【避妊去勢手術1頭分】ご寄付コース

【避妊去勢手術1頭分】ご寄付コース

●トートバッグ
●御誕生寺ペット健康祈願または法要(お札付き)
●オリジナルカレンダー2025(卓上・クラファン限定)
●寄付金受領書
●お礼はがき

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

100,000+システム利用料


【ギフト不要の方】10万円応援コース

【ギフト不要の方】10万円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

300,000+システム利用料


【ギフト不要の方】30万円応援コース

【ギフト不要の方】30万円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

500,000+システム利用料


【ユーザー様約70名分の予防的医療費1年分】ご寄付コース

【ユーザー様約70名分の予防的医療費1年分】ご寄付コース

●トートバッグ
●京扇子
●御誕生寺でのペットの健康祈願または法要(お札付き)
●オリジナルカレンダー2025(卓上・クラファン限定)
●寄付金受領証明書
●お礼はがき

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

500,000+システム利用料


【ギフト不要の方】50万円応援コース

【ギフト不要の方】50万円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

1,000,000+システム利用料


【年間の盲導犬とユーザーへのフォローアップ費用70名分】ご寄付コース

【年間の盲導犬とユーザーへのフォローアップ費用70名分】ご寄付コース

●協会玄関口に飾るお名前プレート作成
●サコッシュ
●フェイスタオル1枚
●トートバッグ
●京扇子
●御誕生寺でのペット健康祈願または法要(お札付)
●オリジナルカレンダー2025(卓上・クラファン限定)
●寄付金受領証明書
●お礼はがき

※タオルの色は私たちが選んでお届けいたしますので、お楽しみに!

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

1,000,000+システム利用料


【ギフト不要の方】100万円応援コース

【ギフト不要の方】100万円応援コース

●寄付金受領証明書
●お礼はがき

リターンをお届けしない代わりにできるだけ多くをプロジェクトの資金とさせていただきます。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

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